廃 プラスチック 問題。 プラスチックゴミ問題を解決する技術とアイデア アジアから続々発信中:朝日新聞GLOBE+

【まとめ】プラスチック削減に向けた、大手企業10社のCSR事例

廃 プラスチック 問題

本社工場に集荷された廃プラ。 2017年末に中国へ廃プラの輸出が禁止されてから2年以上が経過した。 その間、国内での処理量増加に伴う産廃処理費用の値上げや最終処分場のひっ迫感、また、代替国として東南アジアへの輸出量が増加するなど様々な動きがあった。 コロナウイルスが猛威をふるい、世界経済が停滞するなか、産業廃棄物の中間処理を行う東港金属の福田隆社長に廃プラ処理の現状を聞いた。 現在の廃プラ国内処理状況は? 東港金属の福田隆社長。 貿易統計によると、廃プラの日本からの輸出数量は、中国への輸出が可能だった2017年で年間約140万トン。 その後、中国へ輸出が禁止され、2018年は年間約100万トン、2019年は約90万トンと減少している。 つまり、中国輸出禁止前と比べ現在は、毎年新たに約50万トンの廃プラを国内処理しなければならない状況になっている。 昨年までは、受け入れ量が増え、ひっ迫感を抱えていた産業廃棄物処理会社が多かった。 例えば、東京の大手産廃会社では廃プラなどの廃棄物がヤード内で溢れかえっており、荷下ろしも間に合わないほどだった。 多い時は荷下ろしに5時間や10時間待ちなどもあったぐらいだ。 2018年末がピーク。 これは、国内の発生量増加に加え、昨年9月に大型の台風15・19号があった影響で、各地で多くの災害廃棄物が発生したことにもよる。 そうした災害廃棄物の処理も含めて民間、公共の処理施設ともに昨年末はひっ迫感があった。 しかし、今年に入ってから徐々に受け入れ量が減ってきて今は、処理能力と受け入れ量の需給がバランスしている。 おそらく、コロナウイルスの影響と昨年の消費税増税などで国民の消費が落ち込み、一時的に廃プラの排出量が減っているのではないか。 国内の処理能力に変わりはない。 廃プラの量が特殊な要因で減っているだけだ。 今後、コロナが収束し、また景気が良くなって排出量が増えてくればまた、全国の処理会社はひっ迫するだろう。 もちろん今でも焼却処分場 広義の意味。 サーマルリサイクルも含む に余力があり、どこでも出せるという状況ではない。 廃プラ処理施設の導入支援で補助金が出る政策にも力を入れている CO2型リサイクル等高度化設備導入促進事業)。 環境省の方に話を聞くと全国の民間会社で廃プラ処理設備に関わる進行中のものや計画しているものを合わせて、たぶん関東地区から出荷できる先として、青森とか近畿ぐらいまでで20ぐらいプロジェクトがあると聞いている。 単純な焼却処分施設から、サーマルリサイクル、ケミカルリサイクルなどの施設まであるという。 しかし、その中でも稼働するのは早くて2年後らしい。 ほかの大半は5年後、下手すると10年後になる。 それまでの間どのようにして凌ぐかが目下の問題だ。 また、新しく産業廃棄物処理の施設を作るのは、周辺住民の理解を得ることが難しい。 例えば、産廃処理大手の大栄環境 神戸市 が静岡県御前崎市に大規模産廃処理施設の建設計画を立てていたが、昨年12月に住民投票で否決されてしまった。 しかも反対投票は9割に及んだ。 そうした問題などもあり、全てが計画通りにいくかは分からない。 まぁ、それでも20のうち7割ぐらいが計画通りに作られれば年間増えた約50万トンの廃プラ処理は可能になると思う。 景気が回復して、相当在庫が増えたときは処理が追い付かずヤードに山積みにする期間が長くなる。 その際に火事が発生する危険性がある。 原因は電池。 近年はリチウムイオン電池が内蔵された製品などもあり、それが廃棄物に紛れ込んでいる可能性がある。 重機などでハンドリング 掴んで持ち上げる しただけでそれらは発火して火事になってしまう。 相当気を付けても難しい。 現に昨年、廃プラなどの廃棄物がひっ迫していたときはヤード内の火事が多かった。 