イナゴ 海を渡る。 イナゴの大群の最後。時々ニュース等で流れるイナゴの大群。移動...

4000億匹のバッタ、ゴビ砂漠に到達し熱風を避けるため、ほふく前進開始wwww

イナゴ 海を渡る

概要 [ ] 蝗害を起こすバッタを 飛蝗、 トビバッタ、 (英語では「」)という。 また、飛蝗の群生行動を 飛蝗現象と呼ぶ。 飛蝗現象下にあるワタリバッタの群れがの飛行を妨げる場合すらある。 群生行動をしているバッタは、や畑作作物などに限らず、全ての(やなどの植物由来の製品にまで被害が及ぶ)を短時間のうちに食べ尽くしてしまう。 当然、被害地域の食糧生産はできなくなるため、住民の間に食糧不足やをもたらす事が多い。 また、大発生したバッタは大量の卵を産むため、数年連続して発生するのが特徴である。 を含む大抵の国では、の普及により過去のものとなっているが、諸国など国土が広大で組織的な駆虫が難しい地域では、現在も局地的に発生し大きな被害を出している。 日本での発生は稀なため、の「蝗」に誤って「」の訓があてられたが、などに生息するイナゴ類が蝗害を起こすことはない。 特徴 [ ] 蝗害(飛蝗現象)は上重要であるとともに生態学的にも興味深いため、多くの研究が積み重ねられている。 群生相 [ ] サバクトビバッタの幼虫。 高密度の集団中で世代交代を繰り返すと群生相の個体が生まれてくる。 (上)孤独相 (下)群生相 バッタは蝗害を起こす前に、普段の「孤独相」と呼ばれる体から「群生相」と呼ばれる移動に適した体に変化する。 これをと呼ぶ。 群生相の孤独相に対する外見上の特徴は、• 孤独相に比べて暗色になる。 翅が長くなる。 足が短くなる。 頭幅が大きくなる。 胸部の上が孤独相は膨らんでいるのに対し、群生相はへこんでいる。 (電子顕微鏡で見ると)触角の感覚子の数が減少している。 などが挙げられる。 行動上の特徴は、• 群生相の個体は互いに近づこうとする(孤独相の個体は互いに離れようとする。 ただし、孤独相のバッタも群れに入れると群生行動を共にする )。 産卵前期間が増加し、羽化後生存日数が減少し、産卵回数、産卵数が減少する。 孤独相の時には食べなかった植物まで食べるようになる。 などが挙げられる。 群生相、孤独相はそれぞれ生まれつきのものである。 ただし両親の遺伝子の組み合わせによるものではなく、親が暮らした集団の密度によるものであり、それも親がのような分泌液の刺激を受けたわけではなく、別の個体との接触が主な原因と言われている。 また、はっきりと2型に区別できるものではなく、程度の差がある。 集団生活をしている親からは、集団の密度が高いほど、より群生相が強い子が産まれる。 逆に集団密度が低くなると孤独相に近い子が生まれる。 この特徴は世代を超えて累積的に遺伝する。 相変異の原因物質は、の一種で、11種類のアミノ酸からなる[His 7]コラゾニン ()というである。 H コラゾニンだけで群生相になるかどうかはよく分かっていないが、少なくとも体色の黒化、前翅長、後脚腿筋、胸部の変化、触覚の感覚子の減少といった、外見上の変化があることが実験的に確かめられている。 ただし、行動上の影響についてはむしろ否定的な実験結果が出ており、相変異の原因についてまだ十分には解明されていない。 生態 [ ] 砂地に産卵するサバクトビバッタ バッタ科の雌は、を使って土や砂地の地下数センチメートルに産卵する。 背の高い草が密集している場所での産卵は苦手であり、近年北米で蝗害が減った原因のひとつは、が減少して草の背丈が伸びすぎたためとも言われている。 大量に産卵が行われるには草原や河原の砂地などが必要であり、蝗害は草原と耕作地が隣接しているような場所で発生しやすい。 また、群れを維持するためには大量の植物が必要であり、日本のように狭い土地では蝗害はほとんど発生しない。 一般に、これらの地帯でたまたま高気温、高降水量となった時に大発生する。 これは土地が湿って一時的な草場ができることで、バッタが集中的に発生して群生相が生まれるためである。 一方でによって河川の底だった砂地が草地となることも群生相が出現する要因となり、歴史上の中国などで見られる。 産卵は主に秋に行われ、卵は越冬して春に孵化する。 孵化直後は体が小さいので被害は少ない。 毎日体重と同じぐらいの量の草を食べるといわれている。 のロッキートビバッタの例では、5月にで孵化し、孵化直後は飛べないので歩いて周辺の草を食べつくし、6月始めに成虫となり、北や北西に飛び立っている。 向かう方位はさまざまであるが、方向は一定しており、追い風の時に移動し、向かい風の時には地面で休憩する様子が観察されている。 群れが次世代の群れを生むため、被害の年は連続することが多い。 一方で、何かのきっかけで群れが一度消滅すると、次に群生相が生まれるほど個体の密度が上がるまでは数十年と大発生が見られないこともある。 もっとも、バッタの大発生は周期的なものであり、連続して起こることはないとする文献もある。 大規模な移動を行うのは、一般的には食を求めてとする説が多いが、繁殖に関連する現象とする説もある。 あるいは、天敵からの逃避が目的とする説もある。 サバクトビバッタに関する研究によると、群生相の方が産卵数は少ないが、外敵に襲われにくいことから個体群増加(群の全重量増加)は速い。 群れの大きさ [ ] にを襲ったロッキートビバッタの群れの大きさは、幅160キロメートル、長さ500キロメートルである(この面積は日本の全面積の3分の1ほどである)。 