周知 徹底 する。 「周知」の意味と使い方!「周知する」と 「周知させる」ビジネスではどっちが正しい?

「周知する」は誤用なの!?「周知」の意味と使い方

周知 徹底 する

秋山 進 プリンシプル・コンサルティング合同会社代表社員 6つの問題の内部統制的問題 これまで一般の事例をもとに話を進めてきましたので、ここからは、内部統制に関するルール変更について、先述の6つの問題に照らして述べていこうと思います。 まず「事前告知の不足」に関しては、もう十分だ、とお考えの方が多いのではないでしょうか。 10回どころではなく50回お話されたという方もおられるかもしれません。 しかし、それでもまだ足りないのです。 こちらは10回話しても聞くほうは1回です。 興味を持てる内容だったら1度ですべて理解できるのでしょうが、内部統制は多くの人にとってあまり馴染みのない内容ですので、「おもしろくないなあ」と思って聞いている人が多いに違いありません。 営業など現場の人にはけっして喜ばれる話ではないのです。 したがって、「もう10回も話しているから、変更の目的や理由は十分に理解してもらっているはずだ」と思わずに「残念ながら、目的も何もまだ全然伝わってない」ということを前提に、改めて一から説明する機会をもっていただきたく思います。 こういった場合によく使う手段として、内部統制を一緒に推進した現場のプロジェクトメンバーを介して、新しい統制の考え方や方法を浸透させようとすることがあります。 このやり方は時間的余裕の無さや人的パワーの問題からつい使いたくなるのですが、よほどのラッキーに恵まれないとうまくいかないことが多いようです。 プロジェクトメンバーは、自分が作業をした範囲のことはわかりますが、全体像をしっかりつかんでいるわけではないので、現場からの素朴な質問(例:この統制を進めると会社の損益にはどんな効果があるのですか? 重要な欠陥が認定されたらいきなり上場廃止になるのですか?)にしっかり答えられません。 質問をされることを恐れて、結局、通り一遍のことをさらっと話して終わりになってしまします。 ラクをしようと思うと、結局後始末が大変になりますから、はじめから内部統制の担当者が、自ら現場に行って話をするほうが、時間的にも効果的にもよいようです。 そして、変更時期については、半年後から変わる、3か月後から変わる、1か月後から変わる、2週間後から変わる、1週間後から変わる、と早いうちから何度も告知していきます。 早く言ったからといって特別になにかをするわけではないのですが、告知を多くやり続けると、現場の人たちの気持ちの準備ができ上がります。 つぎに、内部統制に関する「変えたくない心理」について述べます。 内部統制に関連する変更は、このシリーズの冒頭で述べたように、本来一人でできることをわざわざ分離するといったような面倒なことが多いので、みなさん本当に嫌がります。 とくに現場でオペレーションをする方は、やることが一つ増えるだけでも、手慣れた仕事のリズムまで変わってしまいますから大変です。 ここでは、経営陣から「現場の大変さを十分に理解した上で、それでもやらなければならないからお願いしたい」というメッセージを発信することが効果的です。 現場の大変さに実感を持ち、他人事ではない語り口でメッセージを出してもらうようにするのです。 