ニュースでも大きく報道されていた。 また、新聞沙汰にはなっていないが、小さな火事も周りで多くあったようだ。 ほかに、ひっ迫した時に心配されるのはシュレッダー材だ 廃棄物の中に金属類が多く混入しているもの。 シュレッダーと呼ばれる破砕機にかけ、選別などを行い、金属分を取り出してから処分する。 大型のシュレッダーを持っている会社自体が全国に少ないし、処理する際に発生するシュレッダーダストの処分費用が大きく値上げしている関係で、フルで稼働できない会社も多く、押し付けあってしまう可能性がある。 本社工場にある圧縮梱包機。 先ほど話したシュレッダー材も5,000トン処理している。 シュレッダー材は、金属類が55%、ダストが45%程度の割合だ。 選別機の設備投資などを行い選別技術の向上に努めている。 対象となる廃棄物の判断基準や範囲を示す付属書の改正が行われ21年の1月1日から発効される。 廃プラの輸出量は、中国への輸出が禁止されたとはいえ、東南アジア向けが増え年間90万トンが輸出されている。 今後、廃プラを輸出する際には相手国の同意が必要になる。 そのため、対象になったから輸出が全くできなくなるというわけではないが、厳しくなるは確実だ。 これは、汚れているがリサイクルできる部分があるもの。 お互いの国で同意ができれば輸出できる。 ただ、これは判断が難しい。 汚れているのか、汚れてないのか。 例えばジュースが付着したものだとだめなのか?など。 そういった定義の部分は各国に委ねられているため、日本でも検討会が開かれ、今後話し合いが行われていく。 例えば、ペレット加工したものは良いが、フレーク(細かく破砕しただけのもの)は駄目なのか?未加工品は?処理すれば出せるのか?など定義は非常に難しい。 私も検討会に呼ばれているので、ベールだけをしたものや、臭気があるものなど実務者として様々な事例について発言していこうと考えている。 PSABSミックスは、廃家電類を破砕選別すると発生する廃プラ。 家電を粉砕し、水選別でPPとPEを浮かして取り除く。 残ったものでゴムとか余計なものを飛ばすと、PSABSミックス ポリスチレンとABS樹脂が混ざったもの が残る。 PSABSミックスは、輸出されることも多い。 そのため、廃プラからリサイクルして製品を作りづらい側面がある。 一方、中国では今まで何十年も廃プラから製品を作り続けてきた。 その結果、中国のリサイクル技術は上がり日本のリサイクル技術が遅れることになってしまった。 静電分離方式の選別技術だって日本ではまだ馴染みが薄いが、中国のリサイクラーでは普通に使いこなしている。 国内のリサイクル技術を高めることは急務の課題だ。 廃プラを廃棄するのではなくリユースする世界へ ReSACOについて説明する福田隆社長。 同社のグループ会社であるIT会社トライシクルでは、ReSACO リサコ というBtoBの中古品の売買を可能にするマッチングサービス を開発し、2019年1月からサービスを開始している。 また、千葉工場 千葉県富津市 近くにはReSACOリサイクルセンターという7万6,000㎡におよぶ中古品置き場も構える。 中古車市場などは成熟しているのに、企業間同士のオフィス家具などの売買の市場はまだまだ未発達。 だから弊社としては、その受け皿になりたい。 廃棄物として受け入れするもののなかにはまだまだ使えるものも混じって入ってきている。 そうしたものをこのサービスを使って減らしたいという思いもある。 ユーザー数も少し伸び悩んでいる。 これは、売り手と買い手を両方育てていかなければならないからだ。 例えば、売り手が増えた時に買い手のユーザーが少なかったり、反対に買い手が増えた時に売り手が少なかったりとなってしまうとすぐにユーザーはサービスを使わなくなる。 そこで、新たに始めたのが無料回収サービスと、大手企業内で使用できるようにReSACOをカスタマイズするサービス。 すると、ユーザーが少し増えてきた。 