外食の場合は出費額がしっかりと把握できますが、ご家庭で食事をする際、調理家電にそれぞれいくらの電気代がかかっているのまではなかなか把握できません。 そこで、今回は炊飯器の電気代に関して タイプごとの比較(3合炊きで比較) 普通炊きと早炊き 保温するのと電子レンジで温めなおす の3点に関して解説していきます! 炊飯器の電気代比較:マイコンタイプが一番お得 現在一般的に発売されている3タイプの炊飯器にかかる電気代を比較します。 3タイプある炊飯器 炊飯器は大きく分けて「マイコン」「IH」「圧力IH」の3タイプが販売されています。 そのため、それぞれ炊飯器における電気代の差について説明していきます。 ちなみに「IH」と「圧力IH」は同じものと勘違いしやすいですが、圧力IHには蓋に圧力構造が搭載されており一緒のモノではありません。 そのため炊き具合や電気代などが多少異なってきます。 3合炊くのにかかる電気代は? 以下の表がそれぞれのタイプの炊飯器の消費電力と3合炊きにかかる電気量です。 記事内の数値は一般的な3合炊きモデルのデータを使用しているためご家庭でご使用の炊飯器とは多少異なる場合があります。 タイプ 消費電力 3合炊き 保温時消費電力 マイコン 400W 93. 7Wh 17W IH炊飯器 700W 123Wh 13W 圧力IH炊飯器 700W 110Wh 13W パッと見た感じマイコンタイプの炊飯器が電気代がお得に見えますが、電気代としてどれほどの差になるのか計算してみます。 1回(3合)の炊飯にかかる電気代 マイコン:2.42円 IH炊飯器: 3.18円 圧力IH炊飯器:2.85円 マイコンが少し安いです。 1か月の電気代について計算してみます。 1ヶ月にかかる電気代 1日2回ご飯を炊くと仮定すると… マイコン:145.6円 IH炊飯器: 191.2円 圧力IH炊飯器:171.0円 1か月分で計算するとマイコンが50円程電気代がお得になるようです。 ちなみに保温に関しては「IH」「圧力IH」のほうがお得なようです。 保温1時間にかかる電気代 マイコン:0.44円 IH炊飯器: 0.33円 圧力IH炊飯器:0.33円 毎日合計3時間保温する場合で約9円 IH系統のほうが保温にかかる電気代はお得になります。 3合炊きの炊飯器に関しては電気代の差は少し小さめですが、IHよりもマイコンタイプが電気代が最もかからない炊飯器になります。 炊飯器の電気代比較:早炊きは節約にならない 「早炊きは炊飯時間が短くなるため、電気代節約に有効である。 」その真偽について確かめます。 早炊きコースはむしろ電気代アップ 通常モードでの炊飯にかかる電気代は上記のとおり、約3円となります。 では、それよりも短い時間で炊ける早炊きメニューなら、電気代が節約できるのでは?と考えられる方も多いと思います。 しかし実際には、早炊き機能では強力な加熱を行うため、トータルでの電力消費は、むしろ通常モードよりも多め。 機種にもよりますが、1. 5倍程度の電気代がかかってしまいます。 そのため一回の炊飯にかかる 電気代は早炊きのほうが1円ほど多くかかります。 大きな負担アップとはなりませんが、節電のためにはむしろ逆効果。 その上、通常モードの方が細かい温度制御がされていて、美味しく炊けるとされていますので、味の面でもコストの面でも、普段は通常モードでの炊飯をおすすめします。 炊飯器の電気代比較:3時間以上後に食べるなら保温よりレンジ 便利な機能である「保温」機能ですが、保温している間は常に電気代がかかっています。 何時間後に食べる場合であれば電子レンジで温めるべきなのか、計算してみます。 3人家族で1日2回食べる場合を想定 ここでは、3合のご飯をまとめ炊きして、3人家族で1. 炊飯器の保温は1時間で0. 33円 上記で紹介IHタイプの炊飯器を例にとります。 そのため保温にかかる電気代は1時間当たり0. 33円です。 電子レンジ1回の電気代は約1円 電子レンジの消費電力:900W(出力は500〜600Wに相当)、 冷蔵庫にかかる消費電力は、他の食材に比べてご飯の量が少ないため、無視できる 1人分(0. 5合)の冷たいご飯を温めるには、電子レンジでおよそ1分かかり、 3人分(1. 035円です。 