前立腺 が ん 骨 転移。 西郷輝彦ががん再発!ステージは?治療や復帰は?前立腺を全摘したのになぜ再発?|ニュースポ24

前立腺がんが骨転移した時の症状と原因

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内側の「内腺」と外側の「外腺」から成り、真ん中を尿道が貫いています。 前立腺がんが発生しやすいのは、尿道から離れた外腺部分で、このため早期には排尿への影響はほとんどみられません。 もともと前立腺がんは欧米人に多く、日本人はかかりにくいとされてきました。 ところが最近、日本でも急増しており、12年後の2025年には男性では胃がんを抜き、固形がんのトップになると予測されています(図1)。 その原因としてまず考えられるのが高齢化です。 前立腺がんは60歳を過ぎるころから発症し、加齢とともに罹患率が加速度的に高くなっていきます。 男性の平均寿命は79歳まで伸びており、長寿が前立腺がんの増加にそのままつながっています。 もう1つはPSA検査の普及です。 前立腺がんになると、「PSA(前立腺特異抗原)」という糖タンパク質がたくさん作られ、血液中に増えます。 その値を測定することで、がんの可能性をチェックしようというのがPSA検査です。 「検診や人間ドックなどでPSA検査が行われるようになり、以前は見つけられなかった早期がんが発見できるようになったことも、前立腺がん増加の一因になっている」と北里大学医学部泌尿器科講師の佐藤威文さんは話します。 進行前立腺がんの80%に骨転移が 前立腺がんは進行が緩やかで、比較的予後の良好ながんですが、一方で骨転移しやすいという特徴もあります。 佐藤さんによると、ホルモン療法が効かなくなった進行性前立腺がんの80%に骨転移が認められるといいます。 骨転移は、がん細胞からはがれ落ちた一部が、血流に乗って骨に到達し、そこに住みつき、増殖することで起こります。 前立腺がんの場合、リンパ節転移も多く、リンパ管から骨への転移もあります。 部位としては、骨盤骨、腰椎、脊椎など体を支える骨への転移が多く、進行すると他の骨にも転移が進みます。 「骨転移による代表的な症状は痛みです。 転移の初期にはあまり痛みを感じない患者さんもいますが、転移の進行・広がりとともに、がん性疼痛を訴えるケースが増えてきます。 また脊椎に転移して、中を通る脊髄を圧迫すると、麻痺など重篤な症状を引き起こします。 さらに、骨がもろくなるため病的骨折のリスクも高まります」(佐藤さん) 骨の健康を保ちながら、がん治療を 骨転移に伴うがん性疼痛、病的骨折などの症状を「骨関連事象(SRE)」と呼びます(図2)。 つまり、骨転移のある患者さんでは、骨の健康を保ち、骨関連事象をしっかり予防しながら、がん治療を進めていこうという考え方です。 佐藤さんは「前立腺がんでは転移が起こっても、期待余命(あと何年生きられるかの年数)が2~3年と比較的長い。 また北里大学の検討でも、全身で5カ所以内の骨転移症例(EOD1 *)の5年生存率は70%と高いことが確かめられています。 この残された時間を、QOLを良好に保ちながら、有意義に過ごしてもらうことが大事。 泌尿器科医にとって骨は異質な領域。 このため、以前はあまり関心が寄せられませんでした。 しかし、前立腺がんが急増し、転移例が増えるなか、骨のマネジメントは緊急の課題となっています。

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前立腺がんの骨転移治療:骨転移には早期発見・早期治療が大切 骨の健康を保ちながらがん治療を!