例えば、廃棄されたサーフボードをテーブルにしたり、パイプ椅子の座面部位に木の板を取り付けたりと新しい商品に生まれ変わらせる。 また、作るのは弊社の社員たちに担ってもらう。 働き方改革も兼ねていて、社内副業という形でものづくり班を作る。 趣味と実益を兼ねて、自分の好きなことができる新しい働き方を提供していきたい。 若い人が買ってくれるようなオシャレな家具などを作れれば。 福田隆 ふくだ・たかし 1974年生まれ、東京都出身。 96年、成城大学卒業後、メーカーの営業職として従事。 その後、外資系コンピュータ企業に転職するも、家業を継ぐために02年2月、非鉄金属リサイクル業を営む東港金属に入社。 入社半年後に、父親である前社長の急逝に伴い、同社の4代目社長に就任 現任。 1,000馬力シュレッダーを有する千葉工場の開設、グループ会社としてIT会社のトライシクル設立など次々と新たな事業に着手し、業績を伸ばしている。 リサイクルオタクチャンネルではユーチューバーとしても活動中。

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【まとめ】脱プラスチックへと突き進む世界。その深刻な理由と驚くべき問題解決アイデアとは?

廃 プラスチック 問題

プラスチックゴミ問題とは何か? 世界の人口が増え続けると同時に、多くの人が忙しく活動する都市型のライフスタイルを送るようになったこともあり、ジュースのペットボトル、スーパーのビニール袋、さらにお惣菜のプラスチック容器など、多くの物が便利なプラスチック製になってきました。 一方で、プラスチックは簡単に捨てることが出来るため、結果として 世界中でプラスチック汚染が拡大しています。 例えば、プラスチックゴミ問題の一つを挙げるとすると、ここ最近よく耳にする「 海洋プラスチック」の問題を挙げることができるでしょう。 海から流れ着いて海岸を埋め尽くすようになったプラスチックのゴミを始め、太平洋には多くのプラスチックゴミが集まった結果、まるで海に浮かぶ島のようになった「 太平洋ゴミベルト」が出来てしまっているのです。 また、人間がこれまでに出してきたプラスチックの量は、 足首ほどの高さに広げて並べたら、世界で8番目に面積の広い国、アルゼンチンを埋め尽くすほど (引用:) であるにも関わらず、そのおよそ8割はそのままの形で埋立地や町中、そして海を始めとした自然の中に残されてしまっていると言われます。 ちなみに、この 汚染問題を引き起こすプラスチックには、非常に大きなものから顕微鏡を通してようやく確認出来るマイクロプラスチックと呼ばれるものまであります。 なかでもマイクロプラスチックは、海にいる魚が知らず知らずのうちに体に取り組み、その魚を食べた人間にも蓄積する恐れがあると懸念されているのです。 プラスチックゴミの問題は主原料と分解が困難な点 そして、このプラスチックゴミ問題が恐ろしいのは、プラスチックの主原料によって、空気汚染、水質汚染、土壌汚染を引き起こし、自然環境に大きな害をもたらすおそれがある点と、プラスチックの分解はそのままだと困難で非常に時間が掛かるという点にあります。 まず、プラスチックの主原料は「石油」であるため、この石油が集積して出来たと言えるプラスチックをそのままに放置しておくことは、長期的に見て、植物、野生動物、人間に悪影響を及ぼす可能性があることを意味します。 また、プラスチック製品が作られるのは、あくまでも人間の利便性を考慮してのことであるため、耐久性が重視された結果、生物分解性、つまり自然環境の中で容易に分解されることが不可能であることから、捨てられたプラスチックゴミは非常に長い時間、自然界の中に残ってしまいます。 これら二つの特徴が近年、世界的に警鐘を慣らされているプラスチックゴミ最大の問題と言えるのです。 プラスチックゴミ問題による影響 プラスチックゴミ問題による影響を、いくつかのポイントに分けてもう少し掘り下げて考えていきましょう。 