あしたのジョー最終回で矢吹丈が死んだのか、 それとも燃え尽きただけで生きているのか、 ちばてつや先生が改めて曖昧なコメントで見解を発表しましたが、 あの体制と表情で矢吹丈が死んでるとは、どうしても私は思えないんですよね。 矢吹丈の生死については、 ファンの間で何十年も討論されている事(現在進行形)なので、 ちばてつや先生が決めた事なら、 別にジョーが生きていても誰も文句は言わないと思います。 ちばてつや先生がお元気な今のうちに、 思いきって《ジョーが生きてる》事にして、 『その後の矢吹丈』を描いて、 あしたのジョーを完結してくれたら、 再び昭和の漫画が話題になって、 新旧あしたのジョー発行部数も伸びると私は思いますけど、 皆さんどう思いますか? 宮本武蔵だって『巌流島の決闘』の後の物語も、 『その後の武蔵』という感じで小説になったり、 映像化されたじゃないですか。 『その後の矢吹丈』があっても良いと思いませんか? 補足最初の回答者さんへ、 《あしたのジョー2》の最終回は原作漫画の最終回でもあります。 私が言ってるのは、 もちろん、『ホセ・メンドーサとの死闘の後』の事です。 まさか、ここまで説明しなければいけないとは思ってませんでした(汗)。 あのラストにおいて、ジョーが死んだか?生きているか?って言う事が、そんなに重要な事なのでしょうか? あの手のラストの生死が不明で終わった物語の解釈については、その判断は読者一人一人に委ねられるべきである・・・と自分は思います。 絵の描写的に明らかに生きているだとか、後年ちば氏が生存を肯定しただとか・・・そんなのは些末な事であり、それを根拠に生存説を力いっぱい力説すべき事でもありません。 個人的には「あしたのジョー」という物語は、「矢吹丈が燃え尽きて真っ白になって、ジョーというボクサーの物語が終わった」 =矢吹丈の人生が終わった・・・という意味ではない であり、それ以上でもそれ以下でもありません。 あんなにも切なく美しいラストを飾って終わった物語に、その続きは不要です。 生死云々以前に蛇足もいいところです。 また「あしたのジョー」という漫画は、導入部の展開とあのラストこそ、ちば氏の独自の創作の賜物ではありますが・・・だからと言って、原作者である故・梶原一騎 高森朝雄 氏の貢献が小さかった訳ではありませんし、その功績を無視出来ません。 「あしたのジョー」と言うのは、ちば氏と梶原氏がお互いに切磋琢磨仕合い或いは、ちばイズムと梶原イズムが衝突仕合い、凌ぎを削り合った末に生まれた作品なのです。 よって梶原一騎氏亡き今となっては、梶原氏抜きにして「あしたのジョー」のその後の物語など到底有り得ないのです。 いや、そもそも仮に梶原氏が存命であったとしても、続編は有り得ないワケですけど・・・ 有終の美を飾って終わったのに安易に続編をやってしまったら、「新巨人の星」の二の舞になるだけです。 とゆーコトで、以上のような理由により「あしたのジョー」の物語に、あれ以降の「あしたの物語」は不要なのだ、と自分は考えております。 ジョーが死んでないにしても、もうボクサーとしては燃え尽きちゃったわけですから、ボクサーでないジョーの日常を描いても何の魅力もないと思います。 私のイメージでは、命をとりとめたもののカーロス・リベラのように廃人になったジョー、そんなジョーを甲斐甲斐しく介護する葉子。 漫画にする意味はありません。 それに原作者の高森朝雄 梶原一騎 先生もお亡くなりになった今、ちば先生はそんな愚かなことはなさらないと思います。 補足ですが、梶原氏が亡くなってから、ちば氏はあちこちで「『あしたのジョー』のヒットの功績は自分にある」みたいなことをおっしゃっているらしいけど、死人に口無しですからね。 相手が生きている間に言わなかったことを死んでから言うのは卑怯だと思いますよ。