平均高さ800メートル、場所によっては1600メートルであったと報告されている。 また、同じ場所では6時間以上にわたって観察された。 この群れが移動するため、被害面積はこれよりもはるかに大きくなる。 ただしこれは観察された最大級のサイズの群れであり、通常はここまで大きな群れになることはない。 群れの個体数に関して確からしい値としては、に写真を使ったサバクトビバッタの観察結果で、1立方メートル当たり17匹、個体数500億匹、重さ11万5000トンという値が報告されている。 サバクトビバッタは比較的大形のため、他のバッタではもっと密度が高い可能性がある。 ただし、近年であっても目視による観察ではかなり過剰に報告されることが多い。 種類 [ ] 蝗害を与えるバッタの種類としては、 ()のうち相変異をするものである。 被害が大きいことで有名なのは次の通りである。 北アフリカ全域〜インド・希にヨーロッパの主に砂漠地帯 Dociostaurus maroccanus アフリカ北西部からアジア Melanoplus spretus 20-35mm。 沿岸部を除く Nomadacris septemfasciata アフリカ東部 Locustana pardalina Brown Locust アフリカ南部 Nomadacris succincta ボンベイトビバッタ Bombay locust 西南〜東南アジア Anacridium属のバッタ Tree Locusts アフリカ、地中海沿岸、近東 蝗害の歴史と特色 [ ] 中国 [ ] 中国に被害を与えてきたトノサマバッタ 中国では、大規模な大雨や旱魃が起こると必ずといっていいほどの群生相が発生し、大規模な農被害を与えてきた。 そのため蝗害(蝗災)が天災の一つに数えられている。 そして、天災は皇帝の不徳によるものとされてきたため、各時代の政府はこの対策に取り組み、発生した天災の記録を残した。 そのためもあり、中国には蝗害の記録が非常に多い。 歴史 [ ] 古くはのにも蝗害の記録が見られる。 また、の詩篇『』にもバッタ駆除の様子が書かれている。 代になると記録が増え、(6年) を始めとして、、には20回以上もの蝗害の記録があり、の思想家 や官僚の も自書の中で蝗害について述べている。 頃から政府の取り組みについての記録も増え、にはのの時代に官庫を開いて窮民を救済した旨の記述がある。 代になって儒者から「祭礼を怠るから蝗害が起こるのだ」との意見が出たり(『』五行志三)、政治の要諦を説いた『』にはの皇帝が蝗を飲み込んで蝗害を止めたと言う伝説が書かれている。 に流域で発生した蝗害に対して、当時の宰相が対策を命じている。 記録も詳細になり、被害の様子や群れの移動の様子も書かれるようになった。 代になると本格的な対策が考えられるようになり、にはが晩に火を焚いて飛蝗を誘い込む方法を提案している。 代に書かれた『』には蝗害予防の方法が記されており、村(当時は社と記した)単位での管理や予防が共同体約定と言う形式で事実上義務化されていたことがわかる。 ただし蝗害は依然として重大な被害を与えており、元崩壊の原因のひとつになっている。 代になった、は著書『屯塩疏』の第3編を『除蝗疏』として対策を記し、後に『』に編入された。 代の、が『』を著している。 清代には記録も増えており、正史以外の書物にも記録が見られるようになる。 この清末のにはが『』を、同じ清代に『捕蝗要訣』と言う防除法を記した書物が作られている。 現代でも蝗害は無くなったわけではなく、夏にはを飛蝗が襲っており、1平方メートルあたり350-500匹、飛来面積は220万畝に上っている。 また、2020年にアフリカで発生したサバクトビバッタによる被害も中国まで到達している。 朝鮮 [ ] 『』に蝗害の記述を多く見ることが出来る。 「高句麗本紀 太祖大王」に「秋八月 國南蝗害穀、秋八月、東獵得白鹿、國南飛蝗害穀」。 「百済本紀 肖古王」に「四十六年秋八月、國南、蝗害、民饑」。 「新羅本紀第十 元聖王」に「秋七月 蝗害穀…(中略)…秋九月、國東蝗害穀。 …(中略)…五年秋七月、國西蝗害穀」。 これらの記述は日食、地震、冷害などと並んで記されており、当時の朝鮮でも蝗害が天変地異として扱われていた様子がわかる。 ヨーロッパ、地中海 [ ] 地中海から中東にかけて被害を与えているサバクトビバッタ のでは、モロッコトビバッタが猛威を揮っており、酷い所では16,000が被害を受け、と重なって深刻な飢餓を引き起こした。 (FAO)はができたからバッタ対策を開始し、5月頃の一掃作戦ではバッタの発生時期に合わせた幼虫の駆除に成功している。 南部のでは、サバクトビバッタの大発生の可能性が出てきた。 で大発生したバッタが南下し、国境付近で産卵したため、この2世代目が大被害を与える可能性が高くなっている。 そのため、国連中央緊急対応基金 ()は240万ドル、日本政府は200万ドルをイエメン政府に援助し、重機材や農薬、専門家雇用のために使われている。 、アラビア半島にが2度上陸し、恵みの雨で植物が増えたことから、にサバクトビバッタが大発生した。 で対策は後手に回り、サウジアラビア、オマーン、イラン、パキスタン、インドにまで被害は拡大。 後述する、2020年の東アフリカでのサバクトビバッタ大発生にも影響を与えた。 、のでバッタの大量発生が見られ、農作物に大きな被害が出た。 