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1 骨転移とは 他の部位にがんができた患者さんで、がんができた場所から血流を巡って、骨に転移巣を作る病態です。 がんと診断された時点から骨転移が判明する方もいれば、治療の経過中に発症する方もいます。 近年ではがん治療の治療成績が向上し、長くなった治療経過の途中で骨転移が問題になる人も増えています。 がんを発症していない人の中でも、持続する体の痛みがあり、調べてみるとがんの転移だったということもしばしば経験します。 (がんの既往がない若年の方では頻度が低い病態ですので、過度に心配することはありません。 ) がんの原発巣別では肺がん、乳がん、前立腺がんなどで多く見られますが、全身のどの部位のがんでも骨転移を来たす可能性はあります。 骨転移は、骨にもともとある細胞が腫瘍化する病気(原発性骨腫瘍:骨肉腫、ユーイング肉腫、骨髄腫など)とは区別され、対処も異なります。 2 骨転移の症状 痛み 骨自体は痛みを感じることはありませんが、腫瘍が骨の外に進展し、骨を包む骨膜やまわりの神経が障害することで痛みを感じます。 痛みがないこともあります。 骨折 骨が溶け、骨皮質が薄くなり体重や筋収縮の荷重に耐えられなくなると骨折に至ってしまう場合があります。 (がんの転移による)病的骨折とよびます。 神経障害 骨の周りには重要な神経が走っていることが多く、その場所に対応した神経障害を生じることがあります。 とくに脊椎(背骨:頸椎7個、胸椎12個、腰椎5個と仙骨からなる)に病変ができて、その中を走る脊髄を損傷するような状況では下肢の麻痺などの重大な神経障害となることがあり、注意が必要です。 手や足が動かしづらくなった、などの場合には早めに担当医に相談しましょう。 高カルシウム血症 正常の骨では骨が溶けるのと、形成されるのが拮抗していますが、骨転移を有する患者さんでは骨が溶ける分が多くなり、血中のカルシウム濃度が上昇します。 意識障害や口渇などの症状が出ることがあります。 3 骨転移の診断と必要な検査 骨転移の診断 がんの治療前、経過中痛みがあるときなどに、画像検査で診断を行います。 画像検査では骨が溶けたようになる時と、骨が固くなる時の両方があります。 がんの転移かどうかの判断が難しい時は骨の病巣に針を刺し、細胞を採取するなどして病理診断を行うこともあります。 単純写真 骨が溶けたような画像所見が認められることがあります。 また、痛みが強い時などには骨折や骨の変形の程度を評価することもあります。 CT検査 他の部位と合わせて経過観察中にCTで骨の転移がわかるということがあり、骨転移が発見される契機としては一般的な検査です。 骨転移があっても溶骨、造骨がはっきりしない場合などもあり、小さい骨転移まですべてがわかるというわけではありません。 MRI検査 骨の内部の様子はX線検査では診断しづらく、その中の組織の状態を画像化することによりCTではわかりづらいものでも骨の病状が判断できることがあります。 骨シンチグラフィー 骨の材料に類似した放射性物質を注射して骨の代謝が活発に起こっている部位を画像化します。 病気の広がりや、CTなどでは判断が難しい部位で代謝の情報を得るために行います。 4 骨転移に対する治療 放射線治療 次で解説します。 手術 がんの治療として骨に転移した病巣を取る手術を行うことは多くはありません。 しかし、病巣が限局していて取りきれる範囲である場合など、特定の癌種の特定の状況では手術を行うこともあります。 それ以上に頻度が高いものにがんの転移による骨折(病的骨折)と脊髄圧迫に対する手術があります。 がんの転移が原因の骨折に対して、生活の質を保つための手術を行う場合もあります。 脊髄の麻痺が切迫している場合には除圧術という、神経の圧迫を解除する手術を行うこともあります。 