アスペルガー 症候群 診断 テスト。 アスペルガー症候群について

アスペルガー症候群の特徴や診断テストチェック、治療法まとめ | 子育て19(子育て塾)

アスペルガー 症候群 診断 テスト

アスペルガー症候群には大きく分けて3つの症状があります。 「コミュニケーションの障害」「対人関係の障害」「限定された物事へのこだわり・興味」の3つです。 コミュニケーションの障害 表面上は問題なく会話できるのですが、その会話の裏側や行間を読むことが苦手です。 明確な言葉がないと理解がむずかしく、比喩表現などをそのままの意味で鵜呑みにしてしまう傾向があるため、人の言葉を勘違いしやすく、傷つきやすい面があります。 対人関係の障害 場の空気を読むことに困難さがあり、相手の気持ちを理解したりそれに寄り添った言動が苦手な傾向にあります。 そのため、社会的なルールやその場の雰囲気を平気で無視をしたような言動になりがちで、対人関係を上手に築くことが難しいです。 限定された物事へのこだわり・興味 いったん興味を持つと過剰といえるほど熱中します。 法則性や規則性のあるものを好み、異常なほどのこだわりを見せることがあります。 その法則や規則が崩れることを極端に嫌う傾向があります。 一方、この特性は逆に強みとして活かすこともできます。 アスペルガー症候群に気づくタイミングは? アスペルガー症候群について、気になる症状がある場合は医師に相談し、診断を受けることもできます。 医療機関では、診断基準に基づいたテスト、その人のライフスタイルや困難についての質疑応答など、しっかりと話を聞いた上で総合的に判断されます。 原因や治療は「自閉症」と共通するパターンが多いです。 個々のニーズにあった療育や支援、投薬が必要となってきます。 なお、DSM-5ではアスペルガー症候群は自閉症スペクトラム障害と診断されるようになったため、今後アスペルガー症候群の診断が下ることは少なくなると考えられます。 しかしICD-10によって診断を行う医師もおり、またすでにこの障害名での診断をうけた当事者も多いことから、本記事ではICD-10におけるアスペルガー症候群の診断基準をご紹介します。 表出性・受容性言語や認知能力の発達において、臨床的に明らかな全般的遅延はないこと。 診断にあたっては、2歳までに単語の使用ができており、また3歳までに意思の伝達のための二語文(フレーズ)を使えていることが必要である。 身辺処理や適応行動および周囲に向ける好奇心は、生後3年間は正常な知的発達に見合うレベルでなければならない。 しかし、運動面での発達は多少遅延することがあり、運動の不器用さはよくある(ただし、診断に必須ではない)。 突出した特殊技能が、しばしば異常な没頭にともなってみられるが、診断に必須ではない。 社会的相互関係における質的異常があること(自閉症と同様の診断基準)。 a 視線・表情・姿勢・身振りなどを、社会的相互関係を調整するための手段として適切に使用できない。 b (機会は豊富にあっても精神年齢に相応した)友人関係を、興味・活動・情緒を相互に分かち合いながら十分に発展させることができない。 c 社会的・情緒的な相互関係が欠除して、他人の情動に対する反応が障害されたり歪んだりする。 または、行動を社会的状況に見合ったものとして調整できない。 あるいは社会的、情緒的、意志伝達的な行動の統合が弱い。 d 喜び、興味、達成感を他人と分かち合おうとすることがない。 (つまり、自分が関心をもっている物を、他の人に見せたり、持ってきたり、指し示すことがない) C. 度はずれに限定された興味、もしくは、限定的・反復的・常同的な行動・関心・活動性のパターン(自閉症と同様の診断基準。 しかし、奇妙な運動、および遊具の一部分や本質的でない要素へのこだわりをともなうことは稀である)。 次に上げる領域のうち少なくとも1項が存在すること。 a 単一あるいは複数の、常同的で限定された興味のパターンにとらわれており、かつその内容や対象が異常であること。 