による駆除が行われたが、地域にはなどの金属を打ち鳴らしてバッタを追い払う風習が残されており、古くから大きな被害に悩まされてきたことが伺われる。 アフリカ [ ] ではにブガルラ、キルイ(Kiryi)、ルワザ(Rwaza)での蝗害が報告されており、以後も度々綿花などに被害を与えている。 - には約3,000kmものトノサマバッタ(ローカスト)の群れが西アフリカのを襲っており、その密度は1平方km当たり5,000万匹であった。 にはをも襲っている。 には付近の、、を襲ったサバクトビバッタの発生に対してFAOが援助を行い、日本政府も2004年度予算で供与限度額3. 3億円での無償資金援助を行っている ()。 一方、で発生したサバクトビバッタが北経由でを飛び越え、、にまで到達したことが報告されている。 にはでトノサマバッタが国土の半分以上に被害を与えた()。 には東アフリカで、2月2日はサバクトビバッタが大量発生して非常事態宣言するなどアフリカ東部で被害が拡大して食糧危機になる恐れが出てきた。 では過去70年で最悪の規模になり2400平方キロメートルの広範囲に及ぶ群れもいたという。 (FAO)報告によると、、ソマリア、ケニアで繁殖が続いており、ウガンダ北東部、南スーダン南東部、タンザニアでも小規模な飛蝗の発生を警告した。 北アメリカ [ ] 蝗害となっていたかどうかは不明だが、のベアトゥース山脈()のグラスホッパー氷河()には、に風に飛ばされてきたと見られるのおびただしい死骸が残されている。 にはを襲っており、地面に10センチ以上ものバッタが積もったことが記録されている。 にはをロッキートビバッタが襲っており、その数は当時の計算によると1,240億匹以上である(ただし、現在の研究では600億匹と見られる )。 には最悪の被害をもたらしている。 を最後に大規模な群れは観察されていない。 頃にロッキートビバッタ自体はしたと考えられている。 日本 [ ] 手稲山口バッタ塚 日本の古文献でも蝗害について報告されているが、そのほとんどがいわゆる飛蝗(バッタ科)によるものではなく、(イナゴ科)の他、などによるものと考えられている。 狭く平原の少ない日本の土地では、バッタ科(等)が数世代にわたって集団生活をする条件が整いにくいため、限られた地域でしか発生していない。 また、エントモフトラ属(ハエカビ属・)のを始めとしたの存在も、結果として蝗害を抑えていると考えられている。 トノサマバッタによる蝗害 [ ] 古文献から、などでトノサマバッタによる蝗害が発生したことが推察されている。 近代では、初期にで蝗害が発生したことが知られている。 (明治8年)、道東の沿岸をが直撃し、未曾有の大を引き起こした。 とが合流するあたりでは膨大な樹木が流失した結果、広い範囲でが露出し、ここにやなどの植物が生い茂るが出現した。 さらに、その後の数年間好天が続いたため、トノサマバッタの大繁殖に適した環境が整った。 (明治12年)からトノサマバッタ発生の兆し はあったが、本格的な大発生となったのは(明治13年)8月のことである。 このときは、発生したバッタの大群はを越え、を襲った。 蝗害はさらにを経てやへ至り、また別の群れはへ達した。 はバッタの群れにを撃ちこむなどして駆除に務めたが、者の家屋の紙まで食い尽くし、各地で壊滅的な被害をもたらした。 翌(明治14年)にも再び大発生し、この年はまでバッタが進出した。 当時の記録では、駆除のため捕獲した数だけで360億匹を超えたという。 しかし、まだ入植が始まっていなかったでは耕地が少なく、目立った被害は出なかった。 蝗害がを渡って本州へ波及することを懸念した中央政府 はトノサマバッタの発生源の調査を命じた。 14名の係官が派遣され、蝗害の被災地を辿ってバッタの群れがどこからやってきたのか現地調査を行った結果、冒頭に述べた十勝川流域の広大な草原に至った。 これが日本で三番目に広いの「発見」である。 この報告を耳にしたは十勝平野への入植を決め 、これが十勝内陸への初めての本格的な入植 となった。 蝗害はその後も続き、(明治16年)にはの側まで達した。 晩成社でもバッタの繁殖地の調査を行い 、十勝川上流ので大繁殖地を発見している。 ではも動員して繁殖地の駆除を行い 、1884年(明治17年)には延べ3万人のアイヌが動員された。 それでも蝗害は止まらず、では翌年の予算に180億匹のバッタ幼虫の駆除費用を計上するはめになった。 しかし、1884年(明治17年)9月の長雨によって多くのバッタが繁殖に失敗して死滅し、蝗害はようやく終息した。 しかし、以降もの初めまで断続的に観察された。 北海道の開拓地では、被災地への金銭的な補助の意味合いも兼ね、バッタの卵を買い取る制度があった。 のは、住民から買い集めたバッタの卵を砂地に埋めたところに建てられたものであるが、十勝地方にもバッタ塚が残されており、根絶を願った当時の住民の状況を今に伝えている。 (昭和46年) - (昭和49年)、のでもトノサマバッタ群生相による蝗害が発生している。 また、(昭和61年) - (昭和62年)にはのでも3,000万匹のトノサマバッタが発生している。 21世紀には、(平成19年)、オープン直前の2期空港島でトノサマバッタが大量発生し、蝗害発生の条件となる群生相と見られる個体も見つかっている。 環境農林水産研究所・食の安全研究部防除グループによると、には3,884万匹のトノサマバッタが確認された。 