韓国 半 地下 住居。 『パラサイト 半地下の家族』この滑稽さを笑えない――現代の“格差”に寄生した傑作 |CINEMORE(シネモア)

「パラサイト」背景となった半地下住居の修理をソウル市が支援、断熱施工など実施へ

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スポンサー リンク 脱法手段として多かったのは、一つは屋上に増築した建物で、階数を増やしたりバラックを屋上に設置する。 昔は横方向に増築して隣の敷地にはみ出す事すらあったようだが、最近はあまり見られない。 もう一つは半地下で、北朝鮮の攻撃から逃れるため地下室の建設を義務化し、後に住居として使用できるようにした。 そして地下と地上の中間の階は物置のようなものと見なされて非課税になっていました。 建物を建てるときに半地下部屋を作り、賃貸住宅として貸し出して利益を得るオーナーが続出した。 半地下は窓から上が地上に出ていて、窓を開けると道を歩いている人から丸見えになる。 ゴミを投げ捨てていく人が居たり、雨水が流れ込んだりして非常に不快だが家賃は格安です。 特に酷いのは大雨の時で、窓が道路と同じ高さにあるので部屋に水が流れ込み、水浸しになる。 この結果半地下室はカビだらけで常に湿っており、多くはエアコンがないので夏は酷暑になる。 こうした半地下室で暮らす人は80万人、全土ではバラックや違法部屋や極貧アパートに住む人が200万人近く存在する。 韓流女子の実際の部屋は 地方では公有地などにビニールハウスを勝手に建てたビニール住宅、鉄パイプとシートで作った仮設住宅が多い。 面白いのは日本では河川敷などで必ずブルーシートで仮設住宅を作るが、韓国では黒とグレービニールが基調になっている。 大きな町には大抵バラックやビニールで作った住宅が集まる地区があり、貧困者が生活している。 韓国にも生活保護制度があるが、最大でも月3万円程度であり、しかも収入があると収入分減額される。 日本の生活保護は公的費用や医療費一切が免除されるが、韓国ではそのようになっていない。 従って生活保護レベルまで貧しくなった人は、ビニールシートで家を作って最低限の食料で生きるしかなくなります。 映画パラサイトの家族は半地下アパートを借りているので、逆にいえばビニールシートに住む人ほど貧しくない。 韓流映画やドラマでも屋上バラックや地下室がたまに登場するが、現実とはかけ離れた美しい世界として描かれている。 kbs. jpg プライドを捨てたらタルトンネに落ちる もう一つの貧困アパートはソウルの考試院で、もともとは学生が受験勉強や試験に臨むための簡易宿舎でした。 韓国では大学を卒業しても就職率が10%以下で、大学を出てから就職予備校に通う人が多い。 大企業(サムスン等)正社員の平均採用年齢が30歳というから、22歳で卒業して8年間もバイトで食いつながなくてはならない。 考試院は1畳か2畳ほどの空間で、頭上が高いカプセルホテルのような空間で、隣の部屋とはベニヤ板で仕切られているだけです。 考試院の家賃は月3万円から4万円で、最近はアメリカ風に「シェアハウス」と呼んだりしている。 ソウルの半地下室は3万円から4万円なので、1人暮らしなら考試院のほうが安いです。 もちろん公有地に自分で建てたビニール住宅は無料だし、月1万円程度で住める物件も存在している。 タルトンネ(月の町)と呼ばれる地区がソウルや釜山にあり、山地の斜面に違法建築物が並んでいるのを、下から見ると月に続いているように見える。 タルトンネの家賃は1万円から2万円と考試院より安いが、人間としてのプライドを捨てるかぎりぎりの選択になる。 タルトンネ地区に住む人は外の世界と別次元の住人になり、もうそこから出るのが難しくなる。 考試院は一応企業への就職を目指している人が多く、まだ少しは成功の可能性が残されている。 タルトンネは美観を損ねるなどの理由で取り壊されて高級住宅地に代わっており、次第に縮小している。

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アカデミー賞『パラサイト』が描いた韓国絶望格差社会の現実|NEWSポストセブン