または、単一あるいは複数の興味が、その内容や対象は正常であっても、その強さや限定された性質の点で異常であること。 b 特定の無意味な手順や儀式的行為に対する明らかに強迫的な執着。 c 手や指を羽ばたかせたり絡ませたり、または身体全体を使って複雑な動作をするなどといった、常同的・反復的な奇異な行動。 d 遊具の一部や機能とは関わりのない要素(たとえば、それらが出す匂い・感触・雑音・振動)へのこだわり。 障害は、広汎性発達障害の他の亜型、単純型分裂病、分裂病型障害、強迫性障害、強迫性人格障害、小児期の反応性・脱抑制性愛着障害などによるものではない。 医療機関で診断を受けるかどうか、決めるのは本人や家族の判断となります。 ですが、上記で述べた症状や特徴が多く当てはまる場合や、気になることがある場合には、一度身近な専門機関で相談するとよいでしょう。 チェックポイントなどで、ある程度傾向をみることができますが、アスペルガー症候群は診断が非常に難しい障害です。 インターネットなどでもセルフチェックできるサイトもありますが、信頼しすぎて素人判断をしないようにしましょう。 また、子どものことを思いすぎるあまり、偏った目でチェックしてしまう場合もあります。 本人にとって適切な支援をするためにも、主観的な判断にならないよう自己判断をせず、きちんとした専門機関で診断してもらうことが大切です。 いきなり専門医に診てもらうことは難しいので、まずは無料で相談できる身近な専門機関の相談窓口を利用するのがおすすめです。 子どもか大人かによって、行くべき機関が違うので、以下を参考にしてください。 【子どもの場合】 ・保健センター ・子育て支援センター ・児童発達支援事業所 など 【大人の場合】 ・発達障害者支援センター ・障害者就業・生活支援センター ・相談支援事業所 など アスペルガー症候群の診断は医師の問診がメインとなります。 問診で本人が自宅や学校でどのような日常を送っているのかを詳しく聞き取ったり、直接本人の様子を見たりして症状や特性などを判断します。 また、親との面談の時にこれまでの生育歴・既往歴・家族歴などを聞かれます。 子どもことを医師が正確に知るために親や担任にチェックリストを記入してもらうことがあります。 それ以外にも必要な場合には心理テストや知能テストを行い、総合的に判断します。 大人の場合には、医師の問診でまず現状の確認をします。 この時に日常的に困っていること、普段の生活の様子、得意なことや他の病院にかかっているかどうかを伝えるようにします。 次にこれまでの経緯を聞かれます。 子どもの頃の様子、家族から見た印象やこれまでの病歴などについて 次に心理検査・生理学的検査などが行われます。 そうしてひとまずの診断が下されます。 1回の受診で診断が下されることはありません。 時間をかけて慎重に診断が下されます。 受診の際に必要な準備や持ち物 受診する医療機関によっても変わりますので、準備や持ち物については予約時に確認しましょう。 問診がありますので、分かりやすく説明できるよう、参考になる資料を用意しておくとスムーズでしょう。 日常生活での行動や様子も診断する際に参考にします。 専門機関を受診する前に、アスペルガー症候群の特性がどの程度あるか、本人の状態を把握しておくことが大切です。 資料として役立つことがあるので、日常生活での行動や様子の具体的なメモを持参するとよいでしょう。 子どもの場合 ・担任に記録してもらった学校での様子のメモなど ・母子手帳 ・保育園や幼稚園時の連絡帳 ・通知表 ・子どもの自筆のノートなど 大人の場合 ・家族に聞いた子どもの頃の様子のメモ ・小学校の通知表など子どもの頃が分かるもの など 問診に合わせて行われる検査.

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アスペルガー症候群とは?症状や対策、診断テストをご紹介!