大発生の原因は、のいない孤立した島のためと考えられている。 関西国際空港側は、薬剤散布で防除(駆除)し、100万匹を割ったところで防除を打ち切った。 最終的に、エントモフトラ属のカビ感染により、トノサマバッタの大発生は終息した。 対策 [ ] 活動機関 [ ] 世界で発生するバッタ対策は FAO などが行っている。 イタリア・ローマにあるFAO本部 現在、蝗害が大きな問題となっているのはアフリカ中部・北部、アラビア半島、中近東、アフガニスタンなどである。 これらの地域で発生するバッタ対策は、にあるFAOの機関、サバクバッタ情報サービス Desert Locust Information Service, DLIS を中心に行われている。 DLISではに搭載されたの降水情報などを利用して、天候、環境、分布状況を日々モニターすることで、6週間先までのバッタの分布を予想している。 これらの予想は、1970年代から発行されている月刊の locust bulletins誌上で報告されている。 1990年代以降の情報はFAOの公式サイト[www. fao. FAOは蝗害が予想される国に対して情報と対策技術の教育を実施し、関係機関に資金援助を要請している。 日本政府も被害国に対して度々無償資金援助を行っている。 バッタの活動範囲は1,600万から3,000万平方キロメートルと非常に広く、多数の人員が必要となる。 アフリカではのように国立の研究所が設立された国もあるが、多くは発展途上国であったり内政が混乱している国であるため、政府がバッタの監視や対策をすることが非常に困難である。 方法 [ ] バッタ対策としては、小規模な発生が起こった次の世代の発生を防ぐことが重要である。 バッタが卵の時期には殺虫剤の効果が薄く、一方、成虫となって飛翔できるようになってからの駆除は困難なので、幼虫の内の駆除が必要である。 そのため、まずは産卵地データの収集から始まる。 幼虫の駆除に対して、FAOは機械的な除去、農薬を使っての除去の2つを併用して対策している。 例えばで2005年5月に行われた作戦では、21,000ヘクタールは機械で除去、81,000ヘクタールは合成を使っての化学的駆除を行っている。 FAOの8月の報告によると、バッタの発生時期と上手く重なったこともあってこの作戦は成功し、産卵が減ったために2006年には大幅に対策地域を減らすことに成功したという。 また、2006年からは昆虫に対する接触毒である diflubenzuron の併用も始めている。 では散布した殺虫剤による環境汚染度を測定するモデル生物としてを利用している。 メタリジウム菌に感染死したアカトビバッタ () 殺虫剤は広範囲に撒かれるため、人体や環境への影響も十分に考慮する必要がある。 これらへの影響を完全にゼロにすることは困難で、通常はバッタの被害と比較しての実施がなされる。 ただし、やなど、 WHO によりきわめて危険(クラス1a)、かなり危険(クラス1b)とされたもの は使用されない。 現在主に使われているのは、超低量散布 ()という技術である。 車両搭載された空中噴霧器を使ってバッタの移動予想地点に濃厚な殺虫剤が少量散布され、バッタが殺虫剤の付いた餌を食べたり上を歩いたりすることで死亡する。 この技術は各国の政府機関の要請を受けた東アフリカ移動性バッタ防除機構 Desert Locust Control Organisation for East Africa, DLCO-EA などによって実施される。 殺虫剤には前述したピレスロイド、ジフルベンズロンのほか、生物農薬であるの使用も検討されている。 ただしメタリジウム菌は即効性が期待できない。 トノサマバッタ以外による蝗害 [ ] 日本ではバッタ科のバッタによる蝗害がほとんど起こらなかったため、中国渡来の文献に書かれている「蝗害」を、昆虫による大規模な農被害全般を指す語だと誤解した。 日本の古文献に書かれている「蝗害」のほとんどは、(イナゴ科)、、によるものである。 被害の様相はバッタによる真の蝗害とは著しく異なるが、やはり真の蝗害の実体験に乏しい日本では、このウンカによる被害に対しても、蝗害の漢語が当てられることとなった。 今日ではウンカも群生相を示すことが知られているが 、被害は飛蝗に比べればはるかに小さい。 日本でできないやの被害が発生するのは、に沿った気流によって中国南部(東南アジア説もある)から移動してきて一時的に大発生するためである。 このトビイロウンカやセジロウンカは昭和前期には越冬していると考えられていたのであるが、1967年(昭和42年)に、岸本良一がジェット気流に乗って梅雨の時期に中国大陸から飛来するとする研究を発表し、1987年(昭和62年)に清野豁が飛来経路を解明した。 このため、現在では飛来型ウンカには飛来予報を発表するページが存在する。 古文献には、『』巻二元年(701年)八月辛酉の条に、を始めとする17ヶ国に蝗の被害があったと記されており、以後数年おきに害が報告されている。 よって夫々にす」と関東地方でも蝗害があったとする記述がある。 この後の『』巻22、812年(弘仁3年)の条にも、で蝗が発生し、稻五千束の税が免除されたとの記録があるが 、これはによる被害と見られる。 神話・伝説のレベルの話だが、807年(大同2年)に成立した『』には、大地主神(おおところぬしのかみ)が御年神(みとしのかみ)から蝗害防止の祭事を教わった話が載る。 