うっ血性心不全 看護。 心不全で看護する重要な観察項目は「呼吸困難」「SAS」「貧血」の出現に注意しましょう!

うっ血性心不全の症状は?原因や診断・治療・予後・余命は?

うっ血性心不全 看護

うっ血性(うっけつせいしんふぜん、congestive heart failure)とはに異常が生じて心臓ポンプ機能が破綻し、心室内圧の上昇や主要臓器への血流不全を生じ、それに基づく症状が出現した状態である。 心不全はさまざまな疾患により誘発される病態の総称である。 その中で、体液や肺への過剰な水分貯留を伴うものをうっ血性心不全と総称している。 、心臓弁膜症やだけでなく、など心臓を取り巻くさまざまな要因が発症にかかわっている。 【症状】 心不全の主な症状は呼吸困難または起座、下腿浮腫などに代表される肺または体循環へのうっ血症状である。 左心不全を発症すると、主に肺うっ血を来し、呼吸困難を生じる。 また、右心不全の典型的な症状は下腿浮腫に代表される体うっ血である。 その両方の症状を有した場合は両心不全と呼ぶこともある。 【評価】 うっ血の評価として身体所見が重要である。 肺うっ血の評価として肺、の有無の確認を行う。 体うっ血の評価としては一般的に頸静脈や下腿圧痕浮腫の有無が用いられる。 【治療】 古くから使用されているフォレスターの分類や近年日常臨床に有用とされるシナリオ分類を用い、その分類に応じて治療方針を決定する。 古典的なフォレスター分類は病態に応じて4つに区分される。 投与および利尿剤、血管拡張薬が治療の主たるものであるが、時には強心薬を要するほどの重症心不全も存在する。 根本的治療は先に挙げた心不全発症の原因を究明し治療を行うことである。