アスペルガー 症候群 診断 テスト

発達障害とひとことに言っても様々な種類があります。 注意欠陥・多動性障害(ADHD)• 自閉症スペクトラム(ASD)• 学習障害(LD)• 広汎性発達障害(PDD) などの種類があり、それぞれ症状によって分類されています。 どのような発達障害に対しても適切なサポートが必要で、療育治療が望ましいと言われています。 発達障害の中には アスペルガー症候群というものがあります。 アスペルガー症候群は自閉症スペクトラム障害のうちに含まれるもので、典型的な自閉症とは違い、 知的発達や言語発達に遅れがないものを言います。 今までは自閉症スペクトラム障害とも別に分類されていたのですが、本質的には同じく連続したものであるとのことから、新しい診断基準で統一されています。 身近にアスペルガー症候群っぽい方も多いのでは?全員がそうだとは言い切れませんが、僕が子供の頃にはなかった障害の呼び名なので、 診断を受けていないだけのアスペルガー症候群患者は多数いるようです。 コミュニケーションを取ったり、対人関係が難しい• 興味が限定的で、一つのことに対してこだわりが強い こう言った症状がアスペルガー症候群の特徴です。 知的な遅れや言語の遅れなど、目に見えてわかるような発達の遅れがないので、大人になるまでアスペルガー症候群だと気づかない人も多いんです。 周囲から言われて病院を受診してみると、実はアスペルガー症候群だったとか。 コミュニケーションを取ることが苦手• 対人関係を築くのが苦手• 一つのことに対して偏った興味を持ったり、こだわりが強い• 感覚が敏感になったり、鈍感になったりする• 感覚の偏りから、動きがぎこちない と言った特徴があり、 保育園や小学校の頃は気づかれないケースが多々あります。 また、大人になっても症状が軽減されるケースは少なく、小さな子供の頃からずっと症状が持続します。 簡単に治るものでもなく、サポートしながら付き合っていく必要があるんです。 コミュニケーションを取ることが苦手 自閉症スペクトラムの場合、小さな頃は言語の発達が遅れたり、小学校入学頃になると知的な遅れも目立ってきます。 言語の遅れからコミュニケーションを取ることが苦手になってしまう子供も多いんです。 しかし、 アスペルガー症候群の場合は知的な遅れや言語の遅れが観察されないため、表面上は人とのコミュニケーションも取れます。 話も通じますし、みんなと同じように会話ができているように見えるんです。 ただ、アスペルガー症候群の人はちょっと曖昧な表現だったり、濁した表現を汲み取ることが出来ません。 ストレートにものを言われれば聞き取ることが出来るのですが、 人間の会話で生じる雰囲気を感じ取ることが苦手です。 言語以外の表情や身振りと言った表現に対しても、しっかりと会話と同じように読み取ることが出来ません。 ストレートに言ってくれないと内容を把握できないんです。 そのため、周囲からすればなんとなく会話が通じない人と思われているかもしれません。 対人関係を築くのが苦手 アスペルガー症候群を抱えている人は、自分の興味あることに対してのめり込む習性があるので、どうしても 他の人に対して興味を持つことが出来ません。 他人との関係性を築くためには、まず相手のことを知らなければいけませんよね。 好きなこと、嫌いなこと、何をしている人なのか、何歳なのか、など対人関係を築く前に相手のことを知ろうとします。 しかし、 アスペルガー症候群を抱えている人は相手に対しての興味が湧きません。 相手が話している内容に対して興味がなければ聞けませんし、そもそもその人に対しての興味がないかもしれません。 自分が興味を持ったことに対してのめり込むのは良い事なのですが、対人関係で考えると相手のこと、相手の気持ちを理解するのが難しいのがアスペルガー症候群を抱えている人の特徴。 興味関心を持つことが偏っている アスペルガー症候群を抱えている人は、興味を持つこと、関心があることが偏っている傾向にあります。 一つのことに興味を持つと、そればっかりに意識が持って行かれてしまい他のことは耳に入ってこなくなります。 何か好きなことが出来ると、いつもそれしか考えられず、何よりも興味があることを優先します。 子供の場合、お腹が空いてもご飯も食べずに、何時間も一つのおもちゃで遊びたがったりします。 これはアスペルガー症候群だけではなく、自閉症スペクトラムにも言える症状。 我が家の息子も、出かけるとご飯も食べずにずーっと一つのおもちゃで遊んでいるときがあります。 あっちにもっと遊ぶところあるよ。 と声をかけても、2、3回話しかけたくらいじゃ全然聞こえていません。 耳元へ行き肩を叩きながら大声で声を掛けると「ん?」って振り返ったりはしますが、すぐに無視して遊び出します。 