いとあはれなり 現代語訳。 【大学受験古文】古文の現代語訳クイズその3(総合文法問題)

鳥は

いとあはれなり 現代語訳

「黒=原文」・ 「赤=解説」・ 「青=現代語訳」 原文・現代語訳のみはこちら はしたなきもの。 異人(ことびと)を呼ぶに「我 ぞ」とて さし出で たる。 物など 取らする 折は いとど。 はしたなし=形容詞ク活用、体裁が悪い、間が悪い、みっともない、中途半端だ 異人(ことびと)=名詞、他の人、別の人 ぞ=強調の係助詞、結びは連体形であるが、省略されている。 係り結びの省略。 おそらく「我ぞ 呼びたる」が本来の形だと思われる。 「私を呼んでいる。 」 さし出づ=ダ行下二、出しゃばる、外に出る たる=完了の助動詞「たり」の連体形、接続は連用形。 文末なのに終止形ではなく連体形なのは、直後に「時・場合」である体言が省略されているから。 「出しゃばった 場合」 取らす=サ行下二、与える、やる 折=名詞、時、場合、機会、季節 いとど=副詞、いっそう、ますます、そのうえさらに。 ここでは直後に「はしたなし」が省略されている 体裁の悪いもの。 他の人を呼んでいるのに、「自分を呼んでいる。 」と思って出しゃばった場合。 物などをくれる場合はいっそう(体裁が悪い)。 おのづから 人の上など うち言ひ、 そしり たるに、 おのづから=副詞、偶然、たまたま、自然と 人の上=特定の人物に関すること うち言ふ=ハ行四段、ちょっと口に出す、何気なく言う そしる=ラ行四段、人のことを悪く言う、非難する たる=完了の助動詞「たり」の連体形、接続は連用形 たまたま、人の事をちょっと口に出し、悪く言ったときに、 幼き 子ども の 聞き取りて、その人 のあるに言ひ出で たる。 子ども=名詞、子供たち。 古文においては「子供」というと複数子供がいるということである。 の=格助詞、主格。 「幼い子供たち が聞き覚えて」「その当人 がいるとき」 聞き取る=ラ行四段、聞いて心にとめる、聞いて覚える たる=完了の助動詞「たり」の連体形、接続は連用形。 連体形なのは直後に「時・場合」が省略されているから。 幼い子供たちが聞き覚えて、その当人がいるときに言い出した場合。 の=格助詞、主格 つと=副詞、急に、さっと、じっと、そのままずっと 来=カ変、ここでは未然形なので「来(こ)」と読む。 直後に接続が未然形である助動詞「ず」の連体形「ぬ」が来ているので未然形だと判断する。 ぬ=打消しの助動詞「ず」の連体形、接続は未然形。 直後に「時・場合」などが省略されているから「連体形」になるだろうと考えて活用から判断する。 完了の助動詞「ぬ」の終止形と紛らわしいので注意。 涙が急に出て来ないのは、たいそう間が悪い(あるいは、きまりが悪い)。 泣き顔つくり、 気色 ことに なせ ど、いと かひなし。 けしき(気色)=名詞、ようす、面もち ことなり(異なり)=形容動詞ナリ活用、他とは違っている、相違しているさま。 「けしきことになす」を直訳すると「様子を別な様子にする」であるが、文脈にあわせて「悲しい様子にする」などと訳す。 なす(為す)=サ行四段、する、こしらえる、行う ど=接続助詞、逆接、接続は已然形 かひなし=形容詞ク活用、効果がない、無駄だ 泣き顔をし、悲しい様子にするが、全く無駄である。 めでたき事を見聞くには、 まづ ただ出で来(き) に ぞ 出で来る。 めでたし=形容詞ク活用、魅力的だ、心惹かれる、すばらしい まづ(先づ)=はじめに、先に、ともかく、実に ただ=副詞、直に、すぐに に=格助詞、強調、例:「泣きに泣き」…とにかく泣き、とめどなく泣き。 接続(直前に来る用言)は連用形となる、なので「来(き)」と読んでいる。 ぞ=強調の係助詞、結びは連体形。 係り結び。 出で来る=カ変、係助詞「ぞ」の結びの部分であるため「連体形」となっており「いでくる」と読むので注意 (そのくせ)すばらしいことを見聞きする場合には、真っ先に涙がとめどなく出てくる。 lscholar.

