新型コロナウイルスの感染拡大を受けた政府による緊急事態宣言の発令から一夜明けた8日、ゼネコン各社が現場の対応方針を相次ぎ固めた。 西松建設は同日、宣言の発令を受けて現場の中止に向けて発注者との協議に入ると発表した。 鴻池組は発注者と協議の上、工事の続行や中止を判断すると決めた。 管理部門などでの在宅勤務を一層強化する動きも出ており、東鉄工業は本社と支社に出勤する社員を2割以下にまで減らす方針を打ち出した。 工事の中止を発注者に申し入れるゼネコンが出てくる一方、「発注者からの要請がない限り工事は継続する」(大手ゼネコン)というスタンスの会社も少なくない。 感染拡大防止を目的に工事を中断した場合、追加経費などの請求を認めるかどうかは発注者によって対応が分かれる。 あるゼネコン社員は「感染拡大防止のためには官民問わず工事中止命令を出すことを検討すべきなのだろう」と胸中を明かす一方で、「職人への補償がセットでないと現実的には難しい」と課題が多いことも指摘する。 民間発注者から工事の継続を求められるケースもある。 「現場の安全を確保したくても、民間の発注者に『こんな状況だが予定通り工事を進めてほしい』といわれている」と現場の実情を明かす社もあった。 工事を中断した場合に浮上する問題として、工事再開後の職人の確保や業績への影響などがある。 ある準大手ゼネコンは「一度現場を中断した場合、再開後に職人をまた確保できるか懸念がある」と話す。 工事を中止した場合の職人への対応として、清水建設は「再開後も作業に当たってもらえるようフォローする」、佐藤工業は「あらかじめ協力会社と再開時の手配を確認した上で現場を閉所することを想定している」としている。 新型コロナの感染拡大を受け、協力会社が現場の3密(密閉・密集・密接)を警戒し、工事を辞退するケースも出ている。 協力会社からの辞退があったという準大手ゼネコンは「ほかの協力会社を確保しているので施工体制に問題は出ていないが、職人の方から現場の環境が怖いという声は聞く」という。 業績への影響は現時点ではほとんどのゼネコンが「工事を中止していないため影響は少ない」と見る。 ただ事態が長期化した場合は「民間工事を中心に発注が止まり、当初計画通りの受注高や利益を確保できなくなる恐れがある」と先行きを危惧する声もある。 現場以外の管理部門などは各社が在宅勤務などのテレワークを強化している。 三井住友建設はこれまで管理部門の5割を対象に実施していたテレワークを8割に引き上げた。 熊谷組は最低限の現場支援機能を残した上で、本店などでは原則として在宅勤務を導入している。
次のこんにちは。 天野ジャンクです。 平均程度の大学でしたが、運よく大手建設会社()に採用されて10数年が経ちました。 今日は各社の新型コロナウィルスの影響と今後について書いて行きたいと思います。 工事の影響は これは建設業に限らずですが、中国で製作している製品が納品されないという事例があるようです。 私の現場も便器がいつ納品できるか不明とのこと。 事情が事情なので、便器を付けずに一旦引き渡しで許可を得る現場も出てきているようです。 働く作業員の方々で言うと マスク不足が問題ですね。 新型コロナウィルスに関係なく工事現場は埃っぽいのでマスクは必要です。 職人さんたちは付けないか、タオルや布等で口元を覆って作業する方も出てきています。 緊急事態宣言を受けて会社の方針は 緊急事態宣言を受けて各社は足並みを揃えたのか、 ・内勤者へは原則テレワーク、難しいようなら交代で週の半分はテレワーク。 ・工事事務所勤務者は施主の要望があれば現場を止める。 そうでなければ基本的には作業員の方も生活があるので工事を進めて、職員は可能な限りテレワーク。 感染拡大を抑えるため、時差出勤などを作業員も含めて可能な限り実施する。 