水質汚染 水が豊富な日本ではそこまで意識されることがないものの、実は水を確保することは、世界中の多くの国で強い関心ごととなっています。 しかし、人体に外を与えない綺麗な水の確保は今後、より厳しくなっていくかもしれません。 というのも、プラスチックゴミの垂れ流しにより、人間にとっては最も重要な飲料水が汚染されてしまう可能性が考えられるからです。 土壌汚染 プラスチックがゴミ処理場に投棄されると、水や他の化学物質と反応して有害な物質を発生させてしまう可能性があります。 そして、これらの有害物質は土壌に少しずつ広がり、長期のまま放置されることで深刻な土壌汚染に繋がってしまう可能性が考えられるのです。 大気汚染 発展途上国などでは大量のゴミがそのまま廃棄されたゴミの山がいくつもあり、そこには大量のプラスチックゴミが含まれます。 そして、時にはそのゴミの山に積もったゴミによる化学反応や、乾燥した摩擦熱などによって、炎が発生し、それによってプラスチックゴミが低温で燃やされることになります。 すると、有害物質のダイオキシンなどが発生して大気を汚染し、近隣住民や動物達へ呼吸器系の健康被害を与えることが考えられます。 食物連鎖に与える悪影響 プラスチックの大きさは大小様々であることから、体の大きさに関係なく、様々な生き物の体内に取り込まれます。 大きな口を開けてプランクトンを大量に飲み込むクジラから、その微小なプランクトンにまで言えます。 つまり、直接的にプラスチックを飲み込まなかったとしても、プランクトンのような食物連鎖上で最も下層に位置する生物を食べた生物を、より大きな別の生物が食べることで、食物連鎖のつながりを通して生物全体がプラスチックで汚染されてしまう可能性が考えられるのです。 自然界の動物達を危機に追いやる テレビのニュースで、プラスチックが絡まった鳥などの野生動物の姿を見たことがあるかもしれません。 自然界に大量のプラスチックゴミが散乱した結果、日々世界のどこかで野生の動物が、プラスチックゴミによる直接的な被害を被っています。 また他にも、プラスチックゴミが体積した場所からは、本来そこを住処にしていた動物達が追い出されている現状もあり、自然界に住む動物達へ大きな悪影響をもたらしているのです。 経済的な影響 プラスチックゴミはまた、将来的に莫大なコストとなって人間に跳ね返ってくると言えます。 というのも、プラスチックゴミによって汚染された土壌や水を浄化するには、非常に大きなコストが掛かり、これは、プラウチックゴミを放っておけばおくほど、増えていってしまいます。 加えて、プラスチックゴミにより汚染が進むと、そこに住む人々の健康が害されて経済活動に悪影響が出たり、観光客を減少させたりと、間接的な経済的損失を招くことになります。 プラスチック問題を引き起こしている主な原因 プラスチックゴミ問題の基本的なポイントは理解出来たかと思いますが、この問題を引き起こしている主だった原因とは何なのでしょうか? ここでは、そのプラスチックゴミ問題を引き起こしている原因を、大まかに3つに分けて見ていきたいと思います。 これは、プラスチック製品は作り上げるためにほとんどコストが掛からず、また様々な形へ加工出来るなど、非常に便利であるというのが大きな理由です。 そのため、スーパーで買い物をした際に当たり前のように貰うビニール袋やペットボトルを始め、実は予想もしないようなものにもプラスチックは使われています。 例えば、紙で出来ているように見える 牛乳パックの内側には、コーティングのためにプラスチックの一種であるポリエチレンが薄く伸ばされて使われているなど、あらゆる物にプラスチックが含まれています。 このように、はっきりとプラスチック製品だと分かる物だけでなく、一見プラスチックとは関係ない物であっても、ゴミとして捨てることで汚染物質が土壌に染み込み、野生動物や地下水に流れ込んでしまった結果、何年にもわたって問題を引き起こす可能性があるのです。 そこで、中にはプラスチックを捨てるのではなくて「 燃やしてしまえば良いのでは?」