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複数の意味を持つ『いとをかし』と『いとあはれ』の意味一覧《原文/訳付き》

いとあはれなり 現代語訳

〔一〕 六条のあたりにお忍びでお通いになるころ、宮中からお出ましになる途中のお立寄り所として、大弐 だいに の乳 めの 母 と がひどくわずらって尼になっていたのを見舞おうとして、五条にあるその家を訪ねておいでになる。 お車を引き入れられる門は錠 じよう をおろしてあったので、従者に命じて惟光をお呼びになり、お待ちになっていらっしゃる間、いかにもむさ苦しい大路の様子を見渡しておいでになると、この家の傍らに、檜垣 ひがき というものを新しく作って、上の方は半蔀 はじとみ を四、五間ばかりずうっと上げて、簾 すだれ なども白く涼しげにしてある、そこに美しい額 ひたい のみえる女の影が、簾をすかして何人もこちらをのぞいているのが見える。 立ったままあちこちしているらしいが、その下半身を想像すると、むやみに背丈が高いという感じである。 どんな女たちが集まっているのだろうと、珍しくお感じになる。 お車も目だたぬよう略式のものをお使いになっているし、先払いをおさせになっているわけでもないのだから、自分を誰と知るわけはないと気をお許しになって、少し顔を出してごらんになると、門は蔀 しとみ のような扉を押し上げてあって、奥行も浅く、頼りなく粗末な住いなのを、しみじみと胸迫る思いで、この世はどこでも仮の宿なのだとお考えになると、金殿玉楼であろうとこ• 百科 50• 日本大百科全書 27• 世界大百科事典 23• Encyclopedia of Japan 0• 日本語 1093• デジタル大辞泉 177• 日本国語大辞典 870• 字通 0• 数え方の辞典 0• 日本方言大辞典 46• 歴史 81• 国史大辞典 21• 日本歴史地名大系 57• 日本史年表 0• 古事類苑 1• 江戸名所図会 2• 英語 2• ランダムハウス英和 0• プログレッシブ英和 0• プログレッシブ和英 2• コウビルド英英和 0• CAMBRIDGE英英 0• 理化学英和辞典 0• 医学英和辞典 0• ヨーロッパ言語 0• ポケプロ独和 0• ポケプロ仏和 0• ポケプロ西和 0• ポケプロ伊和 0• 羅和辞典 0• ポケプロ和独 0• ポケプロ和仏 0• ポケプロ和西 0• ポケプロ和伊 0• 和羅辞典 0• 東アジア言語 1• ポケプロ中日 0• ポケプロ韓日 1• ポケプロ日中 0• ポケプロ日韓 0• 用語・情報 4• イミダス 2016 1• 現代用語の基礎知識 2016 0• 会社四季報 2016秋 0• 法律用語辞典 0• デジタル大辞泉プラス 3• 図書館情報学用語辞典 0 new! 人名・文化・宗教 31• 日本人名大辞典 8• 世界文学大事典 0• 日本人物文献目録 2• 日本架空伝承人名事典 6• 能・狂言事典 7• 歌舞伎事典 0• 仏教語大辞典 6• 科学 0• デジタル化学辞典 0• 法則の辞典 0• 記事・コラム 0• 週刊エコノミスト 2015-16 0• 生活便利帳 0• 叢書 542• 東洋文庫 93• 日本古典文学全集 449• 文庫クセジュ 0.