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あらかじめご了承ください。 優れて芸術的な映画作品に贈られる、カンヌ国際映画祭「パルム・ドール」は、映画界における最高の権威ある賞だ。 これを初めて韓国映画にもたらした作品が、ポン・ジュノ監督による『パラサイト 半地下の家族』だった。 近年の韓国映画の充実を考えれば、いまになって獲得したことは、むしろ意外に感じるし、ポン・ジュノ監督は、『殺人の追憶』(2003年)、『グエムル-漢江の怪物-』(2006年)、『母なる証明』(2009年)などなど、パルム・ドール級の傑作を10年以上前からすでにいくつも撮りあげているので、受賞は遅すぎた印象すらある。 しかし、賞を獲得したことによる、ヨーロッパやアメリカの批評家、ショービズ界への影響は凄まじく、いまや誰もが、本作『パラサイト 半地下の家族』を賞賛しているという印象。 ジュノ監督は、ジミー・ファロンのTVトークショーに出演するなど、英雄扱いである。 さて、なぜ本作はこんなにも評価されているのか。 その理由は、ジュノ監督ならではの、激烈に面白い娯楽性と、芸術的な演出の共存である。 そして忘れてはならないのが、社会問題を映し出した現代的なテーマの見せ方だ。 韓国では、朝鮮半島全てが戦場と化し、国土が荒廃した朝鮮戦争の被害を教訓に、1970年代になってから、防空設備としての地下室や半地下部屋の建築が、法律によって義務づけられることになった。 その後、経済発展にともないソウルの人口が爆発的に増えたことで、そこは本来の用途からは外れた、安価な賃貸住居として利用されるようになっていったという。 義務化が廃止された現在、半地下住居は減少してきているが、依然として貧困層の住居として需要がある。 『パラサイト 半地下の家族』の主人公となるのは、このような半地下部屋に住んでいる、父と母、息子と娘で構成される4人の貧困家族。 一見、秘密基地のような楽しさもありそうな半地下生活だが、本作での家族の暮らしぶりの描写によって、実際にはそんな甘いことを言っていられない、過酷な現実があることを思い知らされていく。 目立つのはトイレだ。 下水管の位置が高いので、部屋の最も高い位置にトイレが鎮座するという異様な光景が、半地下住居の不便さ、生きづらさを象徴している。 日光はほぼ当たらず、いつでも暗くじめじめとしていて、カビが繁殖しやすい。 さらに、窓が外の道路の低い位置に面しているため、居住者のプライバシーが侵されている部分もある。 家族にとっては、これも日常的な出来事であるようだ。 危険なのは、豪雨などによって洪水が起こったときだ。 完全に密閉されていなければ、居住スペースに汚水がどんどん流れ込むという、悪夢的な状況に陥ってしまう。 日本では最近、温暖化による異常気象の影響か、豪雨の被害にさらされるケースが多くなっているが、東京の水害ハザードマップを確認すると、比較的地価の安い下町は危険だということが一見して分かる。 半地下文化が根付いていない日本でも、同じような現象は起きているのだ。 不平等な社会状況 ソン・ガンホが演じる父親ギテクは、過去に何度も事業に失敗し、真面目に働く意欲を失っている。 母親チュンスクはそんな夫に強くあたり、長男ギウは大学受験生で浪人中。 長女ギジョンもまた美大に合格できず、予備校に通うお金もないまま、みんなでピザの箱を作る内職を続けながら日々を送っている。 そんなある日、ギウはエリート大学生の友人に、家庭教師の働き口を紹介される。 ギウは大学に入学してはいないが、書類を偽造してエリート大学生を騙り、若きIT企業社長パクの邸宅で、社長令嬢の高校生を指導することになる。 若く人の好い社長夫人は、ギウの口車に乗せられて、幼い息子のために美術の英才教育をさせることに同意する。 指導するのは、もちろん半地下一家の娘ギジョンである。 彼女は、ギウと家族であることを隠し、アメリカ帰りの優秀なプロの美術教育者として、パクの邸宅に入り込むことに成功する。 もちろん、これらは詐欺行為にあたるが、本作はこれを面白おかしく描いていく。 興味深いのは、半地下家族たち、一人ひとりの意外に優秀な働きぶりである。 家族はピザの箱作りはぞんざいにやっていて、業者から文句を言われていたが、責任あるポストを与えると急にピリッとして、いきいきと働き始めるのである。 家族には、じつは優秀な人材としてのポテンシャルがあったのだ。 では、なぜ半地下一家は、いまのような境遇に落ち込んでしまったのだろう。 思えば、一家はパク家のように、家庭教師を雇ったり、高額な教材を揃えるなどの経済的余裕がない。 だから、受験を突破するためには、全て自力で何とかしなければならない。 最近、日本でも萩生田光一文部科学大臣が、入試に導入を予定している英語民間試験において、受験機会に不平等な部分があるという批判に対して、「身の丈に合わせて頑張って」という、経済的な余裕のない受験生を突き放す発言が問題となり、延期が決定される事態となった。 これ以上、貧富の格差によって受験の合否が左右されてしまうようになっていけば、格差は事実上固定化されてしまう。 市民が豊かな生活を送っていけるかどうかは、能力よりも家柄や金銭が優先されるのである。 韓国も日本も、階級社会によって、不当に不利益を被る層が、すでに存在しているのだ。 半地下一家の母チュンスクは、パク社長夫人の人の好さについて、「私だって、こんな邸宅に住んでいたら優しくなれるよ」と言い、父親ギテクは、「何かを計画してもどうせ上手くいかない」と語る。 富裕層であるパク一家は、そんな人々が自分のすぐ近くに存在していることに気づかない。 不平等によって自分たちが支えられているという現実を、当然のものとして、全く見ようともしないのだ。 そして、半地下のカビくささに眉をしかめる。 まさに「身の丈に合わせて頑張って」の境地だ。 この鮮やかさに、世界の批評家は驚嘆することになったのである。 ぜひ、その目で直にポン・ジュノ監督の天才的な演出に触れてほしい。 そして、いま起こっているリアルな問題に思いを馳せてほしい。 35:1/ 英題:PARASITE/原題:GISAENGCHUNG.