また、今回の改定は、個人の不正や、間違ってミスをすることを防ぐためにやっているのだ、ということも強調しましょう。 「内部統制は、社員を守る」という強いメッセージです。 このあたりについては、現場にはほとんど伝わってないことが多いようです。 明確にわかりやすくどのように伝えていけばよいのかについては、このあと事例を交えて詳しくお話したいと思います。 「変化が重なる部分の未整理」については、細部にわたって業務設計を確認すると同時に、仮運用を何度かやって問題をつぶしておかなくてはなりません。 情報システムのスタート前のテストと同じです。 システムが絡まなくても、同様のテストをして問題点を改善する工程は抜かすことはできません。 納期の関係で見切り発車をするくらいであれば、納期を送らせたほうがましです。 とくに社内だけで完結できる業務であれば、きっちりと体制が組み上がるのを待ってからスタートさせましょう。 遅らせる勇気もときには必要です。 また、新しい仕組みをスタートさせたら、必ずといってよいほど問題が発覚しますので、それに対して誰がいつ、どのように意思決定するのか直すかについて「問題発見時のフロー」の体制を作っておきましょう。 内部統制担当役員や管理本部長といった人をチーフにし、何か問題が起これば協議と対応のできる体制がこれに相当します。 内部統制の構築のプロジェクトとメンバーの重なりはありますが、実務部隊というよりは意思決定ができる人たちが集まる必要があります。 また発生するミスには、顧客など外部を巻き込むものと、内部で完結できるものの2種類があり、また、緊急に対応しなければならないものと、時間をかけて直せばよいものがあります。 達成すべきゴールの基準を落とせといっているわけではないのですが、少なくとも社内に対しては、低めの期待値を作ってもらうように誘導しておきましょう。 チーム内での目標は出来るだけ高く、しかし社内の一般向けの期待度はそれほど高めないようにしておいたほうが無難です。 言い方としては、「内部統制はいきなり100点を目指すものでも、取れるものではありません。 今回は、継続的に改善をしていくための第一歩です。 この段階ではいろいろ失敗はしますが、それを反省材料にして改善していくのです・・・」くらいの感じでしょうか。 上手に現場の期待値コントロールをして、現場においてもポジティブな気持ちを持ち続けてもらうことが、よい統制環境を作り上げていく結果につながります。 リクルートにおいて事業開発などに従事したのち、複数の業界トップ企業においてCEO補佐として経営戦略の立案を行う。 その後、企業理念や行動規範などの作成やコンプライアンス教育に従事し、産業再生機構の下で再建中であったカネボウ化粧品ではCCO(チーフ・コンプライアンス・オフィサー)代行として、コンプライアンス&リスク管理の体制構築・運用を手がける。 外資系コンサルティング会社取締役を経て現職。 京都大学経済学部卒。 著書に「それでも不祥事は起こる」(8月末出版予定 日本能率協会マネジメントセンター)、「社長!それは「法律」問題です」、「これって違法ですか?」(共著:日本経済新聞社)、「法令遵守時代のビジネスNG事例集50」(監修:R25新書)など多数.