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古今著聞集『阿波の国の智願上人』現代語訳

いとあはれなり 現代語訳

スポンサーリンク 紫式部が平安時代中期(10世紀末頃)に書いた 『源氏物語(げんじものがたり)』の古文と現代語訳(意訳)を掲載していきます。 『源氏物語』は大勢の女性と逢瀬を重ねた貴族・光源氏を主人公に据え、平安王朝の宮廷内部における恋愛と栄華、文化、無常を情感豊かに書いた長編小説(全54帖)です。 『源氏物語』の文章は、光源氏と紫の上に仕えた女房が『問わず語り』したものを、別の若い女房が記述編纂したという建前で書かれており、日本初の本格的な女流文学でもあります。 『源氏物語』の主役である光源氏は、嵯峨源氏の正一位河原左大臣・源融(みなもとのとおる)をモデルにしたとする説が有力であり、紫式部が書いた虚構(フィクション)の長編恋愛小説ですが、その内容には一条天皇の時代の宮廷事情が改変されて反映されている可能性が指摘されます。 紫式部は一条天皇の皇后である中宮彰子(藤原道長の長女)に女房兼家庭教師として仕えたこと、『枕草子』の作者である清少納言と不仲であったらしいことが伝えられています。 参考文献 『源氏物語』(角川ソフィア文庫・ビギナーズクラシック),玉上琢弥『源氏物語 全10巻』(角川ソフィア文庫),与謝野晶子『全訳・源氏物語 1~5』(角川文庫) 楽天AD [古文・原文] 内裏より大殿にまかで給へれば、例のうるはしうよそほしき御さまにて、心うつくしき御けしきもなく、苦しければ、 「今年よりだに、すこし世づきて改めたまふ御心見えば、いかにうれしからむ」 など聞こえ給へど、「わざと人据ゑて、かしづき給ふ」と聞き給ひしよりは、「やむごとなく思し定めたることにこそは」と、心のみ置かれて、いとど疎く恥づかしく思さるべし。 しひて見知らぬやうにもてなして、乱れたる御けはひには、えしも心強からず、御いらへなどうち聞こえ給へるは、なほ人よりはいとことなり。 [現代語訳] 源氏の君は宮中から左大臣邸の大殿にご退出されると、夫人はいつものように端然として威儀を正したご様子で、心優しく接してくれる感じもなく、心苦しいので、 「せめて今年からでも、少し夫婦らしい態度にお改めになるお気持ちが見えれば、どんなに嬉しいことであろう。 」 などと申し上げられたけれど、「わざわざ女の人を置いて、かわいがっていらっしゃる。 」とお聞きになられてからは、「重要な正夫人にされる女性だとお気持ちを決めてのことであられるのだろう。 」と、気持ちが離れてしまって、いっそう疎ましく傷つかれておられるのであろう。 努力してそんなことなど見知らないように振る舞って、冗談をおっしゃっているご様子には、強情を押し通すこともできず、お返事などをちょっと申し上げられているところは、やはり他の女性とはとても違っていて格別なのである。 楽天AD [古文・原文] 四年ばかりがこのかみにおはすれば、うち過ぐし、恥づかしげに、盛りにととのほりて見え給ふ。 「何ごとかはこの人の飽かぬところはものしたまふ。 我が心のあまりけしからぬすさびに、かく怨みられたてまつるぞかし」と、思し知らる。 同じ大臣と聞こゆるなかにも、おぼえやむごとなくおはするが、宮腹に一人いつきかしづきたまふ御心おごり、いとこよなくて、「すこしもおろかなるをば、めざまし」と思ひ聞こえ給へるを、男君は、「などかいとさしも」と、ならはい給ふ、御心の隔てどもなるべし。 大臣も、かく頼もしげなき御心を、つらしと思ひ聞こえ給ひながら、見たてまつり給ふ時は、恨みも忘れて、かしづきいとなみ聞こえ給ふ。 つとめて、出で給ふところにさしのぞき給ひて、御装束したまふに、名高き御帯、御手づから持たせてわたり給ひて、御衣のうしろひきつくろひなど、御沓(おくつ)を取らぬばかりにしたまふ、いとあはれなり。 [現代語訳] 夫人は四歳ほど年上でいらっしゃるので、年が過ぎていて、気後れをしているが、女盛りで美しく整ってお見えになる。 「どこに、この人の足りない所があるのだろうか。 私のあまり良くない浮気心から、このように恨まれてしまっているのだ。 」と、思い知らされている。 同じ大臣と申し上げる中でも、この上なく身分の高い左大臣がいらっしゃったが、宮(内親王)との間にお一人の子を儲けて大切に育てられたことで、その気位の高さはとてもすごいもので、「少しでも疎かにするのは、失礼である。 」とお思い申し上げていらっしゃるのを、男君は、「どうしてそんなにまでも。 」と、気にせずにおられる、それがお二人の心の隔てを生じさせたのであろう。 (夫人の父の)左大臣も、このように源氏の頼りないお気持ちを、辛いとお思い申し上げになりながらも、お目にかかられる時には、恨みも忘れて、大切にお付き合いをされておられる。 翌朝、お帰りになるところに、お顔をお見せになられて、源氏の君がお着替えになる時、高名な石の御帯、自分の手でお持ちになられてお越しになられて、お着物の後ろを引き結び直したりなどや、お沓までも手に取りかねないほどに源氏のお世話をなさる、大変なお心遣いである。 楽天AD [古文・原文] 「これは、内宴などいふこともはべるなるを、さやうの折にこそ」など聞こえ給へば、 「それは、まされるもはべり。 これはただ目馴れぬさまなればなむ」とて、しひてささせたてまつり給ふ。 げに、よろづにかしづき立てて見たてまつり給ふに、生けるかひあり、「たまさかにても、かからむ人を出だし入れて見むに、ますことあらじ」と見え給ふ。 [現代語訳] 「こんな素晴らしい帯は、内宴などということもございますようですから、そのような時にでも。 」などと源氏が申し上げれば、 「その時には、もっと良い帯がございます。 これはただ目新しい感じがするだけのものですので。 」と言って、無理に帯をお締め申し上げる。 確かに、万事に源氏の君のお世話をして拝見していると、左大臣は生き甲斐が感じられ、「たまさかでも、このような方を出入りさせてお世話するのに、これ以上のことはあるまい。 」という感じでお見えになる。

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