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うっ血性心不全について

うっ血性心不全 看護

心不全と治療薬 心不全の症状と前負荷・後負荷 心不全には「呼吸困難・息切れ」、「易疲労感」、「低心拍による症状」、「全身うっ血による症状」などが挙げられる。 低心拍では低血圧や意識障害、ショックが起こる。 全身うっ血では浮腫や肝肥大が起こる。 心臓は血液を送り出すポンプの役割を果たすが、「全身に血液を送り出すとき」や「血液が戻ってくるとき」などで心臓に負担がかかる。 つまり、心臓に対する負担には「心収縮のときの負荷」と「心拡張のときの負荷」の二種類がある。 心臓が拡張するということは、静脈から血液が心臓の方に戻ってくるということである。 そして、静脈から多くの血液が戻れば戻るほど、その分だけ血液を受け入れないといけないので心臓に負担がかかる。 このように、静脈が関わる心臓に対する負荷を 前負荷という。 また心臓が収縮するということは、心臓が血液を送り出しているということになる。 そして、心臓から出ていく血液が多いと、その分だけ負荷が大きくなる。 このように、動脈 末梢血管抵抗 が関わる負荷を 後負荷という。 利尿薬は前負荷を軽減する働きがあり、心不全の治療に用いられる。 心不全治療の戦略 心不全患者では心筋の収縮力が低下している。 つまり、心臓のポンプ機能が弱っているのである。 これによって、うっ血や浮腫が起こる。 心不全患者には心臓の収縮力を増強するように働く薬を使用する。 心臓のポンプ機能が低下しているため、薬によって心筋収縮力を改善させるのである。 心筋のポンプ機能を強くさせるには二つの方法がある。 一つは「強心配糖体」を使用する場合であり、もう一つは「心筋細胞内のcAMP量」を増加させる方法である。 これにより、心臓の機能が回復する。 また、心不全治療の戦略として「心臓の負荷を軽減させる」という方法がある。 一つの例として、血液量を減らすことが挙げられる。 血液が多すぎれば心臓はその分だけ血液をがんばって全身に送り届けないといけない。 例えば、10Lの水を運ぶのと1Lの水を運ぶのでは、当然後者の方が楽である。 通常の身体活動で疲労、呼吸困難、狭心痛を生じる。 通常の身体活動以下で疲労、呼吸困難、狭心痛を生じる。 心不全、狭心症徴候が安静時にも認められる。 ACE阻害薬 利尿薬 ジギタリス剤 その他強心剤 心不全治療薬 ・ジギタリス 強心配糖体 ジギタリスは心筋細胞において、 Na +-K +交換系(Na +-K +-ATPase) を阻害する。 Na +-K +交換系はNa +を細胞外に、K +を細胞内に取り込むように働く。 そのため、ジキタリスを投与すると細胞内のNa +濃度が上昇する。 この状態のままではNa +が細胞外に排出されないため、代わりの機能が働く。 この代わりの機能がNa +-Ca 2+交換系である。 Na +-Ca 2+交換系は細胞内へNa +を取り込み、Ca 2+を細胞外へと排出する。 ただし、 この交換機構は両方向に回転することが知られており、Na +を細胞外へ、Ca 2+を細胞内へ取り込むようにも働く。 ジキタリス投与時ではNa +-Ca 2+交換系が回転して働くことでCa 2+が細胞内に流入し、Ca 2+濃度を上昇させる。 Ca 2+は筋収縮力を増大させる働きがあり、このような作用によってジギタリス剤は強心作用を示す。 ・心筋細胞内のcAMP量増加 心筋細胞内において、cAMPの量が増えれば心筋収縮力は改善される。 そのため、心不全の治療には心筋細胞内においてcAMP量を上昇させるように働く薬を使用する。 上の図を見る限り、cAMP量を増やすには以下のような方法を思いつくことができる。 このような作用をする薬に ドパミン、ドブタミンがある。 これによって心筋収縮力を増大させる。 このような薬には アミノフィリン(商品名:ネオフィリン)、ミルリノン(商品名:ミルリーラ)がある。 ・心臓の負荷軽減 心臓の負荷を軽減する薬物としては次のようなものがある。 血液と言っても、そのほとんどは水分である。 利尿薬はその名の通り利尿作用があり、水分をどんどん外に排出させる。 これによって体内の血液量を減少させ、心臓の負担を減らすのである。 利尿薬は前負荷を軽減する働きがあり、 フロセミド ループ利尿薬、商品名:ラシックス 、スピロノラクトン(商品名:アルダクトン)などがある。 アルドステロンは腎臓での再吸収を促す。 これによって水分量が増え、血圧が上昇する。 これによってアルドステロンの分泌が抑えられ、水の再吸収が抑えられる。 なお、ACE阻害薬は血圧減少作用も併せもつ。 ACE阻害薬には エナラプリル(商品名:レニベース)、カプトプリル(商品名:カプトリル)などがある。 しかし、これには例外がある。 心不全患者では心臓が弱っている。 そこに薬よって無理やり心臓を働かさせるため、よけい心臓が弱ってしまうという悪循環に陥ってしまう。 これに対してカルベジロールが使用される。 硝酸薬には ニトログリセリン(商品名:ニトロダーム)、硝酸イソソルビド(商品名:ニトロール)があり、前負荷・後負荷を軽減する。 また血管拡張作用を併せもち、心臓の負担を減らす目的で心不全患者に使用される。 このような薬物として カルペリチド(商品名:ハンプ)がある。

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左心・右心不全の病態生理と治療

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うっ血は先ほども説明したように、病態でなくても血を止めた状態でも起こりますが、それ以外にはどのような病態があるのか説明しますね。 うっ血が起こる病態 うっ血が起こる原因疾患としては、• 心不全(うっ血性、急性、慢性)• うっ血乳頭• 肺うっ血• 腎うっ血• うっ血肝• 心筋症 などが挙げられます。 充血が起こる病態 一方充血が起こる原因疾患としては• 結膜炎(アレルギー性結膜炎)• 咽頭結膜炎(プール熱)• ぶどう膜炎• 翼状片• ベーチェット病• 川崎病 などがありますが、やはり白目にはっきりとした赤い血管が浮き出る目の病態が一般的にイメージできると思います。 参考文献:第9版 イラスト解剖学P208 最後に ポイントをまとめます。

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