・第1報 4月1日 聖マリアンナ医科大学病院は1日、3月31日に職員の新型コロナウイルス感染が判明したと発表した。 感染した職員には痰や発熱の症状が認められ、すぐに解熱したが嗅覚・味覚の異常を自覚したため本人の申出によりPCR検査を実施し、陽性が判明した。 現在、職員に症状はなく自宅療養しているという。 同病院は、入院患者及び職員の経過観察を行い、濃厚接触のあった数名の職員は自宅待機とし順次PCR検査を実施していくとしている。 ・第2報 4月3日 聖マリアンナ医科大学病院は3日、4月1日付で感染を発表した職員と同一部署で勤務している2名の職員の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。 今回感染した職員も軽症で、快方に向かっているという。 同病院は、入院中の患者及び職員に対し、保健所指導のもの説明を行い経過観察し、濃厚接触の職員には自宅待機と順次PCR検査を行っていくとしている。 ・第3報 4月9日 聖マリアンナ医科大学病院は9日、4月7日に職員1名の新型コロナウイルス感染が判明したと発表した。 同職員はこれまで発表した3名とは異なった部署に勤務しており、病状は軽症で快方に向かっているという。 濃厚接触のあった職員は自宅待機とし、健康観察や検査の必要な患者に対しては、分かり次第連絡しているとした。
次のエムスリーは3月31日、聖マリアンナ医科大学病院と協力し、新型コロナウイルス感染疑い症例の遠隔画像診断支援サービスを無償で開始すると発表した。 聖マリ医大病院が読影体制を構築・提供するもので、m3. comの特設ページから送付された胸部CT検査画像を協力医師が判定する。 なお、このプロジェクトは、アリババグループ、NOBORI、エムスリーが共同支援する。 エムスリーは医療従事者向け情報サイトm3. comに新型コロナウイルス特設ページを設けた。 ここから新型コロナウイルス感染疑い症例の匿名化済み胸部CT検査画像(肺野条件)を受付ける。 検査データはセキュアな通信環境下で聖マリ医大病院の協力医師が読影を行い、判定する。 判定結果については、同Webページを通じ、確認できるようになっている。 新型コロナウイルスの感染拡大は懸念される中で、新型肺炎の診断においてはPCR検査のほか、臨床症状、検査データ、画像所見も重要となる。 今回の共同プロジェクトでは、画像所見の有効活用に主眼をあて、聖マリ医科大学の放射線部門や救命救急センター等のスタッフの協力を得て、感染拡大の早期収束を目指し、無償のサービス提供を開始した。 このほか、医療情報クラウドサービスを提供するNOBORI(本社・東京都港区)とエムスリーが支援する。
次の2020年4月に発令された『緊急事態宣言』ですが、先日5月14日(木)に 新型コロナウィルス感染症の対策本部会合で、緊急事態宣言について39県での解除を 正式決定することが発表されました。 しかし、東京を始めとする首都圏については、まだ緊急事態宣言は解除されていません。 5月31日を解除の期限とされていますが、第2の余波がおこるのではないかとの懸念も されています。 そんな中、神奈川県にある聖マリアンナ医科大学西部病院にて新型コロナウィルスの院内感染は 発生したことが判明しました。 5月17日現在、75人が聖マリアンナ医科大学西部病院にて感染したことを横浜市は発表しました。 聖マリアンナ医科大学西部病院で新型コロナ院内感染(クラスター)発生の状況 神奈川県では18日現在、1268人の感染者数が判明されています。 その中で横浜市にある聖マリアンナ医科大学西部病院では職員40人を含む計75人が感染し、 うち11人が死亡したと発表されました。 横浜市では、同病院を立ち入り検査し、市の健康福祉局や医療局、旭区の担当者が感染症法や医療法に 基づく感染防止策が講じられているかなどを確認しました。 患者数でも35人の規模なので、同病院でのクラスター(院内感染)の規模は相当大きいものに なっていると思われます。 病院自体が大規模な病院なので、院内感染は免れないのかもしれません。 スポンサードリンク 聖マリアンナ医科大学西部病院の新型コロナ院内感染(クラスター)の感染経路は? 今回、同病院でコロナの院内感染が判明しましたが、 感染経路はどこからなのでしょうか? 同病院の感染者が75人。 そのうち職員が40名感染しているというのが気になりますよね。 同じく神奈川県内の病院や慶應義塾大学病院では、研修医が新型コロナに感染していたという 事例が発生しています。 看護師の方も感染しているようですので、感染経路については患者からだけの経路では なさそうですね。 もともと、優秀だと評判の大学病院ですので、1日の患者数も多いでしょう。 そうなると、どうしても院内が『密』の状態が避けられませんよね。
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