「なんだ、パパか。 」 くらいに思われてるのかもしれませんね…。 これくらい一つのことに興味を持ってのめり込んでしまうので、 周囲の人から見るとちょっと奇異的に見られる可能性もあります。 要領よく考えることが出来ない アスペルガー症候群を抱えている人は、一つ興味を持つことが出来るとのめり込んでしまいます。 すると、周囲のことは何も考えられなくなってしまうんです。 つまり、 一つのことに対しての集中力は素晴らしいのですが、それ以外が全て抜けてしまいます。 人は何かを行うときに• あれをして• これをして• こうなるということは、あれもやっておこう なんて物事を順序立てて要領よくこなしていく能力がありますよね。 日々の生活はもちろん、仕事をする上でも大事な能力です。 アスペルガー症候群を抱えていると、そのように物事を順序立てて要領よく考えることが出来ないため、生活や仕事で苦労する場面が多々あります。 感覚が敏感になったり、鈍感になったりする 人間には五感という感覚が備わっていますね。 触覚 の5つ。 大抵の方はこの感覚を感じ、コントロールすることで様々な動作をしていますね。 しかし、 発達障害を抱えている方はそれぞれの感覚が敏感になったり、鈍感になったりします。 中には、それぞれの感覚が入り混じってしまう人もいるようです。 音を聞いているのに音を色で感じたり、目で見ているのに匂いを感じたり。 発達障害の方に多いこの現象を 共感覚と呼びます。 絶対音感を持っている人っていますよね?あれも共感覚の一つです。 そのため、 発達障害を抱えている人には天才型が多いとも言われます。 感覚が極端に敏感になったり鈍感になったりするので、体の動きにも影響してきます。 細かい動きが苦手だったり、一定の動きがぎこちなくなったりします。 発達障害を抱えている人は手先が不器用になったり、極端に器用だったりする傾向にあります。 アスペルガー症候群の治療方法 ADHDなどの発達障害に対しては、精神安定剤のような薬が処方されることがあります。 しかし、 アスペルガー症候群に効く薬というものは発見されていません。 薬での治療は難しいので、トレーニングをしながら付き合っていくことが必要となります。 基本的には コミュニケーションスキルや集中力に対してのトレーニングを行い、社会性を育むことが重要です。 また、難しいと感じられるかもしれませんが、周囲の人に対してアスペルガー症候群であることを打ち明け、サポートしてもらうことも大事です。 基本的にアスペルガー症候群を抱えていても社会的に大きな問題は無いと捉えられる場合が多いので、社会生活に大きな支障をきたすことは少ないでしょう。 ただ、自覚を持ってトレーニングすることが大事。 アスペルガー症候群を含む発達障害は、先天的な脳の障害であるためはっきりとした原因が特定できません。 原因を特定するよりも、障害を理解してあげてサポートしてあげること、トレーニングすることが重要です。 発達障害者支援センターでサポートしてもらう 各都道府県には 発達障害者を支援するための施設が設置されています。 アスペルガー症候群を疑うようなシーンが見受けられた時には、そういった支援施設へ相談してみましょう。 相談に対応してもらえますし、サポートを受けられる病院を紹介してくれるでしょう。 日本児童青年精神医学会の指定医を探す 日本児童青年精神医学会では、一定の基準をクリアしている医師を検索することができます。 ホームページ上に表示されているので、発達障害に詳しい医師がいないか調べて訪問するのも良いでしょう。 アスペルガー症候群をチェックする方法 最近では、インターネット上でも発達障害のテストを行えるようになっています。 と言っても、 これは本来の医師が監修していないケースも多く、この結果だけで発達障害と断定できるものではありません。 本当に悩んでいて気になっている場合には、しっかりと専門の相談所へ行った方が良いでしょう。 「大人の発達障害」を疑ったら試したい20のチェックリスト 文春オンラインでも発達障害について取り上げられており、「大人の発達障害」を疑ったら試したい20のチェックリストというものが用意されています。 子供の頃に判断するのは難しいのですが、発達障害は遺伝するとも言われているので 子供の発達が気になっている親御さんは多いでしょう。 「発達障害なのかな?」と心配になったり、中にはお子さんが発達障害を抱えており教育に不安を抱えている方もおられるはず。 僕の息子も発達障害(ASD)を抱えているので、今後の教育に関してとても不安を抱えています。 意外だと思われるかもしれませんが、学習、勉強に興味を示してくれない子供に対して効果的なのが、語学学習!そう、英会話など外国語学習が子供の学習を促進してくれる可能性があります。 ここで紹介しているのは、七田式教室という 日本でも有名な幼児教室が販売している英会話教材。 七田式教室は子供の教育だけではなく、 脳の発達や生活までフォーカスして展開している幼児教室。 その七田式教室から販売されている英会話教材です。 子供の発達を促進させたい• 何か学習、勉強するきっかけを与えたい• 育児、教育に対して不安がある そんな方におすすめの教材ですので、気になる方はぜひ一度ご覧ください。