3時間以上の保温なら、電子レンジの方がお得に これらの金額を元に計算してみると、 「保温が約3時間を超えるなら、電子レンジで温めなおす方がお得」 という結果になります。 3時間というと、朝食から昼食までの間にすぐ過ぎてしまう時間です。 今回のような条件では、保温は止めて、電子レンジでの温め直しを積極的に行った方が良い、というのが結論になります。 以上!結論としては、 マイコンタイプが電気代お得 節約目的で早炊き機能を使うのは間違い 3時間以上後に食べる場合は電子レンジで温めなおす ということです! 毎日のご飯を炊くときや炊飯器を買い替える時の参考にしていただけると嬉しいです。 5万円節約できるケースも少なくありません。 まずは試しに5分程度で出来ますので料金シミレーションで今の電気料金と比較をしてみましょう。 以下料金シミレーションが出来る、おすすめの電力会社をご紹介します。 【Looop でんき】? 全国対応、シンプルに電気代が安い? オススメポイント• 3人以上の世帯は特にお得になる! 紹介記事 1、 2、 【東京ガス】? 豊富なセット割で利用者80万人超え? オススメポイント• ガソリン、灯油、経由がお得に? オススメポイント•
次の外食の場合は出費額がしっかりと把握できますが、ご家庭で食事をする際、調理家電にそれぞれいくらの電気代がかかっているのまではなかなか把握できません。 そこで、今回は炊飯器の電気代に関して タイプごとの比較(3合炊きで比較) 普通炊きと早炊き 保温するのと電子レンジで温めなおす の3点に関して解説していきます! 炊飯器の電気代比較:マイコンタイプが一番お得 現在一般的に発売されている3タイプの炊飯器にかかる電気代を比較します。 3タイプある炊飯器 炊飯器は大きく分けて「マイコン」「IH」「圧力IH」の3タイプが販売されています。 そのため、それぞれ炊飯器における電気代の差について説明していきます。 ちなみに「IH」と「圧力IH」は同じものと勘違いしやすいですが、圧力IHには蓋に圧力構造が搭載されており一緒のモノではありません。 そのため炊き具合や電気代などが多少異なってきます。 3合炊くのにかかる電気代は? 以下の表がそれぞれのタイプの炊飯器の消費電力と3合炊きにかかる電気量です。 記事内の数値は一般的な3合炊きモデルのデータを使用しているためご家庭でご使用の炊飯器とは多少異なる場合があります。 タイプ 消費電力 3合炊き 保温時消費電力 マイコン 400W 93. 7Wh 17W IH炊飯器 700W 123Wh 13W 圧力IH炊飯器 700W 110Wh 13W パッと見た感じマイコンタイプの炊飯器が電気代がお得に見えますが、電気代としてどれほどの差になるのか計算してみます。 1回(3合)の炊飯にかかる電気代 マイコン:2.42円 IH炊飯器: 3.18円 圧力IH炊飯器:2.85円 マイコンが少し安いです。 1か月の電気代について計算してみます。 1ヶ月にかかる電気代 1日2回ご飯を炊くと仮定すると… マイコン:145.6円 IH炊飯器: 191.2円 圧力IH炊飯器:171.0円 1か月分で計算するとマイコンが50円程電気代がお得になるようです。 ちなみに保温に関しては「IH」「圧力IH」のほうがお得なようです。 保温1時間にかかる電気代 マイコン:0.44円 IH炊飯器: 0.33円 圧力IH炊飯器:0.33円 毎日合計3時間保温する場合で約9円 IH系統のほうが保温にかかる電気代はお得になります。 3合炊きの炊飯器に関しては電気代の差は少し小さめですが、IHよりもマイコンタイプが電気代が最もかからない炊飯器になります。 炊飯器の電気代比較:早炊きは節約にならない 「早炊きは炊飯時間が短くなるため、電気代節約に有効である。 」その真偽について確かめます。 早炊きコースはむしろ電気代アップ 通常モードでの炊飯にかかる電気代は上記のとおり、約3円となります。 では、それよりも短い時間で炊ける早炊きメニューなら、電気代が節約できるのでは?と考えられる方も多いと思います。 しかし実際には、早炊き機能では強力な加熱を行うため、トータルでの電力消費は、むしろ通常モードよりも多め。 機種にもよりますが、1. 