桑原和男は『古語拾遺』804年(延暦23年)の条から銅鐸にある絵柄の一つは蝗害防止の祭事ではないかと仮説を立てている。 874年(貞観16年)にはで「其頭赤如丹。 背青黒。 腹斑駮。 大者一寸五分。 小者一寸」と描写される「蝗」に1日数が食害されており(『』)、これはイナゴの被害と見られている。 また、1017年(寛仁元年)には越前・摂津・近江など蝗害のため、蝗虫御祈諸社奉幣使を使わした記録がある(『』)。 年間、特に1732年(享保17年)前後に起きた蝗害が大きい。 防長両国の蝗害高は29万2740石余、では収穫は7割程落ち込んだとされ、伊予和気郡では3400人の死者が出たとされる。 なお、『』にはこの蝗害のために餓死した人間を96万9900人と書き記しており、46藩合計で236万石の所、収穫は62万8000余石足らずであったと言う。 またには1750年(寛延3年)、同1753年(宝暦3年)に蝗害発生による祈祷を行った記録が残っているほか、1749年(寛延2年)には冷害と蝗害により東北地方が大飢饉となり、肥前では1768年(明和5年)に蝗害が起きた記録が、1740年(元文5年)には伊勢国領で108村が蝗害のための減免を強訴した記録があり、1770年(明和7年)に関東各地で、1780年(安永9年)に出雲で蝗害の記録が、1819年(文政2年)11月には大里郡佐谷田村(現埼玉県)にて蝗害駆除の祈願が行われた旨がそれぞれの町史や市史、県史に見る事ができる。 の1826年(文政9年)の農業書である『除蝗録』はウンカについての記述と見られる。 なお、記録が多い筑紫国の蝗害は、1627年(寛永4年)から1868年(慶応4年)の間に33回も蝗害の記述がある。 蝗害を扱った作品 [ ]• 『』「」 - 「」の一つとして出てくる。 『』 - 作家の小説。 映画『』 - 1977年公開、「悪魔の象徴」として描かれる。 映画『』 - 1985年のアメリカ映画。 映画『』- 2001年のドイツ映画。 ケニアでの蝗害が物語で重要な役割を果たす。 『』- の小説。 続編となる『インガルス一家の物語3:プラム・クリークの土手で』で蝗害が物語の転機となる。 『』の原作。 『』- の小説。 東北を襲った蝗害をきっかけに東北6県が日本国から独立する。 『』- 漫画版で人工的に蝗害を起こし、敵対国をにする戦術が登場する。 『』 - 十勝地方における農業の歴史を語る時に、蝗害が度々引き合いに出される。 (蝗害に巻き込まれた経験のある筆者の祖母曰く、蝗害発生時には藁や紙や着ている着物まで植物性のものはなんでも食われた、とのこと。 『山猫の夏』 - の小説。 40億匹の蝗害を起死回生のゲリラ戦に利用する。 『彩雲国物語』 - 原作のライトノベル。 作中で起こる天変地異の一つとして蝗害が発生する。 『』 - の漫画。 蝗の大群で航空基地が覆われ、戦闘機の離陸に支障をきたす話がある。 『輝ける碧き空の下で』 - の小説。 ブラジルに入植した日系移民の農場で蝗害が発生した様子が描かれる。 『』 - の漫画。 主人公らが北海道東部を襲った蝗害で足止めされる他、集落が被害を受け出稼ぎに出るアイヌが登場する。 『』 - の漫画。 人間の蝗害に対する恐れが顕現して生まれたバッタの・蝗GUYが、主人公・虎杖悠仁と交戦する。 脚注 [ ] [] 注釈 [ ]• 農業情報研究所 WAPIC• 中筋房夫編『個体群動態と害虫駆除』、1989年、冬樹社、• 写真あり。 彭邦炯 、1983年、農業考古、1983年第2期• 中國哲學書電子化計劃• (ウィキソース中国語版)。 李純然• 《贞观政要》卷8《务农》、上海古籍出版社1978年版、第237頁。 『』(ウィキソース中国語版)。 陳芳生『捕蝗考』()• 人民報• 外務省• - 『』• AFP 2019年12月26日. 2020年2月26日閲覧。 武内進一編 PDF 2. 外務省• 京都新聞2020年2月5日朝刊• - FAO (英語)• Alexandra M. Wagner Winter 2008. 89 4 : 154—167. 『帯広市史(平成15年編)』、2003年、p123• ヌップクかわら版 、• 『新十勝史』p182,十勝毎日新聞社刊,1991• 『帯広市史(平成十五年編)』p123• 『音更町史』、1980年、p48• 『音更町史』、1980年、p51• 160• 弘前学園• 田中寛, 保田淑郎, 柴尾学、「」 『関西病虫害研究会報』 2015年 57巻 p. 1-9, :• 、(平成19年)• 著 バッタを倒しにアフリカへ 2017年• 『歴史地理学 37 近畿地方における享保17年の蝗害と取箇の分布』(池内長良)、中央公論社『日本の歴史17』、『』、『続日本王代一覧』 参考文献 [ ]• 著 『バッタを倒しにアフリカへ』 2017年• 、編著、『飛ぶ昆虫、飛ばない昆虫の謎』東海大学出版社 2004年• (中国語版) 倪根金、《历代蝗灾及治蝗述要》(《历史教学》1998年第6期)• (中国語版) 陆人骥、《中国历代蝗灾的初步研究——开明版〈二十五史〉中蝗灾记录的分析》(《农业考古》1986年第1期)• (中国語版) 袁林著、《西北灾荒史》(甘肃人民出版社、1994年) 外部リンク [ ]• (英語):2004年のアフリカ大陸西部〜北部の蝗害のビデオ• バッタに関する文献登録サイト(英語)• (英語)• 国際連合食糧農業機関の蝗害情報サイト (英語).