と考える人もいるかもしれませんが、プラスチックは十分な高温で焼却( 完全焼却)しない限り、ダイオキシンといった有害な問題物質を発生させてしまう可能性があります。 このプラスチックの完全焼却に関しては、日本であれば高温に耐えうる施設の建設が進み、また、ダイオキシンの発生を抑える仕組みなども普及していますが、それでも国内で廃棄されるプラスチックゴミ全てに対応出来るほどではありません。 そのため、 プラスチックゴミは埋立地に捨てられることがあり、この場合は非常に長期に渡ってプラスチックのまま残り、土壌汚染を引き起こす可能性が考えられます。 また、代わりに プラスチックをリサイクルしても、結局新しいプラスチックに生まれ変わるだけなので、プラスチックの減少にはつながりません。 加えて、日本のように完全焼却が可能な国はまだましですが、そうでない国ではプラスチックを低温で焼却処理している場所もあり、その場合は大気に有害な物質が放出されている可能性が考えられます。 しかし、近年の漁業は海洋プラスチック問題を引き起こしてきた原因の一つとなってきました。 というのも、魚を獲るために利用される漁網の中にはプラスチックで出来た物も多く、何度も繰り返し使われる中で、摩耗した網の一部が切れて海を漂うことになったり、そうでなくても目に見えない微笑のプラスチックが剥がれ、これまたマイクロプラスチックとなって海中を漂うことになるからです。 さらに、漁網ほどではないにしろ、釣りに使われる釣り糸も、同じ様な理由から海におけるプラスチックゴミ問題の原因となってしまっています。 プラスチックゴミ問題に対して考えていきたいいくつかの対策 プラスチックゴミ問題について、影響や原因までを見てきましたが、最後に我々が日常的に少しずつでも出来る対策をいくつか考えていきたいと思います。 エコバッグは簡単に折りたためて持ち運びやすく、しかも何度でも繰り返し使えるため環境に優しいのが最大の利点。 最初こそコストが掛かりますが、一度買ってしまえば、その後は長期に渡って使用できます。 現在は通販でも簡単に買えるので気に入ったものを購入し、買い物へエコバッグを持っていくようにすれば、無駄なプラスチックゴミを増やさなくて済みます。 というのも、 ほとんどの紙コップは断熱や液漏れを防ぐ目的で、 内側がプラスチックでコーティングされているから。 これら紙コップを捨ててプラスチックゴミを増やさないためにも、代わりにコーヒー用のマイコップを持っていけば、それだけでプラスチックゴミを抑えることにつながります。 しかし、ペットボトルはプラスチックから出来ているため、ペットボトルに入ったものを購入するということは、それだけプラスチックゴミ問題を拡大させてしまう原因となってしまいます。 そこで、代わりにペットボトル以外の容器に入った飲み物を購入するようにしていけば、一つの解決策となっていくと言えるでしょう。 (出典:) 具体的には、再生可能な植物由来素材を使用した「 プラントボトル」やビンなどに入った飲み物を優先的に購入していくという方法です。 しかし、少しずつでもこの問題に対する意識を持った人が増えれば、それだけ大きな力となって、状況が良い方向へ向かっていきます。 そのためにも、自分のSNSでプラスチックゴミ問題について発信したり、地域社会の中で問題提起をしたりすると言うのは、一人一人が出来る対策です。 合わせて読みたい世界雑学記事• プラスチックゴミ問題|その汚染原因や対策とは?今私達に出来る事のまとめ プランスチックゴミ問題について見てきました。 この問題は人間が便利な生活を追い求めてきた結果として生まれ、将来の地球環境に対して大きな懸念点となっています。 そしてこの問題を解決するためには、単にプラスチック製品をリサイクルしたり、プラスチックゴミを拾うだけでなく、そもそもの使用を控えるというのが重要になってくると言えます。

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プラスチックの廃棄とリサイクル

