暴力団事件簿。 アウトロー列伝 闇社会: 指定暴力団・道仁会系の組長(44)をあおり運転(強要など)の疑いで逮捕

アウトロー列伝 闇社会: オレオレ詐欺で六代目山口組系暴力団「茶谷政一家」構成員ら2人逮捕

暴力団事件簿

2011年8月に突然発表された吉本興業の主力芸人・島田紳助の引退。 元大阪府警のベテラン暴力団担当刑事、祝井十吾が目の当たりにしてきた暴力団捜査には、頻繁に著名人、大企業の影が浮上した。 ボクシングの亀田父子、多数の一部上場企業、メガバンク、芸能界からは吉本興業の所属芸人、そしてビートたけしまでが……。 2011年8月に突然発表された吉本興業の主力芸人・島田紳助の引退。 その理由は、山口組大幹部との交際だった--。 元大阪府警のベテラン暴力団担当刑事、祝井十吾が目の当たりにしてきた暴力団捜査には、頻繁に著名人、大企業の影が浮上した。 ボクシングの亀田父子、多数の一部上場企業、メガバンク、芸能界からは吉本興業の所属芸人、そしてビートたけしまでが……。 紳助の黒い交際を、『週刊現代』誌上でいち早くスクープした著者は、祝井たち捜査員に対する取材で集積した「マル暴事件簿」を丹念に紡ぎ上げた。 その作業は、時に戦後日本が奇跡の経済成長を遂げるうえで必要とされた「闇社会との接点」に光を当て、そして裏を返せば、2012年に全国で暴力団排除条例が施行され、彼らとの関係の清算を迫られる各業界の煩悶を描くことでもあった。 大阪府警捜査四課の存在感は、他とは少々違う。 他の県警は家宅捜査に事前に連絡をすることはあっても、大阪府警捜査四部は連絡をせずに入るから最初から大乱闘になる由。 本書では島田伸助事件、暴力団、吉本興業の闇、ボクシング興行、同和と銀行、梁山泊事件等々のあまり身近でないが、興味深い話が満載だ。 本書では何人かの大阪府警元刑事が語り部になるが、その取材元のマル暴担当刑事たちが総称「祝井十吾」だ。 本書の中の悪や闇を読むにつれ思うのは、やはり治安当局、捜査当局が正義の下に頑張って欲しいと願うことだ。 不良警官、不良検事、不良裁判官のニュースが出る度にため息が出るが、国民としてはただただ期待するだけだ。 本書の中で、特に芸能・スポーツで悪との腐れ縁が詳しく書かれる。 漫才、芝居、演歌コンサート、格闘技イベント、ボクシング興行バックアップ等々、興行の世界と裏社会の繋がりの歴史が理解出来た。 例えば、ボクシング興行でチケットの引受け、販売、選手への試合前「激励賞」、勝利の「お祝い」、これらの持ちつ持たれつの関係も興味深い。 東京ドームこけら落としの世界ヘビー級戦で、招待券を巡り面子と沽券で張り合う二大有力組織の話、 世界タイトル戦など大イベントのファイトマネー入札制度など、一般からはなかなか伺い知れぬ興行の世界だ。 一方で興味ある内容が、第5章の「ヤクザと銀行」だ。 同著「同和と銀行」の内容だが、旧三和銀行の岡野義市(泉ヶ丘元支店長)と、部落同盟飛鳥元支部長の小西邦彦だ。 銀行担当窓口汚れ役と、裏と表の使い分けの顔のご両人だ。 旧三和銀行の隠蔽体質は、この飛鳥会事件と、金融庁検査で、あの銀行の体質がよくわかる。 暴力団関係への貸金は、小西邦彦への迂回融資とする。 担保不動産がちょっと問題あれば、某ファイナンス会社から融資する。 同社は設立間もなく貸出先を増やすに懸命で、ノウハウもなく審査などないから、三和銀行の紹介案件が頼りだ。 依頼は三和の岡野、受けるは三和OBの先輩が役員でいるファイナンス会社だから、審査もなく話は早い。 現在大問題になっているみずほ銀行も然り、結局は「東京中央銀行」の半沢直樹がどこの組織にも必要なのだ。 反社会的勢力の浸透の実体を暴く本。

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生徒のマナーが最悪な学習塾を豪快指導!「地域の守り神」と慕われる暴力団員