竣工前やどうしても止められない工事がある場を除き、原則土日は全休日とすること。 といった感じです。 他の勤務の友人や職人さんにも聞きましたがどこも同じようです。 まぁ、休業補償が出るわけでもないですし、かと言って完全に無視して何も対策をしないわけにもいかないのでこのあたりが落としどころなんでしょうか。 現場の人間がテレワークと言うのは現実的ではないですし、土曜日を稼働しての工程だったのに休みにして工期は変わらずとなると後々のしわ寄せが恐怖です。。 なんて書いていたらの社員に亡くなった方が出てそれを受けて 原則全閉所となるようですね! 工期はどうなるのでしょうか・・・。 他のもそれに倣うのか今後の動向に注目です。 しかし、急に現場がストップとなると働く職人さんが大変です!特に系。 人命はもちろん第一ですが現場の職人さんに言わせれば 生活が第一だと言っていました。 難しい決断であることは理解できます。 新入社員は 新入社員はかわいそうなことに 入社式はなしでした!そして、集合研修もなし!自宅待機か、少し面談を行ってから配属される部署に直接行くという形だそうです。 本来ならば1ヶ月程度研修をしてそれぞれの部署に配属されるはずがそれがありません。 ここで懇親会などを開いて同期で仲良くなれるはずが…。 仕方のないことですがこれはかなりの痛手だと思います。 仕事で悩んだ時や辛くなった時は同期などの横の繋がりはとても重要なので。 コロナウィルスが落ち着けば是非、懇親会や集合研修をやってあげてほしいものです。 今後の展開(給料やリストラ) 正直、ゼネコンは今のところ土曜日が全休になったことと中国製の製品が入って来にくいという点以外はさほど大きな経済的な打撃は受けておりません。 今のところ。 しかし、今後確実に影響は出てくると思います。 営業の同僚に聞きましたが、まずテレワークで営業が機能していません。 機能していないと言うのは語弊がありますが、客先に会いに行けないので話をまとめられないみたいです。 また、施主さんも今後、消費が減って見込んでいた利益が不透明になるので受注できそうだった計画も保留となってるケースもあるみたいです。 更に既に受注済の工事も規模縮小のプラン変更に動いているところもあるようです。 そうなると建設業に影響が出てくるのは1~2年といったところでしょうか? 現場が少なくなり、売り上げが落ちます。 建設業も 不況の時代に入っていくのでしょう。 各社は今こそここ数年で儲けたを解放してほしいものです。 私が入社したのは以降、はオリンピックの影響もあってご存知のように 好景気でした。 受注高はもちろん上がったのですが 注目すべきは利益率です。 私が入社した頃は各社は5%前後でしたが、今や10%に迫る勢いです。 給料も倍にしろとまでは言うつもりはありませんが、この景気が傾きかけているときに他業界に合わせて給与ダウンということしないでほしいですし、しないでも大丈夫な体力はあると思います。 最後に「リストラ」について触れますが、私はのちょっと前に入社したのですが、その時も含めて、 で人員削減、希望退職者を募ると言うのは聞いたことがありません。 誰から見ても仕事をしない、会社に不利益な有名な50歳代の社員は何人かいますが誰もクビにはなっていません。 はそれだけ体力があるのか、はたまたイメージを気にしているのかわかりません。 ただ、建設業はAIやロボットが入っていける領域が少なく、まだまだ人がやらないといけない仕事が多くあるので簡単に解雇しないのではないでしょうか。 だからと言ってこれからはわかりません。 AIやロボット、ICT技術は日進月歩です。 の社長も「終身雇用には限界がある」4と述べております。 私たち社員が今後生き残るにはこれらのICTを駆使する側でないといけないと思います。 ICTを毛嫌いしている人は必ず淘汰される時代が来ると思います。 gene1.