廃 プラスチック 問題

50年で石油がなくなりプラスチックを使えなくなる 最近はニュースにされませんが、石油やガスなどの天然資源は、早くて50年で枯渇すると言われています。 2070年には石油が枯渇し、その2年後には天然ガス、100年後には石炭が枯渇することが統計で出されています。 つまり、あと50年もすれば、快適で便利な生活を与えてくれている石油由来のプラスチック容器、ナイロンでできている洋服などは生産できなくなるということです。 あと20年でゴミの埋め立て場所がなくなるから 当たり前と思うかもしれませんが、捨てられた燃やせるゴミは ゴミ処理施設で焼却され処理されています。 そして、燃やされたゴミは灰となりカサも大幅に減ります。 なぜなら2018年になり、中国やマレーシアなど日本のゴミのプラスチックゴミを輸入していた国が相次いでプラスチックゴミの輸入を禁止しています。 これを受けて日本ではプラスチックゴミの処理が追いつかなくなり、環境省も• 一時的に保管できるプラスチックゴミの量を2倍に引き上げ• 産業用のプラスチックゴミを焼却炉で燃やせるように要請 という 緊急処置をとっています。 そのため日本では、 再利用できるものはリサイクルをして、なるべくゴミを減らしていくことが急務になっています。 そして、プラスチックゴミも• マテリアルリサイクル• ケミカルリサイクル• サーマルリサイクル と3種類のリサイクルされています。 すべてのリサイクル方法を合計すると リサイクル率84%という数字が出ています。 ヨーロッパのプラスチックリサイクル率が30%程度であることと比較して、日本はリサイクル先進国だ!と言われています。 しかし、実はそうとも限らないのです。 なぜなら、実は、一番多い割合をしめている サーマルリサイクルですが、実は 焼やしてリサイクルしているから。 「燃やしてるのにリサイクル???どういうこと?」と意味不明に思うかもしれませんが、それが日本のリサイクル率が高いカラクリです。 実は、この 『サーマルリサイクル』は日本独自のもので海外ではリサイクルに認められていません。 燃やしているのだから、当然といえば、当然ですよね。 つまり世界基準で言えば日本のリサイクル率は、たったの23%ということになります。 それでは、サーマルリサイクル、マテリアルリサイクル、ケミカルリサイクルについて、もう少し詳しく知っていきましょう。 世界基準ではない?日本のリサイクル方法3つ 日本ではどのようにリサイクルが行われているかご存知ですか? 回収されたプラスチックごみは、主に3つのリサイクル方法で行われています。 焼却エネルギーを使って発電し、その焼却熱を回収して近隣の施設の暖房や温水プールなどに供給していることがあります。 材料リサイクル• 材料再生• 再資源化• 再生利用 とも呼ばれています。 例えば、使用済みの缶や金属、プラスチックなどを砕いたり、溶かしたりして、再びそれぞれを作る原材料にしています。 ペットボトルは粉砕して、加工されたあと繊維化されて、衣料などの生産に使われています。 化学構造を分解で変化させるため、「ケミカルリサイクル」と呼ばれています。 日本のリサイクルの問題点4つ リサイクル活動によって環境問題の改善をすることができますが、実際にはメリットばかりではないようです。 汚れているとリサイクルできない プラスチックのごみはただ分別して出せば良いわけではありません。 汚れがついているプラスチックごみは、リサイクルすることができないのです。 なぜなら、汚れや異物などが混じっていると、輸送や選別、異物の処理にたくさんの手間と費用かかってしまいますし、リサイクル製品の品質が効率的で安定的なリサイクルをすることができないからです。 汚れの落ちないものは可燃ごみになってしまいます。 リサイクルごみとして分別する時には、汚れがついているものがあったら水洗いなどで必ず汚れを落としましょう。 