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はじめに 最近、ニュースではの話ばかりで面白くないと思っていたら、2月後半に面白い話がニュースになり始めましたよね!! そうあなたもご存じでしょう 『大量発生したバッタが中国に向かっている』と言うニュースです。 などの情報によると 『既にに到達』とか 確証の無い情報もいっぱい出てきていたり、 『人為的に起こされたものだと』都市伝説を作り始める人までいて凄いことになってますよねwww その様な情報はさておいてそこそこ信頼出来る情報を頼りに少し バッタさん()について調べたので皆さんに共有して行こうと思います。 この蝗害は凄まじく問題を抱え3度もの 印パ戦争を戦っている インドと 、両者がにらみ合うインド側の最前線と言ってもよいで食料がバッタに食い尽くされ インド軍が撤退したとされているくらいです。 『もしかして、さんは平和のなのかも・・・!!』 と私はおもったのですが、そんなことはありませんでした。 寧ろ悪魔です。 考えることは全て実現させるみたいな中国ドリームの国ですからね!! アさん攻撃 『中国VSバッタさん』戦争開幕です。 そこで、まずジャブとして出て来たニュースが・・・!! 『アさん軍10万羽投入』のニュースでした。 これは中国にが入って来る前にに アさんを10万羽ほど送り込んで美味しく食してもらおうということらしいです。 なんでもアさん 1日にバッタ200匹くらい食べれちゃうみたいなんですねよ。 ただはとても不味いうえに相変異後は噂では更に不味いらいしのでアさんも食べてくれないかもしれませんが・・・ そもそも、このにアさんを派遣する計画は アさんに必要な水がには余りないので難しいらしいです。 本当に派遣されるのか注目して行きたいものです。 ドローン攻撃 私個人の見解ですが、この 『中国VSバッタさん』で注目して貰いたいのが、中国の ドローン技術です。 中国ドローンメーカーXAG社とドイツ農薬メーイエル社が開発している農薬散布ドローンは非常に高い害虫駆除率を誇っており、これら 自立型ドローンによる への殺虫剤の散布は非常に有効なのではないかと私は思っています。 ドローンの良いところは量産することで 大量導入が容易なことであり、特に中国なら数十万のドローンによる攻撃とか普通にやりそうなので個人的には凄く注目しています。 は美味しくない 日本人の多くの人が イナゴが大量発生していると 勘違いをしているらしいんですが、今回の 大量発生はバッタの大量発生であり、 イナゴの大量発生ではありません。 実際のバッタの種類もという種類になります。 そもそも論、イナゴはイナゴ科でありバッタ科ではないみたいです。 因みに田舎とかの道の駅でよく見かけるイナゴの佃煮ってあるじゃないですか、あれ美味しくて私は好きなんですけど同じように 『バッタが作物を食い荒らすなら人間様はバッタを食えばいいじゃんか』と安易に私は思ったのですが、イナゴは甘みがあって美味しいみたいですが、姿は似てるくせに バッタは苦くて素人が食えるものでは無いみたいです。 しかも、イナゴに比べて硬いらしく口の中での食感が悪いとか・・・!! 更に残念なことに今回の は相変異しているので 不味さに拍車がかかっているらしいです。 因みに脱線してしまいますが、美味しい虫と言えばあれ『の幼虫』は超うまいですよね。 焼いても揚げても生でもうまい!!もし食べたことが無い方で気になる人は珍味を出す居酒屋とかでたまにあるので是非食べてみてください。 何故群れだした このたちは元々は群れたりしないで個々で生活をしているバッタなのですが、何故、今回のように急に群れて増殖し始めたのでしょうか。 その理由は 相変異によるものです。 バッタなどは大雨や嵐などいろいろな環境理由等で一定の地域に生存する個体数の 密度が変化して密集してしまうことなどにより 相変異して飛蝗(蝗害)をするようになるみたいです。 この相変異のプロセスは諸説あり、 『食べ物がなくなるので新天地に移動するため変異する』とか 『共食いが始まりそれから逃げるために変異する』とか調べたらいろいろ出て来ました。 何が事実かは良く分かりませんが、一説によるとバッタ事態を何かに常に触れる環境で育てるだけでも相変異みたいになるとかって情報もありましたのでその辺のプロセスはまだ研究途中ってことなのでしょうか!? もし、詳しい情報を持っている方がいましたら 情報提供宜しくお願いしますwww 何にしても、この相変異により今回のは 体の色をドス黒くして翅を伸ばして何千億にも膨れ上がって暴走していることは確かなので恐ろしいです。 日本はカビに守られる 今回のバッタの大量発生は日本には影響はないのでしょうか!? 実は 日本でもバッタの大量発生は過去に何度か起きていますが、ビックリするほど拡大はしていないようです。 その理由は 『カビ』が日本を守っているからなのです。 エントモフトラ属と言うカビの一種がバッタの天敵らしく日本ではこのカビの影響やバッタを捕食するなどの 昆虫・両生類・鳥類などが多いため大量に発生しにくいと言われています。 それに加えて、日本は島国であり陸続きのインドや中国と違い 海が緩衝地帯として存在するため、流石に相変異したでも 海は越えるてこれないだろうということです。 油断するな台湾も日本も危険!? 『海に囲まれた日本は安心・・・!!』と先ほど私は述べましたが、実は島国である台湾や日本も の襲来する可能性は存在するのです。 それが 1928年に発生したでのバッタの大量発生です。 このバッタの大量発生はフィリピンで発生したらしいのですが、なんと数百キロもの海を渡り台湾・・にまでやって来て猛威を振るったとか・・・!! どうやって、海を渡ったのか等も不明見たいですが事実だとすると今回のバッタさんたちも日本に『こんちはおっすオラバッタ』みたいなノリでやって来るかもしれません。 おわりに それにしても、バッタさん達に本気で言いたいのは、 『今じゃないだろ!!』 この一言に限りますね。 ただでさえカに貿易戦争吹っ掛けられて新型コロナちゃんに侵されてボロボロの中国に今攻撃したりしたら、経済が崩壊してしまうよ・・・!! そんなことになったら、煽りを受けるのはまた我らが日本ですから・・・!! 今年のは間違いなくマイナス成長で決まりですね・・・!! ・・・ということで今回は気になる『バッタの大量発生』について情報共有をさせて頂きました。 また、よろしくお願いいたします。 良ければご覧ください。 コメントやチャンネル登録は大歓迎です。