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韓国の住居形態 < 韓国文化コラム

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この資料は、統計庁が昨年の人口住宅総調査を実施し、初めて居住層別世帯調査を含めたために作られことができた。 言い換えれば、住居の規模と関連した統計分析は今回が初めてという話だ。 この資料によると、首都圏に住む746万2090世帯のうち約7. 首都圏住民15人のうち1人は地下室に住んでいる格好だ。 具体的にみると、ソウル市に住む330万9890世帯のうち約10. 仁川市の場合には82万3023世帯の約5. 寿井区・中院区、地下の部屋の居住世帯の割合最高 京畿道内では31ののうち、地下の部屋の居住世帯の割合が最も高いところは果川市だ。 全体1万7652世帯のうち、およそ約13. がその後を次いでいる。 は全体30万7491世帯のうち約12. 区別で見た際、全国で地下の部屋の居住世帯が最も多いところは、寿井区だ。 このには全体8万9930世帯のうち、およそ約20. 寿井区民五人のうち1人が地下室に住んでいるわけだ。 全国の地下の部屋の居住者の地域別分布を見ると、ソウルが60. 屋上部屋も同じだ。 屋根部屋の居住者の居住地域分布は、ソウル66. 仮小屋とビニール家まで含めば、全体住居極貧層68万3025世帯のうち首都圏居住世帯は63万3216世帯で、92. 世帯員の基準では全体の住居極貧層161万7062人のうち約92. 特に住居極貧層世帯の58. シム・サンジョン議員は"太陽もあたらない土の中に住む極貧層が地面に掲載されて暮らせるようにすることが住宅政策の最優先目標にならなければならない"と主張した。 国民全体が世帯当りの家一軒ずつ所有するとしても73万2000号が余っているということだ。 しかし、自家の割合は55. また、'住宅富裕層の'家持ち順で上位10人が所有した住宅数はなんと5508戸、上位30人が所有した住宅数は9923戸に達し、住宅所有の偏在の実像を示した。 一方、韓国都市研究所が昨年4月、首都圏地域の地下の部屋に居住する462世帯を対象に実施したアンケート調査では、地下、住居問題を解決するために、最も早急に求められる対策と安価な公共賃貸住宅提供 61. 公共賃貸住宅は現在36万戸が供給されているが、これらの大半にすでに低所得層が入居して暮らしている。 したがって今回に把握された不動産68万世帯の住居不安を解消するためには、別途の公共賃貸住宅を追加で供給する対策をまとめなければならないものとみられる。 これと関連してシム・サンジョン議員は、住居やが入居できる公共賃貸住宅の供給計画をと地方政府が一緒に用意しなければならない"、"住居にまず、公共賃貸住宅に入居できる機会を与えて住居費補助政策を並行しなければならない"と主張した。 彼は"政府の国民賃貸住宅の供給は住居の地域別居住分布に合わせて樹立されなければならないだろう"と付け加えた。

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