次の【あしたのジョー2 47話 青春はいま…燃えつきた】 個人的趣味で感動の最終話を記録しておきます。 感動のセリフ・名シーンが甦る! (リンクはご自由にどうぞ) 矢吹 丈 「つえーや、やっぱりつえーや、ホセは。 完璧だよ、すげーボクサーだ、すげーや。 」 丹下段平 「もうよそうかジョー? その偉大な男相手に しかも片目だけでこんなに立派にやったんだ。 終わりにしよう、なぁ?」 矢吹 丈 「いや、ダメだよおっつぁん。 俺はまだ真っ白になってねぇ。 」 丹下段平 「真っ白? 真っ白とはどういう意味だ、 どういう意味なんだよジョー?」 矢吹 丈 「頼むわ、おっつぁん。 真っ白になるまで何も言わねえでやらしてくれや。 」 <葉子 武道館を飛び出す> <回想シーン 控え室> 矢吹 丈 「どうした? 早く言えよ。 」 白木葉子 「矢吹くん、あなたの全身はパンチドランカー症状に蝕まれています。 しかも、相当重症の。 これはドクターキニスキーの診断であり厳然たる事実です。 」 矢吹 丈 「だからどうした?」 白木葉子 「え? だからどうした? そう、知っていたのね?」 矢吹 丈 「自分の身体だもんな、だいぶ前から薄々な。 」 白木葉子 「矢吹くん、好きなのよ矢吹くん、あなたが。 好きだったのよ。 最近まで気が付かなかったけど。 お願い、私のためにリングに上がらないで。 この世で一番愛する人が廃人になる運命となるリングに上げることは絶対にできない。 」 矢吹 丈 「リングでよ、世界一の男が俺を待ってる。 だから行かなきゃな。 」 白木葉子 「矢吹くん・・・。 」 矢吹 丈 「ありがとう。 」 <回想シーン終わり> 白木葉子 「車を、車を武道館に戻して下さい、大急ぎで。 許して矢吹くん、これからという時に逃げ出すなんて。 そう、今までの私はいつもそうだった。 でも、もう逃げないわ、決して逃げたりしない。 矢吹くん、始まるのよね。 これから何もかもが、そうよね?」 【12R】 ホセのセコンド 「チャンピオンの様子がおかしい・・・。 」 ホセ・メンドーサ 「ジョーヤブキ。 お前は死ぬことが怖くないのか? 悲しむ人間が1人もいないのか? 私は、私は怖い。 私には愛する妻と子供たちがいる。 私などとはまるで別の男なんだ。 」 丹下段平 「ジョーよ、もうわしの忍耐の限度を超えた。 いいかい、もし次のラウンドでちっとでもよろけようものなら、 もう迷わねぇでコイツを放り込むで。 悪く思わんでくれよ。 おおっ,な、何を!?」 <丈 タオルをリング外に放り投げる> 丹下段平 「ああ、お嬢さんすいません、そのタオルを、どうも。 おお・・・??」 <葉子 タオルを拾い、落とす> 白木葉子 「もう少しじゃない矢吹くん、頑張るのよ!(丈 振り向く) あなたがあの世界一強い男とどこまで立派に戦い抜くのか、 このリングの下からしっかり見届けさせてもらうわ。 さあ、いいわね。 力いっぱい打つのよ。 渾身の力を振り絞って、悔いのない様にしっかり。 」 丹下段平 「お嬢さん、そんなムチャな。 」 白木葉子 「頑張るのよ、見ているわ、私。 」 〜〜 丹下段平 「どうだジョー、具合は? 右の目、まだハッキリしねえか?」 【14R】 ホセ・メンドーサ 「私は、私は一体誰と戦っているんだ?ここにいる男は誰だ、誰なんだ? ジョーヤブキ、いやそんなはずはない。 彼は私のパンチを数限りなく浴び、とうに死んでいるはずだ。 でも現に今こうして私に向かってくるこの男は・・・。 わ、私は今、恐ろしい夢を見ている。 おそらく私は、 かつてジョーヤブキといわれたボクサーの幻影と幻と戦っているのだ。 勝てるはずがない、幻などに私が。 」 丹下段平 「たいしたもんだよなぁ、ホントによお、 なんのかんのつってついに最終ラウンドまで持ちこんじまったんだからなぁ。 こうなったらよぉ、あと1ラウンド思う存分パンチを繰り出して来い。 いいかジョー、こうなりゃな、もうテクニックもクソもねぇ、 勝ちも負けもねぇ、人間と人間、精神力の闘いだ。 その精神力なら五分と五分。 いや、おめえの方が分がいいとさえわしゃ見てる。 