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・ 大災厄につながる危機となる可能性が 先日、「」という記事で、中国の習近平国家主席が、3月11日に中国の武漢を初めて訪れたことにふれました。 ニュース映像を見て、私自身は「習さんは武漢自体に行かなかったのでは」と邪推していましたが、病院には行かなかったにしても、武漢そのものには行ったようです。 それは、武漢の住人たちが、当日の写真などをソーシャルネットに投稿していたことからわかったものです。 ニュース映像では、習主席は、少人数で武漢の街を歩き、市民たちに手を降ったりしている光景が放映されていまして、「警備薄いのだなあ」と思っていましたが、実際には、 「武漢では、目算で 2000人ほどの護衛警察と狙撃兵が周囲を警護していた」 と、市民の人たちがソーシャルネットで述べていました。 ・ なお、米国の中国語報道メディア は、2012年以来、習主席は 10件の暗殺未遂に遭っていると報じていました。 そして、その 3月11日に武漢に入った習主席の姿を地元の人が撮影した中で、中国本土の人々の間で非常に話題となった写真が次のものです。 3月11日 武漢 ・ 武漢の地元の役人と会談した時の様子だそうですが、一人だけで座っているようにも見えます。 表情も、疲れているようにも見えるものでした。 理由や状況を中国のネットユーザーたちはいろいろと議論していましたが、それについては、まあいいです。 いずれにしましても、このような報道は、中国語での報道でしか見られないものでもありまして、最近は、中国語報道を見ることも多いのですが、3月13日の報道で、 「現在のイナゴの大群の恐ろしい真実。 薬剤散布のドローンで雲南省への侵入を阻止するのは困難かもしれない」 というタイトルの記事を見ました。 以下の記事で、アフリカから中東で発生しているイナゴの大群が、中国の隣国パキスタンにまで到達し、パキスタンでは過去最大級の農業被害が出ていることなどにふれさせていただきました。 これまで、中国当局は、過去の経験と「地形上の利点」から、中国の国内に、これらの海外から来たイナゴ(サバクトビバッタ)が侵入することはないだろうとしていました。 しかし、「イナゴの中国内への侵入の可能性」について、最近のの発表と、中国共産党農村部などの発表を合わせ読みますと、 「今年のイナゴの大群は、過去に経験したことのない規模」である可能性が高まっています。 どうやら、イナゴの状況は以下のようになっているのです。 イナゴの状況 ・国連によると、イナゴは過去1年半で「6400万倍」増加した ・現状で中国周辺には4000億匹以上のイナゴがいる可能性 ・6月までに現在の500倍の数に増加すると国連は試算 ・イナゴは最大高度 900メートルまで飛び、薬剤が届かない ・中国ではこのサバクトビバッタの他に、国内のバッタの大発生の懸念がある 最も侵入が懸念されている雲南省では「予防薬散布用の 20機のドローン」が準備されているということですが、「 4000億」のイナゴに対応できるのがどうかが疑問視されています。 なお、最も侵入が無念されているのは、以下のインドとパキスタンからの2つのルートを合わせた3カ所の国境のようです。 中東のイナゴの中国に至るまでの予想ルート ・ まずは、このことを取り上げていた記事をご紹介しまして、その後「 サバクトビバッタの持つ凄まじい集団行動能力」についてもふれたいと思います。 イナゴの大群の恐ろしい真実。 世界的に流行している新型コロナウイルスが武漢で発生したとき、東アフリカでは深刻なイナゴの被害が発生した。 そして現在、数千億のイナゴが中国の国境に近づいている。 雲南省には、イナゴ対策のために 15トンの殺虫剤と 20機のドローン(無人機)があるが、その効果には問題がある可能性がある。 たとえば、エチオピアがイナゴの被害に遭遇した際、エチオピア政府はイナゴを殺すために航空機を使用したが、航空機はイナゴに囲まれ、作業は困難をきわめた。 中国共産党林業局は、最近、東アフリカ、中東、および南アジアに広がったイナゴの被害が、パキスタンからチベットへ広がる可能性、そして、ミャンマーから雲南省に広がる可能性、あるいは、カザフスタンから新疆ウイグル自治区に広がるという 3つのルートで中国に被害を及ぼす可能性があるという緊急通知を発行した。 イナゴの大群が段階的に近づいていることに直面する中で、中国共産党の農民省、税関総局、および林業と牧草局の全国連合は、イナゴの監視と管理のための計画を発行し、すべての地域に早期の警告と対策を強化することを要求した。 中国 CCTV のレポートによると、雲南省大理ペー族自治州の森林草原局は 3月10日、サバクトビバッタの災害のリスクに積極的に対応するための一連の管理措置を採用したと述べた。 現在、雲南省大理ペー族自治州は、15. 5トンの予防および制御薬、162セットの予防および制御機器、460人の専門チームと 20機のドローンを備えている。 国連食糧農業機関(FAO)は、今年 2月11日にサバクトビバッタの災害に関する警告を世界に発行した。 中国共産党の関係者は、イナゴの中国への侵入の危険性が大幅に増加した と述べている。 