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アスペルガー症候群について

アスペルガー 症候群 診断 テスト

大人のASD(自閉症スペクトラム、アスペルガー症候群・広汎性発達障害など) 「発達障害」の1つである「ASD(自閉症スペクトラム)」は先天的な脳機能障害であり、いわゆる「自閉症」や「AS(アスペルガー症候群)」もこのカテゴリの中に含まれます。 このページでは大人の「ASD(自閉症スペクトラム、アスペルガー症候群・広汎性発達障害など)」の特徴や診断基準、得意な仕事や仕事での困りごととその対処法についてまとめています。 ASD の人は、学校や職場など社会の様々な場面で 人とのコミュニケーションや関わりに難しさが生じることが多くあります。 また興味や関心が狭い範囲に限られやすく、 独特のこだわり行動や振る舞いが見られることもあります。 他にも五感などの感覚が人よりとても敏感に感じたり、逆にほとんど感じない分野がある人もいます。 このような特性は人によってどの特徴が強く出るか、またどの程度の強さなのかもまちまちです。 全く同じタイプの人は二人といないと言ってもよいでしょう。 基本的に生涯これらの特徴を持ち続けますが、大人になり求められる行動基準が高くなってから初めて困難さが明らかになることもあります。 「3つ組の障害」 1979年にイギリスの児童精神科医ローナ・ウィングは、「ASD(自閉症スペクトラム、アスペルガー症候群・広汎性発達障害など)」を含む自閉症の人が持つ特徴として「ウィングの3つ組」を提唱しました。 ASD を理解する上でこの「3つ組の障害」という視点から考えるのが分かりやすいのでご紹介しておきます。 自閉症の人が持つ特徴 「ウィングの3つ組」 社会性の質の違い 周囲の人とかかわる時に適切にふるまうことができず、相手と関係を築いたり、築いた関係を維持していくことが難しい。 コミュニケーションの質の違い 相手が言っていることや感じていることを理解したり、気づくのが難しい。 また自分が言いたいことや感じていることを相手にわかりやすく伝えたり、表現するのが難しい。 想像力の質の違い 自分が見たり予想していた以外の出来事や成り行きを想像したり納得することが難しい。 自分の興味のあることや心地よいパターンの行動に強いこだわりがあり、想定外の行動を取ることに抵抗を示す。 ASD の特徴 ASD(自閉症スペクトラム、アスペルガー症候群・広汎性発達障害など)の特徴について説明します。 グループでの業務・活動が苦手 ASD(自閉症スペクトラム、アスペルガー症候群・広汎性発達障害など)のお子さんには幼稚園・保育園や学校などの集団生活になじめない人が少なくありません。 授業や行事で一斉に同じ活動をしたり、クラスの中で他のお子さんと 適切な距離感を取りながら付き合うのが苦手な人が多いです。 大人になっても職場や町内会・親戚付き合いなど様々な場面で集団活動に参加する必要があります。 しかも子どもの頃よりも与えられた役割を果たすことを求められるようになり、「パス」したくてもできない事が多くなります。 仕事の場面で言えば、 ASD の人は一人で黙々と作業をするのは得意な傾向にありますが、チームで業務を行うのが苦手な人が多くいます。 よく「空気が読めない」と表現される状態です。 チーム内で孤立してしまったり、周囲と足並みを揃えずに自分が良いと思ったことを独断で行い、他のメンバーを混乱させてしまうことがあります。 言葉や図で説明されない限り、本人にはチームがどんな目標のためにどうやって動いているかを理解したり、それを踏まえて自分はどう動けばよいかを理解するのが難しいのです。 結果として周囲からは非協力的な態度だと受け取られてしまいやすくなります。 やり取りがうまくかみ合わない ASD(自閉症スペクトラム、アスペルガー症候群・広汎性発達障害など)の人の中には、子どもの頃に言葉の発達に遅れがあると指摘を受けていた人も多くいます。 その後成長して日常生活の読み書きや会話は十分できるようになった人でも、独特の言葉の使い方をすることがあります。 少し表現が不自然な程度であればやり取りしていても大きな問題にはなりません。 