薬物療法 ゾレドロン酸、デノスマブ 骨を強くする薬として歯の骨への影響が出ることがあり、使用前に治療が必要な口腔内の異常がないか確認する必要があります。 デノスマブを使用する際にはカルシウムが下がりすぎないよう、補充するなどの注意が必要になります。 鎮痛薬 痛みを伴うことが多いため、適切な鎮痛薬(オピオイド、消炎鎮痛薬、鎮痛補助薬など)を積極的に使用します。 がんに対する薬物治療 一部の病態ではがんに対する薬物治療がよく効果を示すので放射線治療よりも薬物による全身療法が優先されることがあります。 とくに乳がんや、前立腺癌ではホルモン療法や、化学療法の効果が期待される場合はそちらが優先されることがあります。 薬剤が効きやすい遺伝子変異をもつ肺がん、リンパ腫などでも、骨転移による症状が少なければ、まずそれぞれの腫瘍に対する治療を行うことがあります。 5 骨転移に対する放射線治療 外照射 従来からもっとも一般的に行われる治療です。 痛みがある部位に放射線治療を行うと7割の患者さんで痛みの改善が期待できます。 副作用は治療をする部位出現します、治療の部位によって異なりますが一般には強い放射線治療を行うことは少ないので副作用も重大なものは稀です。 これまでは10回(合計30グレイ)の治療を行うのが一般的でしたが、最近では病状に応じて5回(合計20グレイ)や1回(8グレイ)で治療される場面も多くなりました(痛みをよくする効果は同等とされています)。 定位照射 放射線を病変がある部位に限局し、その分強い治療を行うことでより高い効果を得ることを期待するというのが定位照射の考え方です。 従来は肺や脳の腫瘍によく用いられてきましたが、最近では骨にも定位照射を行う試みがなされています。 転移の病変が1個だけの時や、普通は治療が難しい2回目の照射などに用いています。 Ra223(ラジウム223)という放射性物質を注射します。 毎月1回、6か月間にわたって使用することが一般的です。 日本では最近承認された薬剤で、痛みをよくするだけでなく、その後の治療成績も改善したというデータがあり今後使用されることが多くなる可能性があります。 保険適応上はホルモン療法が効かなくなって、骨転移が問題になっている方が治療の適応です。 注射した薬剤がカルシウムと同じような動態を示すので、骨に集積しそこで放射線を放出することで症状がよくなるというメカニズムです。 副作用には骨髄抑制(白血球、血小板、赤血球が減少する)などがあります。 6 骨転移キャンサーボード 駒込病院では骨転移を有する患者さんにより質の高い治療を行うための工夫として、2015年より骨転移キャンサーボードを開催しています。 整形外科、骨軟部腫瘍科、リハビリテーション科、緩和ケア科、放射線科から、医師、看護師、薬剤師などのスタッフが集まり、第一、第三火曜日にカンファランスを行っています。 7 まとめ 患者さんからよく質問いただく、がんの骨転移に関する診断、治療の情報をまとめました。 診断、各治療ともいくらか進歩している部分があり、それらを組み合わせてできるだけ生活の質を落とさないように丁寧に対処していくことが必要です。 骨転移と診断されて調べられている方は、不安が多いと思います。 骨転移は問題がスッキリ解決することは少なく、症状がある中でどのように生活をしていくか相談することも多くあります。 がんとその骨転移の診療に慣れ、がんの病状の全体像をみわたせる主治医とよく対話することが大切だと思います。 8 役に立つリンク• 執筆者紹介 清水口 卓也(しみずぐち たくや) がん・感染症センター都立駒込病院 放射線診療科(治療部)医員 富山大学 平成21年卒 専門分野:放射線腫瘍学(婦人科がん、乳がん、肝がん、悪性リンパ腫) 資格:日本放射線腫瘍学会放射線治療専門医、日本医学放射線学会会員、日本放射線腫瘍学会会員、第1種放射線取扱主任者、検診マンモグラフィー読影認定医•