がんばれ、あとたったの3分だ、なぁジョー。 」 【15R】 ホセ・メンドーサ 「勝つ、たとえ相手が幻影であったとしても。 私はキングオブキングス。 」 <矢吹 ダウン> 白木葉子 「矢吹くん、しっかり! 立つのよ、今までのように何度も何度も。 そう、そうよ矢吹くん。 」 ウルフ金串 「決まった!クロスカウンター!」 <ホセ ダウン> ゴロマキ権藤 「出た!今度はトリプルクロスだ!」 <ホセ ダウン> <試合終了のゴング鳴る> レフリー 「ストーップ! 試合終了!」 【試合終了】 矢吹 丈 「燃えたよ、燃え尽きた、真っ白にな・・・。 」 「おっつぁん、おっつぁんよ。 」 丹下段平 「あん、どうしたジョー?」 矢吹 丈 「グラブ外してくれ。 」 丹下段平 「おお、よしきた。 」 実況アナウンサー 「まもなく判定が出ます。 」 矢吹 丈 「葉子、葉子はいるか?」 白木葉子 「ここよ、ここにいるわ矢吹くん。 」 <グラブを差し出す> 矢吹 丈 「こいつ、こいつをよ、もらってくれ。 あんたによ、もらってほしいんだよ。 」 実況アナウンサー 「さぁ判定はどちらか?」 レフリー 「ホセ!」 実況アナウンサー 「ホセです、判定はホセ! 日本の矢吹、善戦空しく破れ去りました。 」 観 客 「あぁ!? あのホセの顔! それに髪の毛も!?」 丹下段平 「惜しかったなジョー、しかしよくやったぞ。 わしはもう何も言うことはない。 ホントにようやった。 ジョー・・・!?」 マンモス西 「ジョー・・・」 矢吹 丈 「燃えたよ、燃え尽きた、真っ白にな・・・。 」 【完】.
次のyasuさん、こんばんは。 おぼろげな記憶をたどってみたのですが、確か最後の「燃え尽きたぜ~」の前のコマで、段平と西が O. もし失神していたのであれば、あそこまで大仰に驚くことはないはずです。 何しろホセが白髪になるほどの大激闘だったのですから。 と、たったこれだけの根拠ですが、ジョーは死んだと見るべきでしょう。 ただし、これはあくまでも理屈だけで考えた場合です。 なお、以前テレビ朝日で放映していた「驚きももの木20世紀」では、梶原一騎は段平に「お前はボクシングには負けたがケンカには勝った」と言わせており、それを不満に感じたちばてつやが梶原に許可を得てラスト・シーンを変えた。 その際、どこかの回でジョーが「真白な灰になるまで戦いたい」という意味のセリフを口にしていたのをちばが思い出し、アシスタント全員と最初から単行本を読み返したというエピソードを紹介していました。 こんにちは。 エンディングについては、 梶原一騎氏(原作者)とちばてつや氏(作画者)の間で、相当な激論が展開されたらしいです。 #この後、ジョーがどこかの街に一人たたずみ、どこかへと去っていく、だったと思うんですが、ちょっと記憶がいい加減です。 2)このエンディングに対してちば氏が猛反発し、最終的に「原作を無視した」形で、あのエンディングが生まれた。 解釈については「自信あり」、エンディングの真相については、記憶があいまいなので「自信なし」です。 参考になれば幸いです。 A ベストアンサー No. 4です。 余談ですが・・・ 原作の「侍ジャイアンツ」はアニメのように明るくありません。 好きだった女性・・・名前は理香だったかな? 彼女は親の借金の為に、銀行の頭取の息子と結婚します。 番場蛮は、巨人のV10の為に自ら進んで連投して、最後の一休を投げた瞬間に心臓麻痺で死にます。 立ち往生というやつです。 ちなみに巨人の星の星飛雄馬も最初の予定では、大リーグボール三号の投げすぎで死ぬ予定になっていたそうです。 しかし、ギリギリになって変更されたようですよ。 そう言えば原作のタイガーマスクの伊達直人も交通事故で死んでいましたね。 こう考えると、梶原作品は原作で死んで、アニメで修正されるというパターンかな?.
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