しかし、 言われたことを独自に解釈して理解のズレが生じたり、わかりにくい表現をして相手にうまく伝わらないことも少なくありません。 仕事の上では業務の指示を誤って理解したり、報告や相談をするときに話が分かりづらく支障が出ることがあります。 また職場では状況が色々と変化する中でその場で言われたことを理解し適切に返答するといった動的なコミュニケーションが求められるようになります。 そのようなスピード感があり、きちんと具体的に説明しないやり取りだと理解が追いつかなかったり言いたいことをぱっとまとめて伝えられないという人も少なくありません。 学校では急な変化が少なく自分のペースで落ち着いてやり取りできる静的なコミュニケーションが多いため、学校生活では問題が目立たない人もいます。 毎日やることが決まっているからです。 しかしそのような人でも 就職してから急に困りごとが深刻になることがあります。 言葉の使い方以外にも、会話をする中で相手がどんな気持ちでいるか表情などの様子から読み取ったり、読み取った 相手の気持ちを踏まえて伝え方を修正することが苦手です。 そのため例えば怒っている相手に火に油を注ぐようなことを気にせず伝えてしまうといったことが起こりがちです。 他にも会話を円滑に進めるために笑顔で応えたり共感の気持ちを態度で示すことがうまくできず、会話をしていても何となくぎくしゃくした雰囲気になってしまうこともよくあります。 自己流で物事を進めたがる ASD(自閉症スペクトラム、アスペルガー症候群・広汎性発達障害など)のあるお子さんは 特定の物事を手順通りに行うことに強くこだわることがあります。 例えばいつもの道順でなく別の道から行こうとすると拒否したりします。 自分の知らない別の方法ではどんな結果になるか想像ができず、恐れや抵抗を強く感じてしまうためです。 子どもであればパニックになるほど混乱することもありますが、成長するにつれてそのような場面は減っていきます。 しかし大人になってもあらかじめ説明してもらえないと、 自分が納得した方法で物事を進められない時には困惑してしまうことがあります。 仕事であれば、マニュアルや指示の通りに作業をするよう言われていても、 自分が気になってしまうと作業を先に進めることができなかったりします。 中には 指示されていないことも気になってしまい、違う方向に作業してしまう場合もあります。 このため作業の効率が落ちたり作業が完了できなくなることもあり、職場での評価が下がってしまうことも残念ながら少なくありません。 診断名の変化 「自閉症・アスペルガー症候群」から「自閉症スペクトラム」へ もともと発達障害の歴史は1940年代のアメリカの精神科医レオ・カナーによる知的障害をともなう「自閉症(カナータイプ)」の研究から始まりました。 そのため1970年代までは「自閉症」というと知的障害があるという認識が一般的でした。 その後1979年に、上記「3つ組の障害」で取り上げたローナ・ウィングが、1940年代にオーストリアの小児科医ハンス・アスペルガーが行っていた知的な遅れのない自閉症の研究について改めて取り上げました。 ウィングがアスペルガーの研究にちなんで 「知的障害をともなわない自閉症」のことを「アスペルガー症候群」と名づけたことで、その存在が世界中に知られるようになりました。 その際に古典的な「自閉症」や「アスペルガー症候群」、また「特定不能の広汎性発達障害(全ての特徴はそろっていないが「自閉症・アスペルガー症候群」のいくつかの特徴を持っている)」などを 「自閉症スペクトラム」に統合することになりました。 虹の色が連続して変わるように、特性の出方が人によって強く出たり、弱く出たりしているという、「自閉症」の新たな捉え方を打ち出しました。 ASD の診断 診断までの流れ ASD(自閉症スペクトラム、アスペルガー症候群・広汎性発達障害など)を診断できるのは医師だけです。 診断を受けたいと思ったら、 精神科や心療内科に通院する必要があります。 発達障害を診ることができる医療機関はまだまだ多いとは言えませんので、 お住まいの自治体の障害福祉課や発達障害者支援センターなどで、発達障害に詳しい医療機関の情報を集めた上で通院先を選ぶことをお勧めします。 クリニックでは医師の問診を主に行います。 初診では生育歴の聞き取りなどで1~2時間程度時間を取ることもあります。 通常の診察は1回15分程度が一般的です。 「発達障害」のある人は能力のばらつきが大きいため、各項目の IQ 値の差(ディスクレパンシー)が通常より大きく出ることが多くあります。 いわゆるアスペルガー症候群の人は言語理解などの言語性が高く、処理速度などの動作性が低く出ることが多いでしょう。 