コストがかかる リサイクルにはコストがかかることも問題になっています。 リサイクル製品を作るというのは、そう簡単なことではないのです。 円高になると海外から新しい資源を安く輸入することができるようになります。 その影響で国内の再生資源は高くなり、国内のリサイクル製品が使われにくくなってしまうのです。 その他にもリサイクル製品にするまでには、• リサイクル施設までの運搬・輸送費• リサイクル製品の選別などの作業にかかる人件費 このような費用も膨大にかかる場合があります。 リサイクル製品を作るために、まだまだ 多くの費用がかかることも問題なのです。 回収システムが無くなってきている 資源の回収システム自体が無くなって いることもリサイクルが進まない問題の1つです。 新聞紙は昔、1kgあたり20円で引き取られていましたが、 現在は新聞紙が余り無料で回収されています。 ゴミを出す私たちにはうれしいですが、回収業者にとっては頭の痛い問題です。 この価格低下で新聞紙や雑誌などをトイレットペーパーなどと交換していた「ちり紙交換」の廃品回収も少なくなってしまいました。 こういった理由から、リサイクルの回収システムが崩壊しているのです。 リサイクル工場が増えれば、運搬にかかる燃料や費用を削減することはできるでしょう。 しかし、現時点ではリサイクルのために膨大な燃料が使われているという問題もあります。 身近なリサイクルできるゴミ11種類 私たちは、いつもゴミの分別をしていますが、身近なものでリサイクルできるゴミにはどんなものがあるかご存知ですか? ペットボトル リサイクル方法:ペットボトルはキャップとラベルをはがし、水洗いして資源ごみの集団回収に出すか、スーパーマーケットなどの回収ボックスに入れる。 リサイクルの用途:繊維・シート・成形品などの新たな製品、食品用PETボトル プラスチック容器・包装 リサイクル方法:地自体のルールをよく守り、資源ごみの集団回収に出すか、プラスチックのトレイはスーパーマーケットなどの回収ボックスに入れる。 燃えるごみ・燃えないゴミとして出さない。 リサイクルの用途:コークス炉化学原料・合成ガス・高炉還元剤 ケミカルリサイクル ・再生樹脂・パレット ガラス・ビン 出典: リターナルびんマークが表示されているビンは、何度も回収して洗って使われます。 リサイクル方法:買ったお店に戻すか、お店や駅などの回収ボックスへ入れる。 1度しか使われない ワンウェイびんは、資源ごみや集団回収に出す。 リサイクルの用途:ガラスびん・道路などに使う砂・家の断熱材など スチール缶 リサイクル方法:スチール缶だけに分けて資源ごみ・集団回収などに出す。 お店などの回収ボックスに入れる。 リサイクル用途:橋や建物、自動車の部品・スチール缶など アルミ缶 リサイクル方法:アルミ缶のみに分別して、資源ごみ・集団回収に出す。 お店などの回収ボックスに入れる。 リサイクル用途:アルミ缶・自動車の部品など 紙 リサイクル方法:新聞紙、本、ダンボールなどそれぞれ同じ種類ごとに分けてまとめます。 封筒やカレンダー、お菓子の箱などは、テープやプラスチックなどを取り除いて、紙だけの状態にしてまとめましょう。 廃品回収、資源ごみ、回収ボックスなどに出します。 リサイクル用途:段ボール・新聞紙・雑誌・本・トイレットペーパー・ティッシュペーパー 電池 電池はスリーアローマークと電池の種類を示す英文字(Ni-Cd/Ni-MH/Li-ion)でリサイクルマークが構成されています。 私たちがよく使う電池は• 使い捨て電池• 小型充電式電池• ボタン電池 の大きく3種類に分けることができます。 リサイクル方法:アルカリ乾電池・マンガン乾電池・コイン電池 リチウム一次電池 は自治体で決められた回収場所・回収日に出す。 充電して繰り返し使える「小型充電式電池」、腕時計などに使われる「ボタン電池」は、電気店・ホームセンターなどの 小型充電式電池回収BOX・ボタン電池回収缶へ出しましょう。 