次のこんにちは。 天野ジャンクです。 平均程度の大学でしたが、運よく大手建設会社()に採用されて10数年が経ちました。 今日は各社の新型コロナウィルスの影響と今後について書いて行きたいと思います。 工事の影響は これは建設業に限らずですが、中国で製作している製品が納品されないという事例があるようです。 私の現場も便器がいつ納品できるか不明とのこと。 事情が事情なので、便器を付けずに一旦引き渡しで許可を得る現場も出てきているようです。 働く作業員の方々で言うと マスク不足が問題ですね。 新型コロナウィルスに関係なく工事現場は埃っぽいのでマスクは必要です。 職人さんたちは付けないか、タオルや布等で口元を覆って作業する方も出てきています。 緊急事態宣言を受けて会社の方針は 緊急事態宣言を受けて各社は足並みを揃えたのか、 ・内勤者へは原則テレワーク、難しいようなら交代で週の半分はテレワーク。 ・工事事務所勤務者は施主の要望があれば現場を止める。 そうでなければ基本的には作業員の方も生活があるので工事を進めて、職員は可能な限りテレワーク。 感染拡大を抑えるため、時差出勤などを作業員も含めて可能な限り実施する。 竣工前やどうしても止められない工事がある場を除き、原則土日は全休日とすること。 といった感じです。 他の勤務の友人や職人さんにも聞きましたがどこも同じようです。 まぁ、休業補償が出るわけでもないですし、かと言って完全に無視して何も対策をしないわけにもいかないのでこのあたりが落としどころなんでしょうか。 現場の人間がテレワークと言うのは現実的ではないですし、土曜日を稼働しての工程だったのに休みにして工期は変わらずとなると後々のしわ寄せが恐怖です。。 なんて書いていたらの社員に亡くなった方が出てそれを受けて 原則全閉所となるようですね! 工期はどうなるのでしょうか・・・。 他のもそれに倣うのか今後の動向に注目です。 しかし、急に現場がストップとなると働く職人さんが大変です!特に系。 人命はもちろん第一ですが現場の職人さんに言わせれば 生活が第一だと言っていました。 難しい決断であることは理解できます。 新入社員は 新入社員はかわいそうなことに 入社式はなしでした!そして、集合研修もなし!自宅待機か、少し面談を行ってから配属される部署に直接行くという形だそうです。 本来ならば1ヶ月程度研修をしてそれぞれの部署に配属されるはずがそれがありません。 ここで懇親会などを開いて同期で仲良くなれるはずが…。 仕方のないことですがこれはかなりの痛手だと思います。 仕事で悩んだ時や辛くなった時は同期などの横の繋がりはとても重要なので。 コロナウィルスが落ち着けば是非、懇親会や集合研修をやってあげてほしいものです。 今後の展開(給料やリストラ) 正直、ゼネコンは今のところ土曜日が全休になったことと中国製の製品が入って来にくいという点以外はさほど大きな経済的な打撃は受けておりません。 今のところ。 しかし、今後確実に影響は出てくると思います。 営業の同僚に聞きましたが、まずテレワークで営業が機能していません。 機能していないと言うのは語弊がありますが、客先に会いに行けないので話をまとめられないみたいです。 また、施主さんも今後、消費が減って見込んでいた利益が不透明になるので受注できそうだった計画も保留となってるケースもあるみたいです。 更に既に受注済の工事も規模縮小のプラン変更に動いているところもあるようです。 そうなると建設業に影響が出てくるのは1~2年といったところでしょうか? 現場が少なくなり、売り上げが落ちます。 建設業も 不況の時代に入っていくのでしょう。 各社は今こそここ数年で儲けたを解放してほしいものです。 私が入社したのは以降、はオリンピックの影響もあってご存知のように 好景気でした。 受注高はもちろん上がったのですが 注目すべきは利益率です。 私が入社した頃は各社は5%前後でしたが、今や10%に迫る勢いです。 給料も倍にしろとまでは言うつもりはありませんが、この景気が傾きかけているときに他業界に合わせて給与ダウンということしないでほしいですし、しないでも大丈夫な体力はあると思います。 最後に「リストラ」について触れますが、私はのちょっと前に入社したのですが、その時も含めて、 で人員削減、希望退職者を募ると言うのは聞いたことがありません。 誰から見ても仕事をしない、会社に不利益な有名な50歳代の社員は何人かいますが誰もクビにはなっていません。 はそれだけ体力があるのか、はたまたイメージを気にしているのかわかりません。 ただ、建設業はAIやロボットが入っていける領域が少なく、まだまだ人がやらないといけない仕事が多くあるので簡単に解雇しないのではないでしょうか。 だからと言ってこれからはわかりません。 AIやロボット、ICT技術は日進月歩です。 の社長も「終身雇用には限界がある」4と述べております。 私たち社員が今後生き残るにはこれらのICTを駆使する側でないといけないと思います。 ICTを毛嫌いしている人は必ず淘汰される時代が来ると思います。 gene1.
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