逆に動作性が高く言語性が低いという人も自閉症スペクトラムの人の中にはいるため、全体の能力の凸凹の様子を見た上で診断の参考にしているようです。 通院頻度は月1、2回から週に1回など個人差があります。 半年以上通院を続け、ASD の症状が継続して現れていることが確認できると、診断を受けることができます。 周囲から見て症状があまりわからないタイプの人は「自閉症スペクトラムの傾向がある」という言い方で医師から伝えられることもあります。 そのような人もとても困りごとが多かったり深刻だったりすれば支援を受ける必要がありますので、障害者枠での就労など必要な支援を受けるのに確定診断が必要な場合は、主治医に相談されることをお勧めします。 社会でのコミュニケーションや対人交流の持続的な障害• 社会での情緒的な相互交流の障害 興味や感情、愛情など相手と共有できる割合が少ないために、一般的でない人へのかかわり方をしたり言葉のキャッチボールに失敗してしまうような例から、人とのかかわりを自分から持てなかったり相手からの働きかけに反応できない例まで幅広くある。 社会的交流における非言語コミュニケーション行動の障害 アイコンタクトやボディランゲージが一般的でない使い方だったりジェスチャーの意味理解や使用がうまくできない例から、表情や非言語コミュニケーションが全く欠けている例まで幅広くある。 人間関係を築いて保ち理解することの障害 様々な社会的文脈に合わせて行動を変化させることに難しさがある例から、一緒にごっこ遊びをしたり友達を作るのが難しい例、また仲間を作ることに全く興味がない例まで幅広くある。 限られた反復されるパターンの行動や興味、活動(以下の項目のうち少なくとも2つに当てはまる)• 型にはまった体の動き、物の使用や発話 単純な常同運動やおもちゃを一列に並べる、物をひっくり返す、エコラリア(オウム返し)、奇妙な言い回しなど• 同一性へのこだわり、決まった手順への融通の利かない固執、儀式化された言語もしくは非言語行動パターン 小さな変化に対して過剰に嘆き苦しむ、変化への対応の難しさ、融通のきかない考え方のパターン、儀礼のような決まった型での挨拶、決まり事を必ず行ったり同じものを毎日食べる必要性など• 集中の深さや狭さが一般的でないほど非常に限られている大変強い興味・関心 一般的でない物への強い愛着や没頭、過度に限られたもしくは固執した興味など• 感覚入力に対しての反応性の過度の上昇もしくは低下、もしくは周囲の環境の感覚的側面に対しての並外れた興味 痛みや温度に対して明らかに反応しない、特定の音や触感に対する強い拒否反応、過度に物のにおいを嗅いだり触ったりする、光や物の動きを夢中で追っているなど• 症状は早期の発達段階までに発現していなければならない(が、社会的な要求が限られた能力を超えるまで全てが現れないかもしれない。 もしくは後天的に学んだ対処法で見えなくなっているかもしれない。 社会生活を送る中で人間関係などでの困りごとが深刻で、強迫、躁鬱、睡眠障害などの二次障害が起きている人には 二次障害用の治療薬が処方されます。 栄養バランスが乱れていることも多く、その際はサプリメント(ビタミン、ミネラル、乳酸菌など)が有効なこともあります。 ASD の治療薬の開発は国内外で行われています。 例えば人間の体内でホルモンや脳内神経伝達物質として働くオキシトシンを投与することで、自閉症のある人の社会性を改善するという臨床試験は国内の研究機関でも行われています。 しかし効果があるかどうかはまだ未知数であり、メカニズムも含め詳細はよくわかっていません。 しかし、実際には「社会性の難しさから空気を読んでいない(ASD的)」のか、「衝動的に行動している(ADHD的)」のか、また「こだわりから作業を続けている(ASD的)」のか、「過度に集中している(ADHD的)」のか、専門家でも判別しづらいことがあります。 そのため当社では診断名にこだわらずに、個別にアセスメントした上で具体的な支援方法を検討するようにしています。 よろしければご覧ください。 ASD の人が得意な仕事・職業 ASD(自閉症スペクトラム、アスペルガー症候群・広汎性発達障害など)の特徴があると日常や仕事で不都合なことも起きやすいですが、その特徴のおかげで逆に 業務の上で長所として発揮できることも少なくありません。 「社会性の弱さ」のために周囲の視線や暗黙の了解にとらわれることなく、いい意味で周りを気にせずに自分の仕事に打ち込める人もいるでしょう。 「こだわり」が業務で求められている方針と一致すれば、 きっちりとルールを守り継続して同じ作業を続けられることを評価してもらえる職場も多いはずです。 