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「周知する」の意味や使い方 例文をまじえてご紹介!

周知 徹底 する

周知徹底の意味とは? 周知徹底とはしっかり情報共有するという意味 周知徹底とは、「周りにしっかり情報共有すること」という意味です。 「周知」には「周りに知れ渡っていること」や「周りの人に知らせる」、「徹底」には「しっかり」「すみずみまで」という意味があります。 つまり、あやふやな状態で伝えるのではなく、しっかりと徹底的に情報を伝達し共有させるという意味になります。 一回でその場にいる全員に指示ができれば確実ですが、全員揃わないことだってあります。 そういう場合は、誰かが後で伝えることになるのでしょうが、上手くいかない伝言ゲームのように、何かしら間違った情報が伝わってしまう可能性もあります。 確実な情報を周知するためにそうならないようにすることが重要です。 ビジネスシーンでは欠かせない言葉 「周知徹底」は、ビジネスシーンにおいて多用される言葉です。 具体的な使用場面としては、「新商品に関する情報を徹底的に秘密にするため」だったり、「ミスを犯してしまった現場で二度と同じ間違いをしないようにルールの再確認をするため」だったりが挙げられます。 このように重要事項を覚えてもらうために使われます。 ビジネスシーンにおいては、「周知」の対象は自分を含めた周りの社員です。 大切な情報を徹底的に周知させることは、ビジネスシーンでもとても重要な事柄の一つです。 周知徹底するべき事柄というのは、大抵がミスをしないための対策のことなので、業務に支障が出ないように、「周知徹底」と言われたら緊張感を持ちましょう。 周知徹底するということは、ある情報について周囲が完全に把握している状態にするということです。 つまり、ここでの周知徹底は、「周りに徹底的に知らせる」ことをするという意味になります。 語尾の「する」が現在系の形なので、使いどころがあまりないように感じるかもしれません。 それもそのはず、「周知徹底」という言葉は、指示する側として使うことが多いので、語尾が「させる」や「される」の方が使いやすいのです。 今回のようなことが二度と起こらないように、周知徹底させる。 ある情報を周囲にしっかり行き渡らせるために頑張るという意味なので、これから情報伝達を行うという宣言のようなものです。 これは指示者に対しての宣言であり、情報を伝達される側が使う言葉ではないため、使い方には注意しましょう。 「周知徹底に努める」は、今後の行動を示している例文なので、謝罪の言葉と合わせて使われる場合が多いです。 覚えておいて損はない知識なので、「謝罪文の締めの書き方|ビジネスメールの件名やお詫びの結びは?」という記事も併せて参考にしてみてください。 周囲に情報を行き渡らせてほしい場合や、知っておいてほしい旨を伝える際に使われます。 同義で「ご周知ください」と使われることもあります。 使い方は、どちらの表現でも間違いはありませんので、好きな方を使いましょう。 「ご周知願います」は、情報を広める側が使うのではなく、情報を広めるようにお願いする指示側が使う言葉です。 周りの人に情報伝達をお願いしたい場合の敬語表現なので、指示を受けて情報伝達する側の人が使ってしまうと混乱を招いてしまいます。 「ご周知ください」や「ご周知願います」の使い方には注意が必要です。 これはどちらかといえば、周知徹底事項として伝えた情報を、意識として強く根付かせることを目的とした表現です。 ある情報が常に心の中にあるよう徹底して覚えるように、という強い意志が感じ取られます。 また、「周知」とは多人数を表す言葉であるのに対し、「意識」とは個人の状態を表す言葉ですので、情報を多数に知らせることよりは情報を一人ひとりの心に強く根付かせることを重視しているといえます。 そういう意味では、「周知」よりも「意識」の方がイメージしやすいかもしれません。 「意識徹底する」や「意識徹底させる」という使い方は、周知徹底の使い方と同じなので、同様に徹底するべき対象が個人か周囲かの使い分けに注意しましょう。 意識徹底も周知徹底も、「重要事項を頭に入れておいてほしい」という意味は通じるので、好きな方を使いましょう。 認知に関わる概念の一つに、生存バイアスというものがあります。 これは、「考え方の偏り」のことです。 以下の「生存バイアスの意味とは?生存バイアスの事例7選と対策と認知バイアスの種類」という記事は、世の中の偏見やそういった考えを持つ人の心理についてとても興味深いことが書いてあるので、是非見てみてください。 軽い雑談のように、さらっと伝えるのではなく、メモを取らせながらしっかり伝えましょう。 伝える側にも真剣さが必要となります。 また、曖昧な表現を避け、誰が聞いてもわかるようなはっきりとした言い方をしましょう。 実は、これが一番重要な事であり、一番難しいことなのです。 同じやり方で全ての人が理解できるわけではないので、個人の能力に合わせて対応を変える必要があります。 このように、周知する・周知させる効率を上げることが、仕事を円滑に進める事に繋がります。 これは、全ての社会生活においてとても重要な要素といえます。 周知徹底させてほしい情報がある場合、一度言っておしまいではなく、再度チーム全体に報告したりメモを見返してもらうようにしましょう。 常に心に留めてほしいような重要な事は、紙に書いて見えやすい位置に貼っておくのも効果的です。 目まぐるしく方針やルールが変わるような環境で働いている人にとっては、メモや張り紙などの紙媒体で周知徹底することはとても難しいことかもしれません。 パソコンをよく使う人であれば、メールやテキスト形式での保存など、自分にとって都合のいいやり方で情報伝達を遂行しましょう。 周知徹底を正しい意味で使いましょう 周知徹底は、そんなに難しい意味をもつ言葉ではないため、簡単に使えます。 ビジネスシーンにおいて多用されるので、知っておいて損のない言葉です。 緊急性を要する場合や、重要度の高い情報など、確実に情報伝達されたい時には「周知徹底事項」として、情報共有しましょう。 今回まとめた「周知徹底」の他にも、類語である「周知する」「ご周知」等も、使い方によっては注意が必要となります。 これらは使う側も混乱しがちな表現なので、指示する側なのかされる側なのか、しっかり把握することが使い分けるコツです。 是非、今回の記事を参考にして使ってみてください。