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前立腺がんが骨転移した時の余命や生存率!痛み等の症状や予後も

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前立腺・前立腺癌とは?|在宅医療の基礎知識 前立腺は、直腸と恥骨に挟まれ、膀胱の出口にあり、尿道を囲っている臓器です。 男性特有の器官であり、生殖器の1つでもあります。 精子を保護するような作用のある前立腺液を作る器官として働いています。 そんな前立腺にできる癌が、前立腺癌です。 前立腺癌は早期に発見すれば手術や放射線治療で治癒することが可能です。 また、比較的進行がゆっくりであることが多いため、かなり進行した場合でも適切に対処すれば、長期にわたってコントロールすることができます。 ただし、ひとくちに前立腺癌といっても、人の顔がひとりひとり違うように、実は顔つきの悪さがそれぞれ異なります。 前立腺癌の中でも低分化な(悪性度の高い)癌は、手術や放射線で取り切ったと思っても実は体のどこかに潜んでいて、しばしば再発・転移をきたします。 特に 前立腺癌は骨に転移しやすいことが知られています。 その他、リンパ節・肺・肝臓に転移することもあります。 前立腺癌の初期は、ほとんど自覚症状がありません。 前立腺癌は、前立腺の中でも尿道から比較的離れたところ(外腺)に発生することが多く、排尿障害などの自覚症状がすぐに出るとは限りません。 そのため、前立腺癌の検診(PSA検診)を受けていないと見つからず、骨に転移して痛みが出て初めて診断される方もいます。 前立腺癌で末期にまで至ってしまうのは、このように、たちの悪い前立腺癌になってしまったか、発見が非常に遅れてしまったか、といった方が多いです。 転移のある前立腺癌の治療経過の実際とは 進行して転移してしまった前立腺癌はどのように治療されるでしょうか。 局所であれば、手術または放射線治療によって完全に治すことができる場合も多いのですが、ひとたび転移をしてしまうと、局所だけ治しても根治には至らないことから、薬での治療がメインとなります。 具体的には、日本ではまず ホルモン療法が行われます。 ホルモン療法とは、男性ホルモンを遮断することで前立腺癌をコントロールしようとするものです。 ほとんどの前立腺癌は、男性ホルモンを遮断することによって縮小します。 長い方は10年以上、その状態で保つことができます。 しかし、中にはそうしたホルモン療法に抵抗性を示す前立腺癌が混じっており、早い方で半年もすると再燃してきます。 ホルモン療法が適切に行われているにも関わらず腫瘍マーカー(PSA)が上昇してくるものを、去勢抵抗性前立腺癌といいますが、この段階においては、ホルモン療法の薬を変えたり、化学療法(抗がん剤治療)が行われたりします。 (より早い段階から抗がん剤をすることが命をのばすことにつながるという考え方もあります) その後次々に治療を導入していきますが、その段階までくると前立腺癌を根治するということは難しく、いかに命をのばし、生活の質を保つかということが重要になります。 前立腺癌の末期の状況を理解しましょう 前立腺癌の末期になると、骨に転移しているほか、リンパ節、肺、肝臓などに転移していきます。 この段階において介護者が意識すべきこと、知っておくべきことは何でしょうか。 1つ目は、 骨転移による痛みのコントロールです。 前立腺癌は骨に転移しやすい代表的な癌のひとつであり、痛みが出ることがあります。 痛みに対しては、WHO疼痛ラダーに従ってコントロールするのが一般的です。 詳細は別項に譲りますが、前立腺癌の末期の方が腰痛など骨の痛みを訴える場合は、痛み止めを増量するなどの対応が必要なことを覚えておきましょう。 2つ目に、 骨転移部位の病的骨折・神経麻痺です。 前立腺癌は骨に転移しやすいのは先述の通りですが、癌が転移した骨というのは普通の骨よりも折れやすいのです。 折れることによって痛みが強くなることもあれば、それが神経を圧迫すると下肢に麻痺が出てしまうこともあるため、体位変換や入浴介助などの際には特に注意が必要です。 その場合は早期に除圧術等の対応をとらないと麻痺が永久に治らないことになります。 3つ目は、 ホルモン療法の副作用で、更年期障害のような症状が出ることです。 前立腺癌が転移した状態では、男性ホルモンを遮断する治療を行いますので、ホルモンのバランスが通常とは変わります。 そのため、胸がはったり、ホットフラッシュといって顔が急に熱くなったりするほか、太りやすくなったり、認知症の進行が早まることもあると言われています。 4つ目は、局所症状の問題です。 前立腺癌があまりに進行すると、膀胱の出口が塞がれてしまい、尿閉(尿が自力で出せなくなること)になってしまうことがあります。 また、膀胱に浸潤したりなどして、血尿が出るようになる場合もあります。 その他、前立腺癌だけでなく癌一般のことですが、倦怠感、食欲低下、浮腫など、あらゆる症状が出現し得ますので、よく観察するようにしましょう。 前立腺癌末期の臨床症例 85歳男性。 前立腺癌骨転移に対してホルモン療法を5年前から行っているが、2年前から去勢抵抗性前立腺癌となり、薬を変えながら治療をしている。 軽度の脳梗塞の既往があり、軽度の麻痺と廃用症候群があることから、ADLはつかまり立ち程度で、どうにか自力でトイレに行っている状態。 最近、夜間頻尿のため、1晩に3回トイレまで頑張って歩いているが、ある晩転んでしまい、救急車でかかりつけの病院で入院となった。 検査の結果、腰椎に病的骨折が多発していた。 症例の解説 この症例は、前立腺癌が骨に転移しており折れやすい状態にある中でいよいよ転倒してしまい、残念ながら骨折してしまいました。 このように、高齢で体力が落ちている利用者さんが、夜眠い中で無理をしてトイレにいくことで転倒してしまうということはしばしばあります。 尿器をベッドの近くに置いておき、夜間はそこで用を足すようにするなど、転倒予防をはかることが大切であると思われます。 まとめ 癌の末期といっても、症状は人それぞれ違います。 また、癌の種類によっても違います。 前立腺癌の場合は骨に転移しやすいことや、ホルモン療法を受けていること、尿に関する症状を伴う場合があることなどに注意する必要があります。

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