また ASD のある人は多くの人が見逃しがちな細かい部分に気づいたり、ほかの人が面倒に思いがちな工程も抜け漏れなく行う特徴を持っている人が多く、 正確さを求められる業務では重宝されるでしょう。 他にも「自閉症スペクトラム」の人には嘘がつけず裏表のない実直な方が多く、まじめに仕事に取り組む姿勢はどんな業務でもプラスに評価されるでしょう。 ASD の人がはまり役になる可能性の高い職種は以下のようなものとなります。 ASD の方に向いている職業・職種 ルールやマニュアルがしっかりしている 経理・財務、法務・情報管理、コールセンターなど 専門分野の知識を活かせる プログラマー・テスター、テクニカルサポート、電化製品等販売員など 視覚情報の強さが活かせる CADオペレーターなど ASD の方に向く仕事や働き方について下記ページで解説しています。 よろしければご覧ください。 職場での「困りごと」と「対処方法」 困りごと1: 抽象的な指示を理解できない 「いい感じにやっておいて」などの抽象的な指示を受けた場合、ASD の方はどのように動けばよいのかが判断できず困ることがあります。 また、「多めに発注しておいて」などの指示も「多めとは、何個のことだろう?」となり把握が難しいでしょう。 対処方法 抽象的で分かりにくい部分について 上司や同僚に相談できるスキルが必要です。 新規の業務ではない場合、これまでの実施された同様の業務の例を参考にしてみるとよいでしょう。 また、可能であれば、 具体的な数字を入れて指示してもらうように依頼しましょう。 困りごと2: 臨機応変な対応が苦手 仕事上では、その場その場で臨機応変な対応が求められることがありますが、「ASD」の方はそのようなことはあまり得意ではありません。 ただし、マニュアル化をしていくことにも限界がありますので、優先順位のつけ方や対応方法などを上司や同僚に確認する、というスキルがある程度必要です。 困りごと3: 音・匂い・色・肌ざわりが気になる ASD の方の中には、パソコンのキーボードをたたく音や空調の音などいわゆる生活音を非常に敏感に感じる方がいます。 生活音の他にも蛍光灯の光や化粧品のにおい、衣服の肌さわりなどに敏感でそのままでは仕事や生活が困難な方がいます。 対処方法 光の刺激に弱い場合はサングラス、音に過敏な場合はノイズキャンセリング機能付きのイヤホンなどを利用しましょう。 制服を着用しなければならない場合、肌触りが気になるようであれば制服の下にTシャツなど別の衣類を挟みましょう。 可能であれば職場に相談しながらなるべく音の刺激が少ない(窓際など)場所にデスクを置くなどの配慮してもらうようにしましょう。 困りごと4: 職場での人間関係に苦労する ASD の方は人間関係を築くことが苦手な方が多く、職種、職場によってはシビアなコミュニケーションが必要とされる場合もあり働き続けることが困難なケースが見られます。 対処方法 まずは 仕事でしっかり成果を出すことを心がけましょう。 職場は成果を求められる場所です。 しっかり働いて仕事に貢献できていれば基本OKです。 仕事ができていれば上司や同僚から信頼を得られ、普段の振る舞いが少々規格外であっても好意的に見てくれます。 また、仕事ではチームで仕事をする場合があります。 チームメンバーとして仕事をする場合は、 リーダーや先輩から聞いたことを確実に実行するというスタンスでいれば間違いありません。 また仕事に必要な内容であればリーダーや先輩から受けたアドバイスを素直に受け取り、行動を変えることにも是非チャレンジしてみてください。 困りごと5:「適当に」仕事ができない ASD の方の中には、いい意味で言うとお仕事に対して完璧主義、常に全力投球という方がいます。 一方で、手の抜き方がわからずに疲れすぎてしまう、少しのミスが許せず自分を責める、あるいはミスをした他者を責めてしまうことがあります。 また、中には物事に集中しすぎてしまう(過集中)方がおり、 一度集中のスイッチが入ると時間の経過を忘れ、気づくと今度はスイッチが切れたように疲れ切ってしまうというタイプの方がいます。 対処方法 仕事にかける目安の時間を上司と打ち合わせしておき、事前に打ち合わせた時間までに完成したものをチェックしてもらうようにしましょう。 その時点で上司のOKが出ればそのお仕事は完了、NGがある場合は、どこをどう直すかアドバイスがもらい「頑張りすぎ」を防ぐようにしましょう。 「過集中」になってしまう方は、 「休憩すること」をスケジュールに組み込んだり、アラームなどを使って休憩時間と業務時間を意識的に区切るようにしましょう。 ASD の方に向く仕事や働き方について下記ページで解説しています。 よろしければご覧ください。

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