イナゴの中国への侵入が一旦発生すると、農業生産を直接脅かし、生態学的環境を損ない、通常の生活秩序に影響を与え、さらに社会的危機を引き起こす事象にさえなる可能性がある。 2月、中国の隣国パキスタンは、イナゴの大発生による緊急事態を宣言した。 同じ月に、中国政府は、イナゴの発生に対応するためにパキスタンを支援する計画を議論するため、隣国パキスタンに、中国の専門家で構成される「根絶のためのワーキンググループ」を送った。 中国の専門家たちがパキスタンのイナゴの被災地を調べたとき、専門家グループは、状況が予想よりも悪いことを見出していた。 サバクトビバッタは、東アジアのトビバッタよりもサイズが大きく攻撃的であり、人を噛むことさえある。 これらの状況からは、雲南省に準備された 15トンの薬を搭載した 20機のドローンでは、イナゴの軍隊への対応には役に立たないかもしれないことが考えられる。 エチオピアでは、イナゴの大群に対して、民間の航空機を雇って薬剤を吹き付けたが、頻繁な雨がその吹き付けを妨害した。 エチオピアの噴霧器のパイロットは、以下のように述べている。 「イナゴたちは、高さ約 914メートルまで飛んでおり、しかも、その大きさは航空機の空気取り入れ口をブロックするのに十分な大きさであり、非常に危険でした」 パイロットによれば、ある日の散布作業を終了した後、航空機の機体全体が昆虫の粘液でいっぱいになり、フロントガラスも見えなくなった。 サバクトビバッタは、世界で最も破壊的な移動性害虫であると考えられており、1日あたり最大 150キロメートル移動することができる。 国連食糧農業機関の情報によると、イナゴは自分の体重とほぼ同じ重量である約2グラムを食べる。 1平方キロメートルの地域を覆うイナゴの群れは、1日に 35,000食を食べることができると報告されている。 国連食糧農業機関の害虫駆除の専門家は、2020年は、過去最大級のイナゴ侵入の年だが、私たちはこの状況に漫然と対応してはいけないと述べる。 「真剣に準備しなければ、イナゴが侵入した地域全体がイナゴの被害に飲み込まれてしまいます。 これは非常に大きな危機なのです」 食糧農業機関の関係者は、イナゴの個体数は、この 1年半で 6,400万倍増加したという。 国連は 1月、イナゴの発生に対応するために 7600万ドル(約 80億円)が必要になると述べました。 3月上旬までに、必要な金額は 1億3800万ドル(140億ドル)に増加した。 現在までに、国連に寄付された額は、そのうちのわずか 5200万ドル(50億円)に過ぎない。 必要額からは程遠いのが現状だ。 ここまでです。 サバクトビバッタのすさまじい能力 次にご紹介するのが、 「サバクトビバッタがどのように砂漠を横断できているのかがわかった」というものです。 砂漠は強風が吹き荒れるなどの、空を移する生物には極めて苛酷な場所で、そのため砂漠の空中には鳥などもあまり飛びませんが、このサバクトビバッタは、どのように砂漠の長距離を移動して、中東とアフリカの広範囲を荒らしているのか。 イナゴというのは、通常は、以下の動画のように、 何となく「無思慮にただ飛んでいる」だけのように見えます。 これはエジプトでの 3月の光景で、イナゴの大群の中を笑いながら陽気にドライブする男性たちの様子です。 これはどういうことかといいますと、何と、 「サバクトビバッタは、砂漠の強風に個体が飛ばされないように小さなグループにわかれて集まり、地面で待機しながら《少しずつ少しずつ砂漠を進んでいく》のです」 下の黒く見えるところが、「イナゴの小グループの群れのかたまり」です。 砂漠の強風にもこれで飛ばされないのです。 そして、 「小グループから、先にある小グループまでの短い距離を低く飛び」強風に流されることを最大限に避けています。 ・ ・ 草原を飛んでいる時は「大隊」として飛ぶサバクトビバッタですが、砂漠を渡る時は「小隊」に分かれて、慎重に進んでいくようなのです。 この様子を見ていて、私は、 「この人たちは…もしかして、頭がいいのでは…」 と、何だか、やや感動してしまいました。 しかし、同時に、このような事実がわかると、中国でイナゴの侵入が考えられている3つのルートが 「どれだけ荒れた土地であろうと」彼らは進んでいくはずです。 そして、その数は 4000億匹などの途方もないもので、国連の試算通りに、6月までに現在間の 500倍の個体数になるようなことがあれば、 「 200兆匹というような天文学的な数のイナゴに中国が襲われる可能性がある」 という示唆もないではないのかもしれません。 そういえば、タイトルに「三つの試練」と入れていますが、三つとは、「新型コロナウイルス」と「イナゴ」、そして、によれば、通常なら秋に発生して農作物を荒らす「ヨトウムシ」が、中国で早期の大発生をしているのだそうです。 報道には、 中国の食糧供給は複数の危機に直面している。 とあります。 もちろん、中国で深刻な食糧危機が起これば、その影響は中国だけの問題ではまったくないはずです。 新型コロナウイルスが発生した際、ウイルスそのものの問題ではない部分がどれだけ大きかったかを思います。 中国人観光客が来なくなったとか、機械や電化品の部品や製品が入らなくなったとかそういう甚大な影響を私たちは目の当たりにしています。 そういう「中国発の危機」がさらに拡大する可能性が出ているのです。 来月くらいまでには、中国へのイナゴの侵入に関しての状況も明らかになるとは思いますが、ただ、中国奥地の情報というものは、あまり外部に伝わりませんので、わからないままなのかもしれません。 ブログではあまりふれにくいことなどを含めて、毎週金曜日に配信させていたただいています。 お試し月は無料で、その期間中におやめになることもできますので、お試し下されば幸いです。 されるか以下のバナーからご登録できます。

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