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「周知徹底に努める」とは!意味や使い方!類語や例文も解釈

周知 徹底 する

全体会議で、社員に対して社内ルールの 周知徹底を図ることが決められた。 会社という大きな組織では、 社員一人一人がルールを守ることが重要になってきます。 一人がルールを破るだけで 会社が大きな損害を受けてしまったなんてことはよくありますよね。 上の例文では、そんな事態を防ぐためにも、 「 社員全員にルールをもれなく伝える」ということを伝えているわけです。 周知徹底は、このように、 何かの情報を隅々まで徹底的に行き渡らせたい時 に使うと考えてください。 周知徹底の語源 次に、この言葉の語源を見ていきましょう。 漢字を見ていくと、 前半を「周知」、後半を「徹底」と分けることができます。 まず前半の「周知」ですが、「 周」という漢字は、 「 あまねく」という意味を持っています。 「あまねく」とは、「 すみずみまで行き届く」という意味です。 「一周」や「周り」という言葉もあるように、 「周」には全体まで行き届かせるという意味があるのです。 このことから、 「 周知」=「知ることがすみずみまで行き届く」という意味になります。 そして、後半の「 徹底」です。 「 徹」という字は訓読みだと「とおす」と読めますが、 その読みの通り「 貫き通す・とことんまで行き届く」という意味を持っています。 夜の間ずっと寝ないで起きておく「徹夜」という言葉もある通り、 「徹」という字は「とことん最後まで貫き通す」という意味があります。 ここから、「徹底」=「 底まで貫き通す」という意味になります。 以上のことから、「周知」+「徹底」を合わさることで、 「すみずみまでとことん知れ渡らせる」 という意味の四字熟語ができあがるわけです。 「周知徹底」は、 「自ら働きかけることで情報を伝えていく」という意味合いがありますが、 「情報拡散」は、「 思わぬところまで情報が散らばり広がっていく」という意味になります。 主にインターネットやSNSなどで、 不特定多数の人に情報が届けられる時に使うことが多いです。 周知徹底の英語 続いて、英語を紹介します。 「周知徹底」を英語にすると、次の3つの言い方があります。 2つの単語を合わせて使うことで、 「周知徹底」と同じ意味を表すことができます。 「known to all」と表記することで、「全てに広く知られている」という意味になります。 では、以下にそれぞれの例文を紹介していきます。 We will thoroughly notify everyone of this information. (私たちは、この情報の周知徹底を図ります。 ) By the rings they will wear, they will be known to all as husband and wife. (指輪を交わして、夫婦であることを全ての人に示します。 ) We wish to promote dissemination of this information. (私たちはこの情報が周知され普及することを願っています。 ) スポンサーリンク 周知徹底の例文・使い方 最後に、「周知徹底」の使い方を例文で見ていきましょう。 これからも、全ての社員に 周知徹底してまいります。 火災時の避難経路の 周知徹底をお願いします。 新入社員には、重要事項を 周知徹底させます。 危険物の取り扱いに関して 周知徹底を促す。 今後はこのようなミスが起こらないように 周知徹底いたします。 新しいシステムの導入に伴い、混乱が起こらないように 周知徹底に努める。 このように、 「周知徹底」はビジネスシーンで広く使うことができる四字熟語です。 社員に対して、大事なこと、伝えないといけないことなどを 行き届かせるような時に使います。 一番良く使うのは、会社のトップあるいは上司から 部下へ用件を伝達するような時ですね。 日常生活で使うこともできなくはないですが、 「ほとんどの場合、ビジネスで使う」と考えて問題ありません。 関連: まとめ 以上、今回の内容をまとめると 「 周知徹底」= 広くすみずみまで、きっちりと知れわたらせること。 「 語源」=すみずみまで知らせて、とことん最後まで貫き通す。 「 類語」=「情報共有・注意喚起・情報拡散」など。 「 英語」=「thoroughly notify」「known to all」「dissemination」 ということでした。 「周知徹底」は、ビジネスをしている人、 特に上級職の人は使いやすい四字熟語です。 ぜひ今後の仕事の際には積極的に使ってみてください。

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