5倍程度の電気代がかかってしまいます。 そのため一回の炊飯にかかる 電気代は早炊きのほうが1円ほど多くかかります。 大きな負担アップとはなりませんが、節電のためにはむしろ逆効果。 その上、通常モードの方が細かい温度制御がされていて、美味しく炊けるとされていますので、味の面でもコストの面でも、普段は通常モードでの炊飯をおすすめします。 炊飯器の電気代比較:3時間以上後に食べるなら保温よりレンジ 便利な機能である「保温」機能ですが、保温している間は常に電気代がかかっています。 何時間後に食べる場合であれば電子レンジで温めるべきなのか、計算してみます。 3人家族で1日2回食べる場合を想定 ここでは、3合のご飯をまとめ炊きして、3人家族で1. 炊飯器の保温は1時間で0. 33円 上記で紹介IHタイプの炊飯器を例にとります。 そのため保温にかかる電気代は1時間当たり0. 33円です。 電子レンジ1回の電気代は約1円 電子レンジの消費電力:900W(出力は500〜600Wに相当)、 冷蔵庫にかかる消費電力は、他の食材に比べてご飯の量が少ないため、無視できる 1人分(0. 5合)の冷たいご飯を温めるには、電子レンジでおよそ1分かかり、 3人分(1. 035円です。 3時間以上の保温なら、電子レンジの方がお得に これらの金額を元に計算してみると、 「保温が約3時間を超えるなら、電子レンジで温めなおす方がお得」 という結果になります。 3時間というと、朝食から昼食までの間にすぐ過ぎてしまう時間です。 今回のような条件では、保温は止めて、電子レンジでの温め直しを積極的に行った方が良い、というのが結論になります。 以上!結論としては、 マイコンタイプが電気代お得 節約目的で早炊き機能を使うのは間違い 3時間以上後に食べる場合は電子レンジで温めなおす ということです! 毎日のご飯を炊くときや炊飯器を買い替える時の参考にしていただけると嬉しいです。 5万円節約できるケースも少なくありません。 まずは試しに5分程度で出来ますので料金シミレーションで今の電気料金と比較をしてみましょう。 以下料金シミレーションが出来る、おすすめの電力会社をご紹介します。 【Looop でんき】? 全国対応、シンプルに電気代が安い? オススメポイント• 3人以上の世帯は特にお得になる! 紹介記事 1、 2、 【東京ガス】? 豊富なセット割で利用者80万人超え? オススメポイント• ガソリン、灯油、経由がお得に? オススメポイント•
次の炊飯器を購入するときは、過熱方式についても把握しておきましょう 炊き上がりにムラがないIH炊飯器 最近の主流となっているIH炊飯器。 IHとは、電磁誘導加熱(Induction Heating)のこと。 IH炊飯器は、電磁の働きで内釜自体が直接発熱するため、全体にむらなく熱を伝えることができ、さらに高火力で一気に加熱することができます。 最近の炊飯器は、炊飯時に圧力をかける圧力IHが主流となっています。 価格は5. 5合炊きで、1万円台~12万円台と幅広くあり、マイコン炊飯器よりは価格が高めです。 低価格帯に多いマイコン炊飯器 マイコン炊飯器とは、ヒーターが釜の底部分のみにあり、その熱が釜に伝わって炊飯する方式。 そのため、釜全体が発熱するIH炊飯器に比べると、熱の強さは弱いと言えます。 小容量の3合炊きにはまだ多くみられますが、大きい容量でのマイコン炊飯器は減少傾向にあります。 価格は5. 5合炊きで、5千円~1万円台と安価なのが魅力。 高火力が魅力的なガス炊飯器 根強いファンがいるガス炊飯器ですが、その魅力はガスならではの高火力にあります。 IH炊飯器が高火力にこだわり進化しているとおり、ガスならではの高火力は魅力的です。 また、最近のガス炊飯器にはタイマー機能や保温機能(電子ジャー)など付いたものもあり、選択肢の1つとして考えるのもよいのではないでしょうか。 【関連サイト】 マイコン炊飯器について 先述したように最近ではIH炊飯器が主流となり、マイコン炊飯器は一部のこだわりがある製品を除き、減少傾向にあります。 ひとり暮らしや価格重視の人向けになりつつあり、選択肢があまりないのが現状です。 マイコン炊飯器のおすすめ機種をあげてみましたので、選ぶ際の参考にしてみてください。
次の