リサイクル用途:乾電池は、製鉄原料や亜鉛を資源として回収、セメント原料などにリサイクルされる。 自動車 出典: リサイクル方法:自動車販売店などに引き取ってもらう リサイクル用途:鉄筋・鉄骨・燃料・自動車部品・中古部品としてのリユース 自転車 リサイクル方法:自転車販売店で回収してもらうか、市区町村の粗大ゴミとして回収してもらう。 電動アシスト自転車のバッテリーは、自転車販売店が回収しています。 リサイクル用途:鉄の原料 家電製品 リサイクル方法:使い終わった家電製品は、その家電を売ったお店、または買い替えするお店にリサイクル料を払い回収してもらいます。 リサイクル用途:鉄・銅などを作る工場に原料として売られ、さまざまな製品に生まれ変わる パソコン 画像元: 無料で回収・リサイクルされるパソコンには 「PCリサイクルマーク」が表示されます。 リサイクル方法:パソコンを作った会社に連絡をすると引き取りしてくれます。 また「PCリサイクルマーク」のマークが付いているパソコンは無料で市区町村でも回収を行っています。 もしも貼られていない場合は、各メーカーのウェブサイトなどで確認し、PCリサイクルマークの申し込みを行いましょう。 リサイクル用途:鉄・銅・アルミ・金・銀・プラスチック・ガラスなど スマホ・携帯電話 出典: リサイクル方法:携帯電話のお店、または市区町村で無料回収してくれます リサイクル用途:金・銀・銅・携帯電話の部品 お得にリサイクルする方法3つ お家には使わないけれど、捨てるのはもったいないし、まだ使えるものって意外と眠っていたりしますよね。 使わないけど、まだ使えるものはリサイクルなどで利用されたらうれしいですし、しかもお金になったら一石二鳥ですよね。 お得にリサイクルできる方法があるのでご紹介します。 メルカリで売る 「メルカリ」は、スマホで簡単にできるフリマアプリです。 使わなくなったけど、まだ使えるものをメルカリに出品して、欲しい人に売るという処分方法があります。 スマホから手軽に出品できるのでおすすめです。 JIMOTYで引き取り、購入してもらう 「ジモティ」では、誰でも無料で地元の情報を発信したり入手できる掲示板サービスです。 利用者は地元の人がほとんどなので、ソファーなどの大きなモノも取りに来てもらえるメリットがありますよ! リサイクルショップで売る 近所のリサイクルショップで買取してもらう方法もあります。 お店によっては店頭買取だけでなく、宅配で送って買い取りしてもらったり、自宅まで取りにきてくれる出張サービスも行っています。 まとめ:日本のリサイクルの常識は世界の非常識!? 日本のリサイクルの大部分は、燃やすことで燃料として使われているのが現状です。 この方法は、もしかすると使えるものまで燃やされているかもしれません。 私たちはゴミの分別、ゴミを減らすことだけでなく、なるべく使わないようにしたり、再利用したりしてできるだけゴミを出さないようにすることが重要なのではないでしょうか。 日本のリサイクルを進めていくために、ぜひコメントやシェアをよろしくお願いします。 記事を読ませていただきました。 ごみを奪い合う子供たちや、埋め立て地を開放しろとデモを起こすスラムの人たちの様子が僕の普段見生きている世界と違いすぎて衝撃的でした。 日本に住んでいると、出来るだけ遠くにあってほしいと願うゴミ捨て場を、生活の拠り所にして、明日もわからない生活を送り続けている人たちがいるなんて今まで思ったこともなかったので、今日このことを知って、自分はこれまでどれほど恵まれた環境で生きてこれたのだろうと、そしてその環境にすら文句を言っていた自分を深く恥じました。 しかし、この恵まれた環境にあるからこそできることもあるはずです。 ですので彼らがゴミ捨て場ではないほかのものを生活のよりどころにできるような世界にするために自分にできることを考えて行動していきたいと思います。

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