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暴力団対策法の相次ぐ改正や暴力団排除条例の制定により、包囲網が狭まる暴力団。 その隙間を埋めるように裏社会で存在感を増したのが、「半グレ」と呼ばれる不良集団だ。 暴対法などの規制を受けないため実態把握が困難なうえ、暴力沙汰や飲食店への「みかじめ料」要求など傍若無人で凶暴な振る舞いはヤクザ顔負けとされる。 9月、大阪・ミナミでトラブル相手を殴り負傷させたとして逮捕された元格闘家の男も、かつてミナミで猛威をふるった有名半グレ集団の〝残党〟で、新たな組織を立ち上げ、夜の繁華街で暴れ回っていたという。 表立った活動が難しくなった暴力団が半グレを「シノギ(資金獲得活動)の実行部隊」にしているとの指摘もあり、危機感を強める大阪府警は、実態解明に乗り出した。 「K-1」にも出場 7月25日午前0時半ごろ、大阪市中央区東心斎橋。 飲食店のネオンがきらめき、酔客でにぎわう路地を歩いていた男女8人ほどのグループが、そばをすれ違った乗用車のボンネットを突然叩いた。 運転していた男性(41)が「なんや」と怒鳴って車を降りると、タトゥー(入れ墨)を入れた屈強な男が突然、男性の顔や頭に強烈なパンチを浴びせた。 男性は頭蓋骨骨折の重傷。 同乗していた別の男性(47)も暴行を受け、頭などに全治2週間のけがをした。 2人はその場で気を失い、意識を取り戻したのは救急車の中だったという。 被害届を受けて捜査を進めた大阪府警南署は9月11日、傷害の疑いで無職、相良(さがら)正幸容疑者(33)を逮捕。 同14日には、同じグループのメンバーの男(26)を逮捕した。

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暴力団ニュース~ヤクザ゙事件簿

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吉田典史 [ジャーナリスト] 1967年、岐阜県大垣市生まれ。 2006 年からフリー。 主に人事・労務分野で取材・執筆・編集を続ける。 著書に(共にダイヤモンド社)や、(世界文化社)など。 ウェブサイトでは、ダイヤモンド社や日経BP社、プレジデント社、小学館などで執筆。 黒い職場の事件簿~タテマエばかりの人外魔境で生き残れるか? 吉田典史 ここ10数年の間に社会環境が大きく変わり、人々のホンネとタテマエに対する価値観が揺らぎ始めている。 それを具現化しているのが、今の企業の職場ではないだろうか。 これまでは、ホンネとタテマエが絶妙にバランスしながら、人間関係が維持されてきた。 しかし、企業社会において生き残り競争が激化し、「他人より自分」と考えるビジネスパーソンが増えるにつれ、タテマエを駆使して周囲を蹴落とそうとする社員が増えている。 誰もが周囲を慮らなくなり、悪質なタテマエに満ち溢れた職場の行きつく先は、まさしく人外魔境。 そこで働く社員たちは、原因不明の閉塞感や違和感、やるせなさに苛まれながら、迷える仔羊さながらに、次第に身心を蝕まれて行く。 この連載では、そうした職場を「黒い職場」と位置づけ、筆者がここ数年間にわたって数々のビジネスパーソンを取材し、知り得たエピソードを基に教訓を問いかけたい。 立ち食いそばのチェーン店がある。 その前を通り過ぎ、30メートルほど歩くと、銀行の支店が見える。 その横の道から、小学生たち数十人が小走りで出てくる。 駅に向かうようだ。 名門学習塾に通う子どもたちだ。 塾の職員と思える、背広を着た男性が2人傍らに立つ。 男性たちは、1年ほど前からここで子どもたちを見送るようになった。 ほぼ1年前、この塾を舞台に「事件」が起きたからだ。 その日の午後8時頃、地域を仕切る暴力団員3人が塾の横の道を歩いていた。 教室を後にして、駅に向かう数人の男の子が通りすぎるときに、この暴力団員をからかった。 「はげ~」「坊主~」「毛がはえない病気~」という具合だ。 数人のうちの1人である40代の暴力団員は、どのような理由なのかは不明だが、髪の毛が1本もない。 子どもたちの言葉にはじめは苦笑いをしていた。 しかし、数人から10人ほどに子どもが増えて、一段と大きな声でからかい始めた。 そのとき周囲には、通りすがりの会社員や商店街の店主10人ほどがいた。 暴力団員はつい最近まで、本人いわく「7~8年、刑務所にいた」人物である。 地域を仕切るだけに、商店街の店主らとは一通り面識があるという。 とんかつ屋の店主は、15年以上前から知り合いだ。 「その刑期ならば、殺人なのかもしれない。 髪の毛が1本もなく、ドラマに出てくるような暴力団員。 うちの店にも若い組員を連れて、時々来る」 暴力団員は翌日、学習塾に行った。 そして、「責任者を出せ!」とすごんだ。 塾の室長は怯え、おののいたようだ。 暴力団員は、昨日の出来事を説明した。 そのときは冷静だったという。

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